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〜街 中心街〜エース「やっと見つけた!」
デュース「アン!」
杏「ッ…」(少し痛い…)
グリム「!ふな〜!!💢」(エースとデュースの腕に引っ掻いた)
エース、デュース「⁈」(杏の左腕から手を離した)
杏(右手で左腕を掴み、支えた)「ッ…。ありがとう、グリム」
グリム「おう!でも…。こいつらどうするんだゾ?」
リドル「監督生!」(アンの探索チームが駆け寄って来た)
杏「そうだね。恐らく、学園にいる何人かもこっちに来る…」
グリム「ふな〜、やばいんだゾ〜」
杏「!…グリム。私がもしもの時を言った事、覚えてる?」
グリム「ふな?…あ!あれなんだゾ!」
杏「それで行こう」
グリム「おう!」
マレウス「人の子、一緒に帰ろう(手を杏に差し伸べたが、杏に振り払われた)⁈」
セベク「ッ!貴様!!」
シルバー「落ち着け!」(セベクを抑えてる)
杏「…W!エール!」
皆「?」
杏「レディ…ゴー!!」(杏とグリムは二手に分かれていきなり走り始めた)
皆「⁈」
トレイ「な、なんだ⁈」
ケイト「なんか監督生ちゃんが叫んだ後、走り出しちゃたよ⁈」
レオナ「チッ、追いかけるぞ!」
リドル「はい!マレウス先輩達とルーク先輩達はグリムを。僕達とレオナ先輩は監督生を追いかけます!」
アンの探索チームも二手に分かれた
〜街 南〜
杏「ハァ、ハァ…(オルトからのメール見た)やっぱり…。まぁ、グリムも分かってると思うし、大丈夫か。とりあえず行かないと…」(また走り出した)
〜街 北〜
アズール「リドルさん!」
リドル「アズール!ハァ、ハァ…」
ジェイド「大丈夫ですか?」
フロイド「金魚ちゃん、めっちゃハァ、ハァしてるじゃん」
ラギー「一体どうしたんスか?」
レオナ「草食動物が逃げやがった!」
皆「⁈」
ジャック「今二手に分かれて探してます」
ヴィル「!…状況は分かったわ。アタシ達も二手に分かれましょう」
聞き込みチームはオクタ、ヴィル、エペル。ラギー、スカラ、イデア、リリアと分かれて行動を開始した
〜街 東〜
グリム「ハァ、ハァ…。ふな〜、なんで俺様はアイツらが相手なんだゾ…。でも、俺様は負けないんだゾ〜!」(また走り出した)
ルーク(追いかける足を徐々に止めた)「…」(考え始めた)
トレイ「ルーク⁈どうした?速く追いかけないと!」
ルーク「すまない、少し考え事を」
マレウス「ハント。何を考えてるんだ?」
ルーク「トリックスターの発言の事だ」
ケイト「確かWとエールだっけ?よく分からないけど…。それってなんかあるの?」
ルーク「きっと何かあるんだと思う…」
シルバー「でも、追いかけないと…」
セベク「しかし、若様から離れる訳には…」
トレイ「んじゃ、俺とケイト、シルバーでグリムを追いかけよう。もし分かったら教えてくれ」
ルーク「ウィ」
トレイ、ケイト、シルバーはグリムを追いかけ始めた
〜街 南〜
ジャック(匂いを嗅いだ)「監督生の匂いがする」
レオナ「近くにいるかもしれねぇ。探すぞ!」
ジャック「うっす!」
アズール「…」(考えてる)
リドル「どうしたんだい?」
アズール「リドルさんから教えてもらった監督生さんの発言です」
エース「ああ、Wとエールって言葉っすか?それ全っ然意味分かんないんですよね〜」
デュース「俺もよく分からなかったです」
アズール「…何か引っかかるんです。その監督生さんの発言が…」
リドル「…エース、デュース。レオナ先輩達と一緒に監督生を追ってくれ。後から追う」
エース、デュース「はい、寮長!」(行った)
アズール「…W…エール…」
ルーク、アズール「…分かった!!」(ルークは別の場所で同じ事を言った)
アズール「監督生さんは街の西側にいます!」
リドル「⁈どうして分かったんだい?」
