第28話
あれから、僕は
楽しいって何か考えていた。
ウサギ「ふぅ~~ん、、、、」
色々考えてた。
ウサギ「彼が言っている事、、、答えは何だろう。」
僕は、考えながらふと教室の中を見渡す。
僕の席よりも少し離れた所に、茶髪で制服のシャツは出して
ズボンのポケットからアクセサリーがチョロッと見え、
その彼は凄く他の人とも相性がいいのか
凄くしゃべっている。
ウサギ「キツネ君か、、、。」
キツネ君、彼はかれこれ二か月前ほどに転校してきた奴。
僕はそんな転校生の名前以外何も知らない。
他の皆は全部知ってるんだろうな、、、。
そう思って自分を責める。
ウサギ(てか、彼には二日前に何かあったようだけど。)
二日前、僕は一人で静かな図書館に身を寄せていた。
そして授業前で教室に行こうと廊下に出ると何か騒がしかった。
そこら中に聞こえてくる話声。
「キツネ君と接点がある人なんかな?」
「キツネ君のお父さん?」と。
その後に僕はこっそり教室の窓から見ていた。
お父さんよりも若い気がして、お兄さんだと理解した。
そこから、みんなキツネ君にもっと興味深々になって
「キツネ君って兄弟居るんだね!!」とか
「キツネ君のお兄さんって何の食べ物食べるの?」
とか聞いてて、もっと僕は居ずらくなった。
なんなんだろ、この感情。
そう思い、嫌になってきてトイレに行こうとした。
すると、
ドンっと何かとぶつかった。
男子1「あ、わりぃww」
ああ。僕を馬鹿にする彼だ。
僕は悲しくて悔しくて、涙が出そうだった。
もう、限界だ。
すると、、、、、
キツネ「大丈夫かよ。お前。」
そう言って手を差し伸ばしたのは、
キツネだった。
ウサギ「なんなんだよ。僕は平気なのに。なぜ助ける?」
キツネ「だって、そうじゃないと、、、、
そういうとキツネは、僕を立たせた後、
去っていった。
ウサギ(なんなんだよあいつ。普段は助けないくせに。
調子乗って。紳士気どりかよww)
そう思う。
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