朝起きると真っ白な空間にいた。
周りを見渡しても何も無い。あるのはベットだけだった。
『あ、起きたんだね』
すると突然俺に話しかけてくる声がした。
その方向を見るとそこには白いワンピースを着た男がいた。
「誰だお前、てか男でワンピース着てんのかよ…」
『そんなことはどうでもいいよ!!//』
「とにかく、僕達はここから出なきゃ行けないんだ」
ベットの上を見ると10枚の紙があった。
「その紙に書かれたお題をやらないと
ここから出られないらしいんだ…」
「なんなんだこのふざけた部屋は……さっさと出るぞ!!」
そう言って俺は扉に手をかけるが開かなかった。
「嘘だろ!?おい!開けって!」
『無駄だよ、、しなきゃでられないんだ』
「何をするんだよ」
「えっとねぇ〜……まず1つ目!!キスをしてください」
………….ん?
「いや待てどういうことだ?」
『だからぁ〜キスをするんだよ~!』「ふざっけんな!!!」
『まあまあ落ち着いて!!』「落ち着けるか!!!」
『じゃあ仕方ないから2つ目のお題にいこうか』
2つ目は……
「膝枕して耳かきをしてください」
……ん?
「いや待ておかしいだろ!?
なんでカップルがするようなやつやらなきゃいけないんだよ、!?」
『いいじゃん別に減るもんじゃないし?』
「うるせぇ黙れクソ野郎」
『仕方が無い、飛ばして3つ目行くよー!』
3つ目は……
「手を握って寝てください」
……………….ん?
「いや無理だってこんなの、付き合ってないし!?しかもホモだぞ!?」『大丈夫!!これは寝るだけだから!!早くやってよぉ〜』
「わかったよ……」
そして俺は手を繋いだ。
『ありがとう♡じゃあそのまま寝るだけだからね☆』
…….なんか変な雰囲気になってないかこれ?
そして俺は目を閉じた。するとだんだん眠気が襲ってきた。
そして意識を失った…
…『4つ目!! 4つ目のお題は……ハグ!」
ん?今なんて言ったこいつ?
『ハグですよ!ハグ!!ぎゅうぅぅぅって抱きしめ合う!!』
はぁ?まじで意味わかんねえんだけど??
『ほら早くやるよ!//』「ちょっまっt」
こうして俺は無理やり抱き締められた。
『まだあるよぉ、、』
5つ目は…
『ディープキスだって…。』
「ちょっと待ってくれ!!
それはないだろ!? 普通恋人同士がやるようなことじゃないのか!?」『まあいいじゃんもう、ほら早くやるよ?』
そう言うとこいつは俺の顔を掴み自分の顔を寄せてきた。
「やめr」
そして強引に唇を重ねられてしまった。
『じゃあ次いくよ……』
6つ目は……
「お互い好きなところを褒め合おう」
……ん?
『お互いをよく知らないのにどうやってやるのぉ、?』
「確かにそうだな、とりあえず自己紹介でもするか」
『うん♪』
「俺は無音 優だ。高3だ」
『僕は黒翼 椀だよ〜!中2の14歳です!』
「よし、じゃあ早速始めようぜ」『そうだね!』
「じゃあまずはお前からだな、お前の良いところを教えてくれ」
『えっとね〜……僕には優しい所とかかな?』
「そうか、ありがとな」
『次は僕の番だよね〜!』「ああ、頼む」
『僕はねぇ〜……笑顔が好きかも!』
「へぇ〜そうなのか、他には?」
『あと、?あとは…ない!』「おい待て」『えへへ笑』
「まあ良いや、じゃあそろそろ時間もないし次のお題に行こうか」
『うん!』
7つ目
「お風呂に入って背中を流してあげましょう」
「…お風呂なんてないよな?」『あるよ〜?』
「まじか……」『さっきの紙に書いてあったでしょ?』
「まあそうだな、じゃあ入ろうk」『ダメだよぉ!?』
「なんでだよ!?」『優くんってノリいいよね〜』
「まあな、じゃあ入るか?」『入らないよ!?』
「まあそんなことは置いといてさっさと終わらせるぞ」
『うん!』
8つ目
「お互いに愛してると伝え合いましょう」
「愛してるなんて言えるわけないだろ!?」
『言っちゃえば楽になるよ〜?』「いや絶対言わないからな!!」
9つ目
「お腹をさすりながら『お兄ちゃん大好き♡』と言ってください」
「いや無理だって!!」『頑張ってよ〜!!』
「わかったよ……」
「おにぃぢゃんだいずき……(小声)」
『えっ!?』
「これで満足か?」『……..///』
「おいどうしたんだよ」『なんでもないよ!!』
10つ目
「10分間キスをし続けてください」
「いやいやいやいやいやいや!!何言ってんだよ!?」
『まあまあまあまあ……』「いやいやいやいやいやいや!!」
「ないだろこれは!?カップルでも知り合いでもないだろ!?」
『無理だぁ…』
『お題…飛ばす?』
「そうだな、」
お題を飛ばしたが…何か起こると思えば紙が沢山落ちてくる。
多分90枚ある。
[ざんねーん☆まだまだあるよ〜☆
ちなみに全部しなきゃ開かないからね〜?]