アズール「監督生さんの発言のWです。Wは恐らくウェストの頭文字、つまり西の事です」
リドル「んじゃあ、エールは?」
アズール「走りながら説明します。リドルさんはまず皆さんに連絡を」
リドル「う、うん!」(メールで皆に連絡した)
アズール「行きましょう!」
リドル「ああ!」
アズールとリドルは走り始めた
〜街 中心街〜
ルークとマレウス、セベクも走りながらルークの説明を聞いていた
マレウス「なるほど。Wはそう言う事か」
セベク「しかし、エールは?」
ルーク「これは私の記憶が正しければだけど、恐らく翼の事なんだ。とある国では翼をエールと言うらしい」
セベク「だとして何故、翼なんだ…?」
マレウス「…!まさか空へ逃げる気か⁈」
セベク「⁈」
ルーク「…その可能性があるね。きっと空へ逃げる手段が街の西側にあるのだろう。なんとしても先回りしたいね…」
セベク「しかし、監督生は飛べないはず。グリムだけでは飛べないんじゃ…」
マレウス「しかし、人の子は出来るからこそ、そこを選んだかもしれない」
〜街 西〜
杏「グリム、大丈夫かなぁ…」
グリム「子分〜!」(杏に駆け寄った)
杏「グリム!無事で良かった。急いで行こう!」
グリム「おう!」(杏とグリムはとあるお店に行った)
〜箒のお店〜
箒の定員「いらっしゃいませ!どのような箒がいいですか?」
杏「1人分乗れる箒ください!」
箒の定員「はいよ〜(出した)これでどうだい?」
杏「はい!(お金を置いて箒を持った)ありがとうございました!!」(そのまま走っていた)
グリム「あ、ありがとうなんだゾ!」(杏を追いかけた)
箒の定員「お、おう」
〜街 西〜
杏「よし、これで、」
皆「いた〜!」
グリム「ふな⁈なんでここにいるんだゾ⁈」
杏「あれがバレたか」
グリム「ふな⁈どうするんだゾ⁈」
杏「大丈夫!これもあるし(右手のグローブを見せた)グリム!(箒を跨いだ)お願い!」
グリム「おう!(杏の腕の間に入り、箒を跨いだ)行くんだゾ!」
杏「ええ!」
杏とグリムは箒に乗って空を飛んだ
皆「え、え〜⁈」
エース「マジで⁈」
デュース「でも、どうやって」
リドル「恐らく監督生のグローブに何かあるのだろう」
ケイト「まず捕まえないと⁈」
トレイ「でも、どうするんだ?箒をどこで、」
ルーク「あそこじゃないかい?」(箒のお店を指差した)
皆「!」
〜街 上空〜
杏「…」
{杏の回想}
杏とグリムがトルネードポテトを食べた後
〜海〜
杏「グリム。多分だけど、私達が街にいる事がバレると思う」
グリム「ふな⁈なんでなんだゾ⁈」
杏「…きっと察しがいい人はここに来ると思う。だから、その対策をしよう」
グリム「ふな?対策?」
杏「そう!合言葉で対策しよ!」
グリム「合言葉?どんなのするんだゾ?」
杏「えっと…とりあえず街を探索しながら考えよう」
ペンダントを買った数時間後
〜街 西〜
グリム「ここら辺はなんかつまんなそうなんだゾ」
杏「ここは便利な道具が売ってあるんだね。あ!」(箒のお店を見つけた)
グリム「ふな?どうしたんだゾ?」
杏「合言葉、思い付いた!グリム、ちょっと」(グリムを少し引っ張って路地裏へ)
〜街 路地裏〜
グリム「子分。合言葉どんなのなんだゾ?」
杏「合言葉はWとエールよ」
グリム「Wとエール?なんでなんだゾ?」
杏「Wはウェストの頭文字。ウェストは西。つまり場所はさっき行った街の所よ」
グリム「ほ〜。んで、エールはなんなんだゾ?」
杏「エールは普通声援よ。でも、今回は翼と言う意味よ」
グリム「ふな?どういう事なんだゾ?」
杏「私の世界ではね、同じ言葉でも違う意味の言葉があるの。そして、翼にした理由は空へ逃げるというカモフラージュ的なものよ」
グリム「西…空…ふな!もしかして箒で逃げるって事か?」
杏「正解!もし彼らが来て私がWとエールって叫んだら一斉に二手に分かれて。そして合言葉が合流地点よ」
グリム「分かったんだゾ!」
{回想終了}
グリム「子分?」
杏「え?」
グリム「ボーッとして、どうしたんだゾ?」
杏「ううん、なんでもない。大丈夫よ」
グリム「そっか。…!子分!後ろ!」
杏「?(後ろを見た)嘘⁈グリム!逃げるよ!」
グリム「おう!」(逃走開始した)
後ろを見たらハーツ、サバナ、スカラが箒に乗って追いかけて来た
エース「アン!待てぇ!」
デュース「アン!止まれぇ!」
グリム「誰が聞くんだゾ!」
杏「オクタとイグニは分かるけど、なんでポムとディアがいないの…?…まさか⁈」(下を見た)
〜街 中心街〜
ヴィル「追いかけっこ、始めたわね」
ルーク「ウィ。けど、私は自分の手で捕まえたかった…」
アズール「さて、僕達も行動を開始しましょう」
ジェイド「ええ」
フロイド「アハァ。面白そうじゃ〜ん。やっちゃおう〜」(杏とグリムにウォーターショットを打ち始めた)
〜街 上空〜
グリム(下を少し見た)「ふな⁈水⁈」
杏(右手のグローブでウォーターショットを吸収した)「グリムは逃げる事だけ考えて!私は魔法を吸収して彼らの動きを止める!」
グリム「!分かったんだゾ!」
杏とグリムは役割をし始めた
ラギー「はぁ⁈今の何スか⁈監督生くんのあの行動!」
レオナ「⁈あのグローブが魔法を吸収してやがるんだ」
ジャック「監督生、いつのまに…」
杏「風よ!お願い!」(杏とグリムには追い風を、箒組には向かい風をやった)
カリム「急に向かい風が⁈」
ジャミル「ッ!監督生の仕業か…!」
杏「グリム、今のうちよ!」
グリム「おう!」(追い風を使って逃げた)
トレイ「ッ!ドゥードゥル・スート!」(向かい風を追い風に変えた)
ケイト「これで追いかけられる!」
グリム「ふな⁈変えられたんだゾ!」
杏「大丈夫!落ち着いて、グリム!このまま逃げるの!」
グリム「!子分、水!」(下からウォーターショットが来た)
杏「オッケー!」(右手のグローブで魔法を吸収した)
〜街 中心街〜
エペル「中々手こずらないですね」
イデア「…仕方ない。連続攻撃を始めないと…」(生身の体)
リリア「そうじゃな」
マレウス「では、始めよう」
ウォーターショットの連続攻撃を開始した
〜街 上空〜
グリム「ふな⁈めっちゃ撃って来たんだゾ⁈」
杏「グリム、落ち着いて!魔法は私に任せて!」
グリム「お、おう!」
杏(右手のグローブで魔法を吸収した)「いっけ〜!!」(箒組には強い向かい風、陸組には小雨、自分達には追い風をした)
レオナ「チッ!どんだけ魔法を溜め込んでんだ。あの草食動物!」
杏「ッ…」(多分もうすぐ魔法石の魔力量が切れるな…)
グリム「子分!」
杏「え?(ウォーターショットが箒に少し当たった)きゃっ⁈」
グリム「ふなっ⁈」
杏「ッ…あ(ぶつかった拍子にポケットから買ったペンダントを落とした)ペンダント!」(飛び降りるようにペンダントを取りに行った)
グリム「ふな⁈子分!!」
皆「⁈」
〜街 中心街〜
シルバー「監督生!」
セベク「何をしてるんだ、アイツは⁈」
マレウス「ッ!」(助けに行った)
リリア「マレウス⁈」
〜街 上空〜
杏(空中でペンダントをキャッチ)「よかっ、た…。(ゆっくり目を閉じた後、誰かに支えられ助けられた)…ん?」(目を開けた)
エース、デュース「アン!!」(杏を助けてくれた)
杏「…トラッポラ、くん…スペード、くん…」
エース「ったく、なに無茶してんだよ、お前!」
デュース「無事で良かった…」
杏「…ご、ごめん…。ありが、とう…」
マレウス「人の子!」(駆けつけた)
杏「…ドラコニア、先輩…」
グリム「子分!」(同じく駆けつけた)
杏「グリム…」
グリム「大丈夫なんだゾ?」
杏「うん。ごめんね、グリム。協力してくれたのに…」
グリム「…いいんだゾ。気にしなくていいんだゾ。子分は悪くないんだゾ」
杏「…そっ、かぁ…」(寝た)
エース「え、嘘でしょ?」
デュース「寝た…」