「ふざけんなクソ野郎……」
『仕方がないから続けるしかないね……』「そうだな、」
11つ目
「お互いに好きなことを言い合ってください」
「これ前と同じだよな?」『うん……』
12つ目
「お互いの恥ずかしい秘密を言い合おう!」
「もう嫌な予感しかしねえわ」『僕も同じこと思ってたよ』
13つ目
「相手に自分の性癖を伝えよう」
「俺の場合ってなんだ?変態プレイでもしろっていうのか?」
『うぅん……』
14つ目
「お互いのことを名前で呼び合いましょう」
「まあこれは普通だな」『そうだね!』
15つ目
「相手の良いところを褒め合いましょう」
「また似たような内容だな」『まあいいんじゃない?』
16つ目
「お互いの好きなところを10個以上挙げて下さい」
「これも前やったやつか……」『そうだねぇ……』
17つ目「相手の好きなところを5個以上挙げなさい」
18つ目「お互いの嫌いなところを言い合おう」
19つ目「相手を褒め殺せ」
20つ目「瓶に入ったピンクの液体を飲んでください。」
21つ目「お互いの体に落書きをし合いましょう」
22つ目「30秒間ハグをして下さい」
23つ目「相手の体を舐め回して下さい」
24つ目「お互いの服を脱がせて下さい」
25つ目「パンツを交換して履いて下さい」
26つ目「お互いに愛の告白をしてください」
27つ目「愛していると伝え合いましょう」
28つ目「耳元で甘い言葉を囁き合いましょう」
29つ目「相手に嘘をつけなくなるまで質問攻めにしてあげましょう」
30つ目「お互いを罵倒しあってください」
31つ目…
「まだあんの!?」「みたいだねぇ……」
32つ目「キスをしながら相手の頭を撫でてあげましょう」
33つ目「乳首に絆創膏を張ってあげましょう」
34つ目「相手に罵声を浴びせましょう」
35つ目
「全部スルーしたが…結局これ全部しなきゃ行けないんだよな?」
『そうだね……』
「まあしょうがない、やるぞ……」
結局服を脱いでお題をこなした。
だがまだまだある。俺らは息が上がっていた。
『優くん大丈夫?』「ああ、なんとか……」
36つ目「1時間お互いを抱きしめ合いましょう」
37つ目「お互いの好きなところを10個以上言い合いましょう」
38つ目「お互いの体でどこが好きかを言い合いましょう」
39つ目「お互いの好きなところを3つずつ言い合いましょう」
40つ目「お互いを縛ってあげましょう」
41つ目…… 42つ目…… 43つ目…… 44つ目…… 45つ目…… 46つ目…… 47つ目…… 48つ目…… 49つ目…… 50つ目…… 51つ目…… 52つ目…… 53つ目…… 54つ目…… 55つ目…… 56つ目…… 57つ目…… 58つ目…… 59つ目……60つ目…… 61つ目…… 62つ目…… 63つ目…… 64つ目…… 65つ目…… 66つ目…… 67つ目…… 68つ目…… 69つ目…… 70つ目……
『ようやく70だぁ…っ』「はぁ、っ、ぁ、っ」
俺は今疲れ切っている。
もう動けないぐらいには体力が尽きているだろう。
『あと少しだから頑張ろうね!』「そうだな……」
そして最後の紙を取るとそこにはこう書いてあった。
「100分間ディープキスをし続けて下さい」
『……///』「……やるか」
「んんっ、ちゅる、ぢゅぱ、くちゅ、れる、れろ、ぴちゃ」
『じゅぷ、んむぅ、ぢゅる、ぬりゅ』
俺達はもう既に限界を超えているのにも関わらずまだ続けた。
100分後……やっと終わった。
長かったような短かかったような感覚だったな……。
椀はやりたそうにこちらを見てくる。
『次は僕がする番だよ?』「わかったよ……」
『じゃあ行くね?』「おう」
そして俺達は唇を重ねた……
こうして2人の夜は更けていったのであった……
〜おまけ〜
『ねぇ優くん』「なんだ?」
『あのさ…、付き合ってください…』
『って言ったらどうする?』「断る」
『えぇ……なんで?いいじゃん別に……』
「お前と付き合いたいなんて思わないから」『そっか……』
「おい、勝手に落ち込むんじゃねえ」『だってぇ……』
「ったく……しょうがねぇなぁ…」
『とか言って嬉しいくせに〜』「うぜえ!」
『でもそんなツンデレさんも好きだよ♡』「黙れクソビッチが」
『酷ぉい!せっかく告白したのにぃ!』「はいはい」
『全く優くんは素直じゃないんだから……』「うるさい」
………………
『ふわぁ……眠たくなってきたし寝ようかな……おやすみなさい……』
「おう」(まあ今日くらい一緒に寝てやってもいいか……)
「……って待て待て」
「こいつ普通に布団に入って来ようとしたぞ……」
「まじで勘弁してくれ……」
「こんなの誰かに見られたらまずいだろ……」
「ほんとにこいつは……」「はぁ……」
「……仕方ねぇ」「ほら」「腕枕してやる」
「これで我慢しろ」
『やったー!!』
「抱きつくな」『いいでしょ?』「ダメだ」
『ぶぅ……』「……」『……』「……」『zZZ』
「……って寝るの早すぎないか?」
「俺まだ全然眠れてないんだけど……」
「まあいいか……」「……おやすみ」
……………… 終わりあとがき
最後まで読んでいただきありがとうございます。
感想、評価等いただけると幸いです。
今回は年上ツンデレと年下しょたで
〇〇しないと出られない部屋でした。
これからどんどん投稿 増やしていく予定なのでよろしくお願いします。
コメント
7件
蓮…(ᐡ o̴̶̷̥᷄ ̫ o̴̶̷̥᷅ ᐡ) ついに投稿したんやな…( •̥ ˍ •̥ )