マレウス「その状態は辛いだろう。人の子はこちらで保護する」
エース「あ、はい」
デュース「お願いします」
エースとデュースは杏をマレウスに任せた
マレウス(杏をお姫様抱っこした)「人の子…」(ゆっくり街の中心街に降りた)
〜街 中心街〜
セベク「若様!」
マレウス「シー🤫人の子は寝てるから静かに」
リリア「まさかあれで寝るとは。クフフ、人の子は余程肝が据わっているな」
グリム「お前ら!子分に変な事するんじゃねぇんだゾ!」
アズール「何もしませんよ」
ジェイド「ただお話がしたいだけです。なので、一緒にオンボロ寮に帰ります」
フロイド「もちろんアザラシちゃんも〜」(グリムをぎゅーとして抱っこした)
グリム「ふな⁈」
皆、帰路を歩き始めた
〜校門〜
ルーク「そう言えば、あの言葉はトリックスターが考えたのかい?」
グリム「ふな?ああ、そうなんだゾ。子分はお前らが来る事を予測してたんだゾ」
ヴィル「本当読めない子ジャガね」
皆、歩いてオンボロ寮に着いた
〜オンボロ寮 玄関〜
グリム「ただいまなんだゾ」
ゴーストA「グリ坊、おかえり!」
ゴーストB「アン坊は?ん?(寝てる杏をお姫様抱っこしてるマレウスを見た)…まさか、アン坊に何かしたのかい?💢」(少し怒り気味)
ゴーストC「オル坊!」
オルト「はーい」(杏をマレウスから奪った)
マレウス「⁈」
オルト「まさかアンさんに何かしたの?💢」(同じく怒り気味)
エース「ちょっ、違うって!」
デュース「グリム!誤解を解いてくれ!」
グリム「ふん!」(プイッと無視した)
ケイト「嘘でしょ⁈」
トレイ「あははは💧どうしようか…」
杏「…ん、なんの騒ぎ?」(起きた)
オルト「アンさん!良かった。大丈夫?何もなかった?」
杏「え?うーん。街を探索して見つかったから箒で逃げて、私は色々あって箒から落ちたけど、彼らに助けられたよ」
オルト「気絶させられたんじゃないの?」
杏「え?違うよ。安心して寝ちゃったの。まさか寝るとは自分も思ってなかったけどね。あははは!」
リドル「と、とりあえず誤解は解けたかい?」
オルト「…うん。アンさんから嘘ついてる反応しなかったからね」(杏を下ろした)
グリム「でも、子分を箒から落としたのはこいつらのせいでもあるんだゾ!」
ラギー「ちょっ、それは、」
オルト「へぇ?詳しく聞かせてよ。皆さん💢」
皆「💦」(オルトが珍しく怒っていてびびっている)
杏「オルト(オルトの肩を触った)ちゃんと説明するから落ち着いて。ゴーストさん達もお願い」
ゴーストA「…分かったよ、アン坊」
オルト「…分かったよ。アンさん」
杏「ありがとう」
〜オンボロ寮 談話室〜
杏「え⁈先生達⁈」
クロウリー「おかえりなさい、監督生さん。街は楽しめました、か…(杏の後ろにいるツイステメインキャラ達を見た)…もしかして、ダメでしたか?」
杏「ふふっ、いえ、セーフですよ。先生達は私達を頑なに内緒にしてくれたじゃないですか。その分の時間はちゃんと街もお祭りも楽しめましたよ」
クロウリー「それはよかった」
杏「まぁ、最後は後ろの方々に追いかけられましたけど」
皆(ビクッと反応した)
クルーウェル「そうか」
トレイン「せっかくだから、座りながら今日の事を話してくれないかい?」
杏「はい!」
皆、席に座り、杏は今日の事を話した。お店の事やお祭りの事、追いかけっこの事を話した。
クルーウェル「楽しめたようで何より。ただ、bad girl!ペンダントが大切なのは分かるが、危ない事をするな!」
杏「はい、すいません…」
グリム「でも、攻撃しなかったら子分はそんな事しなかったんだゾ」
杏「グリム💧」
ゴーストA「さぁ、ご馳走を用意したよ。皆で食べよう」
杏「そうだね。食べよう」
皆、ご馳走を食べ始めた
エース「…(杏の席の隣に座った)ご馳走、食べ終わったら話せよ?お前の行動理由」
デュース「そうだぞ。(反対側の杏の席の隣に座った)マブなんだから悩みを聞かせてくれ」
杏「…分かったよ。トラッポラくん、スペードくん」
エース「その呼び方!なんで名前じゃねぇの?」
グリム「それはお前らが悪いんだゾ」(杏の膝の上に座った)
デュース「そ、それは…」
杏「グリム?もうそれは辞めなさい。それに私はもう怒ってないよ。ただ…」
エース、デュース「ただ?」
杏「…なんか私の行動理由を言わないと正直区切りが悪い気がして…」
リリア「律儀じゃのう」(逆さま)
エース、デュース「わ⁈」
杏「…ヴァンルージュ先輩」
リリア「なんじゃ、驚かないのか」
杏「…本当なんででしょう。普通驚くのに」
グリム「子分。話さなくていいんじゃねぇか?多分こいつら子分の事情、知ってるゾ」
杏「え?」
ラギー「勘、強いッスね〜、グリムくん」
グリム「俺様はただ見抜いただけなんだゾ」
杏「どういう事?」
グリム「子分。今どんな気持ちなんだゾ?」
杏「え?うーん、そうだね。気持ち的、不安かな。どう話せばいいのかとかかな」
グリム「やっぱり。子分はこいつらを見抜いていなかったんだゾ」
杏「え?…あ!グリム、そういう事ね」
ジャック「なんの話をしてんだ?」
杏「グリムは気持ちが不安定の私の代わりに皆さんを見て私の行動理由を知っている人を見つけたのね」
グリム「子分を見習ったんだゾ」
ラギー「…バレちゃ仕方ないッスね。監督生くん、俺たちが見つけた君の行動理由の推測、言って良いスか?」
杏「…はい。いいですよ」
ラギー「君の行動理由は俺達と一緒にいたいけど、やっぱり自分の家族や友達が心配。そして急に自分の意思関係なく元の世界に帰ってしまうかもしれない。だから、愛される主人公より嫌われる悪役が監督生くんにとっては都合が良かった。そうッスよね?」
杏「…はい、全部合ってます。私、怖かったんです。皆と一緒にいたい。でも、正直家族に会いたい。それに私はこの世界の異端者、急に元の世界戻るかもだし…。だから、ロゼッタのあの行動は都合が良かったんです。彼女は私を悪役に仕立てると予感したんです。なら私は逆に利用させてもらうと考えた。だって愛し愛されて別れが辛いなら、どん底まで嫌われて別れた方が楽でしょ?だから、そうしたんです」
エース「だから俺達がアンを被害者だと分かった後、俺達を極端に避けた…」
杏「うん…」
グリム「エースとデュースは特に最低だったゾ。子分の痛い所を掴みやがって💢子分は凄く痛かったんだゾ!」
皆(エース、デュース以外)「え?」
杏「グリム、大袈裟よ」
エース「まさか…」
デュース「もしかして…」
オルト「あ、そう言えばアンさんが最初に火傷した傷って…」
杏「え?ああ、左腕よ(包帯を外し、左腕の火傷を見せた)これが証拠」(新しい包帯で結び直した)
デュース「ご、ごめん」
エース「すまん!俺は2回も強く掴んでしまって…」
杏「大丈夫よ。だって、なんとしても私に謝りたかった。でしょ?」
エース「ああ…」
杏「なら怪我の事は一瞬頭から離れてしまい、慌てて掴んじゃうと思う。だから、ローズハート先輩。落ち着いてください」
リドル「!…ああ…💢」(ガチギレ寸前)
アズール「監督生さん、少しいいですか?」
杏「はい、なんでしょう?」
アズール「貴女は自分自身と僕達に罪を背負う気だったんですね?」
皆(オクタ以外)「⁈」
杏「ッ!…何故その事を?」
アズール「グレイさんが教えてくれました」
{アズールの回想}
〜オクタヴィネル 談話室〜
アズール、ジェイド、フロイド(情報整理でオンボロ寮へ向かおうとしてた)
グレイ「あの!」
アズール(足を止めた)「どうしました?」
ジェイド、フロイド「?」(同じく足を止めた)
グレイ「監督生は恐らく自分自身と先輩達に罪を背負う気だと思うんです!」
ジェイド、フロイド「⁈」
アズール「どういう事ですか?」
グレイ「監督生が言っていたんです。許しが欲しい訳じゃない。心の傷を背負って先輩達を避けるって」
ジェイド「そうでしたか。でも、どう聞こえても僕達にしか罪を背負うって感じにしか聞こえません」
グレイ「…そう聞こえるのも無理ありません。でも!今監督生は先輩達を避けてる。それは悪役にされた監督生のちょっとした仕返しではないでしょうか?」
フロイド「だから〜?」
グレイ「ッ、だから、許しが欲しい訳じゃないは先輩達の罪の象徴みたいなもの。心の傷は先輩達に悪役にされた事ではなく、監督生が先輩達を突き離す事なんだと俺は思います。最後にこう言ってました。これが私なりの悪役って…」
アズール「…分かりました。教えていただきありがとうございます」
{回想終了}
杏「あー、バレたか。…そうです。罪と言っても犯罪じゃない。けど、お互い人の心を傷つけた。だから、私は皆さんを避けた。お互い様になる為にも…」
ジャミル「それがもう一つの理由…」
杏「…はい。仕方ない。グレイには口封じしてないからなぁ」
カリム「…なぁ、どこがお互い罪なんだ?」
皆「え?」
ヴィル「ハァ…カリム。アンタ、話聞いてた?」
カリム「ちゃんと聞いたさ!けど、俺にとっては疑問があるんだ」
エペル「疑問?」
ルーク「それはなんだい?カリムくん」
カリム「だって監督生は俺達に悪役にされて傷付いたか?」(言った瞬間にバッと一斉に杏を見た)
杏「!…正直傷ついてないかも」
グリム「ふな⁈子分⁈」
杏「…確かに悲しかったよ、苦しかったよ。けどね、(グリムの頭を撫で始めた)騙されていたのは知っていたし、私には信じてくれた仲間が少しでもいてくれた。だから、心を強く前を向いていられた。だから、多分傷ついてないと思う」
グリム「子分…」
杏「それに皆さんの中に半信半疑してくれた人もいたから、私は個人的に安心した」
皆「え?」
杏「そうでしょ?エース・トラッポラくん」
皆「え⁈え〜⁈」
グリム「ふな⁈エースがその半信半疑した人なんだゾ⁈」
エース「え、なんで、」
杏「だって、あの時、こう聞こうとしたんじゃない?本当にロゼッタをいじめたの?って」
皆「⁈」
デュース「…エース、本当か?」
エース「…そうだ。ロゼッタが結構媚びを売って何かの話を色んな人に話したのを見ておかしいと思った。だから、中庭にアン達が居たから聞こうとしたら!…まさかお前に阻まれるとは…」
デュース「…それならなんで俺に話さなかった。なぁ!(エースの胸ぐらを掴んだ)どうしてなんだよ!!」
ケイト「デュースちゃん!!」
トレイ「やめろ!!」
杏「スゥ(息を吸った)グリム、耳塞いで(小声)」
グリム「!」(耳を塞いだ)
杏「…いい加減にしろ!!」(セベクに負けないぐらいの大声)
皆「⁈」(咄嗟に耳を塞いだ)
ジャック「み、耳が…」
ラギー「監督生くんがまさか大声出すとは…」
レオナ「チッ!草食動物!何しやがる!!💢」
杏「ここの寮長は私です!!暴れまわれたら困ります。それとも元女応援団長の意地の大声、もう一回聞きます?」
レオナ「ッ…チッ…」(大人しくした)
イデア「まさかのレオナ氏を抑えた…監督生氏、強…」(生身の体)
杏「さて、喧嘩するなら出て行ってもらうよ。エース・トラッポラくん、デュース・スペードくん。ここには先生達もいる。どうする?暴れて迷惑かけて先生達にも怒られる?それとも大人しくする?」
デュース「…」(エースの胸ぐらから手を離した)
リドル「オンボロ寮の寮長。うちの寮生がご迷惑をおかけしました。こちらで謝罪を、」
杏「しなくていい」
リドル「…え?」
杏「喧嘩しないならもういいです。(エースに近づいた)エース・トラッポラくん。私を半分だけでも信じてくれてありがとう。でも…(デュースの方を見た)デュース・スペードくんもありがとう」
デュース「!…え?」
エース「ハァ⁈」
皆「⁈」
セベク「監督生、どういう事だ?」
杏「私は彼の無意識の行動に助けられたの。あの場所は人の目が多くあった。でも、デュース・スペードくんが感情任せでエース・トラッポラくんの話を遮ってくれたおかげで私の作戦を無事遂行をした上に少しでも私を信じてくれる人がいた真実が分かって嬉しかった…」
シルバー「作戦?どういう事だ?」
杏「もしその時、デュース・スペードくんに遮られなかったら、きっと2人は仲間になり、このまま嘘の噂の真実を私は話した事でしょう」
リリア「それでいいんじゃないのか?」
杏「場所が問題です。話したのは中庭でした。もし、先程の憶測通りになったらどうなると思いますか?グリム」
グリム(考えた)「…ふな!真実を知られてアイツは別の行動して子分の作戦を崩される可能性があったんだゾ!」
杏「正解。よく出来ました」(グリムの頭を撫でた)
マレウス「そうか。トラッポラとスペードが敵だからこそ人の子は先手を打つ事が出来た」
杏「はい」
カリム「なぁ、俺の話に戻っていいか?」
杏「あ、はい。すいません💦」
カリム「んじゃ、皆は監督生が俺達を突き放した事に傷ついたか?」
皆全員、首を横に振った
杏「え…?どうして?私は謝罪を拒否する姿勢で皆さんから逃げたり、無視したりしたんですよ?」
トレイ「でも、無視とかは最初に俺達がしたからなぁ」
ケイト「ついでに言うなら、冷たい視線もしちゃったよ」
ざわざわ(皆、俺達が悪かった的な話をし始めた)
マレウス(杏に近づいた)「人の子。僕達はお前に傷つけられてない。だから…(杏の前に跪き、杏の両手に自身の両手を添えた)仲直りしよう、アン」
杏「…はい」
クルーウェル「仔犬、いいのか?」
杏「…はい。もうある意味後戻り出来ないので」
グリム(マレウスの手を杏の手から退けた)「俺様は許さないんだゾ!子分は許しても、親分の俺様は許さねぇんだゾ!」
杏「グリム…」
エース「お前、まだ、」
グリム「当たり前なんだゾ!子分は勇気を持って悪役になって、お前らには絶交されると分かっていても、子分は泣いていたんだゾ!その事実は変わらないんだゾ!」(出て行った)
杏「グリム!」(追いかけた)
エース「俺達も!」
デュース「おう!」
エースとデュースは追いかけようとしたが、リドルに止められた
エース「え、寮長⁈」
デュース「行かせてください!」
ケイト「ダメだよ〜、エースくん達」
トレイ「あれは監督生とグリムの問題だ」
リドル「静かに見守ろう」
エース、デュース「…はい」
〜オンボロ寮 寮外観〜
杏「ハァ、ハァ…!(階段辺りに座っているグリムを見つけた)グリム!(駆け寄り隣に座った)もしかして、私が彼らを許した事、怒ってる?」
グリム「怒ってないんだゾ。ただ…なんかもやもやしたんだゾ。俺様はアイツらを許さないけど、子分は許すならいい。でも、子分が取られたような気もしたんだゾ…」
杏「!(グリムの抱いた気持ちが何か分かったが、黙っておいた)…んじゃ、グリム。私達だけの誓いをしない?」
グリム「ふな?誓い?」
杏「うん。私が泣いた時、グリム、私に約束してくれたでしょ?あれを誓いにするの」
グリム「俺様達の誓い?」
杏「そう!それで私達の秘密にしよ」
グリム「!なんかそれかっこいいんだゾ!」
杏「でしょ?んじゃ、パチン」(指パッチン🫰したら防音魔法を杏とグリムの周りにかけた)
グリム「ふな?子分、何したんだゾ?」
杏「防音魔法を私とグリムの周りにだけかけたの。だって2人の秘密でしょ?」
グリム「!確かにそうなんだゾ」
杏「だからかけたの。マレウス先輩に怒られるかな」
グリム「ふな?なんでなんだゾ?」
杏「だってあの仲直りの時に魔法を吸収したの。悪いとは思ったけど、獣人族の耳は侮れないからね。んじゃ、誓いの話をしようか」
杏とグリムはコソコソと何かを話し始めた。ツイステメインキャラは遠くから見守っていた
オルト「喧嘩じゃなくてよかった」
エペル「でも、声が聞こえない気がする、かも」
ジャック「確かに。俺の耳でも聞こえねぇ」
エース「え、マジ?」
デュース「ジャックでも聞こえないのか?」
ジャック「ああ」
リリア「マレウス。あの防音魔法の魔力は、」
マレウス「ああ、間違いなく僕の魔力だ」
皆「え⁈」
セベク「な、何故若様の魔力が監督生の所に、」
マレウス「あの時、アンに手を触れた時に魔力を吸収したのだろう。あの右手のグローブで」
シルバー「いつの間に…」
杏「グリム、小指を出して」
グリム「おう!」(出した)
杏「んじゃ(グリムの小指に自分の小指を絡めた)そして(ネックレスを絡めた杏とグリムの手首につけた)これでよし」
グリム「子分、なんでネックレスを使うんだゾ?」
杏「ん?ああ、このネックレスが誓いの象徴にピッタリと思ってね。だから、いいかなって思って」
グリム「確かに、いいかもなんだゾ!」
杏「でしょ?んじゃ、始めるよ」
グリム「おう!」
杏とグリムはお互いの額を合わせた
グリム「俺様達、」
杏「私達は、」
グリム、杏「たとえ世界が敵になっても、いつか離ればなれになっても、ずっとお互いは味方であり、最高の仲間、友、相棒であることを誓うんだゾ!/誓います!」
杏「…ふぅ、これで誓いは完了だよ」
グリム「にゃっは〜!俺様達だけの誓いなんだゾ〜」
杏(防音魔法を解いた)「そうね、ふふっ。…あ(空を見た)今日にはピッタリの素敵な満月ね…」
グリム(同じく空を見た)「確かにそうなんだゾ…」
杏とグリムはしばらく月を眺めて中に戻った
〜オンボロ寮 談話室〜
杏「…えっと、何これ?」(談話室にいっぱいの敷き布団を指差した)
エース「何って、泊まり準備」
杏「え、許可した覚えないんだけど」
クロウリー「私が許可しました!」
杏(ギロリとクロウリーを睨んだ)
皆(ビクッと驚いた)
杏「…羽根、むしり取ろうかなぁ。その羽根でいいクッション作ろうかなぁ」(もの凄い怖い笑顔で言ってる)
クロウリー「ヒ、ヒィ〜!!」(怖くて逃げた)
クルーウェル「…んじゃ、俺達は帰るかからな」(先生達は帰った」
杏「はい(普通の音量の声)…チッ、逃げたか。明日、請求書を叩きつけてやるか」(小声)
皆(ビクビクして身震いしながら互いの体を抱きしめてる)
デュース「な、なぁ、グリム。1番怒らせちゃマズイのって、」
グリム「こ、子分なんだゾ」
エース「確かにマジ怖ッ」
杏(ゆっくり皆を見た)
皆(ビクッとした)
杏「…今日は許しますが、枕投げとかして物を壊したら請求書を各寮の連帯責任で叩きつけますからね?」(もの凄い怖い笑顔)
皆(めっちゃブンブンと首を縦に振った)
杏「では、私は少し失礼します」(行った)
皆(絶対監督生/アンを怒らせないようにしよう…)
そう皆は心で誓った
〜オンボロ寮 アンの部屋〜
杏(お風呂上がりで髪を解かしてる)
コンコン(扉のノックした音)
杏「ん?誰?」
グリム「俺様!グリムなんだゾ!」
杏「グリム?(扉を開けた)どうしたの?」
グリム「エース達が一緒に談話室で寝ないかって誘われたんだゾ。それで子分も誘って欲しいって…」
杏「あら、そうなの?」
グリム「お、俺様は嫌なんだゾ。けど、子分が一緒なら…」
杏「…んじゃ、せっかくの誘い、受けようかな」
グリム「!わかったんだゾ!エース達に言ってくるんだゾ」(行った)
杏「うん。…ふふっ、仲直り出来たのかな?」
ー数分後ー
〜オンボロ寮 談話室〜
杏「…えっと、何があったの?」
皆(悔しそうな顔をしてる)
グリム「俺様が子分の安全を考えてソファを勝ち取ったんだゾ。子分はソファに寝るんだゾ」
杏「え⁈でも、私は敷き布団でも平気よ?その前に皆さんなんか悔しそう、一体何が…?」
エース「聞くな、アン…」
デュース「すまん、アン。聞くと俺達がある意味惨めになる…」
皆(エースとデュースに同意するかのように頷いた)
杏(グリム、一体何したんだ…?)「と、とりあえず分かった」
色々あったが皆、就寝した
グリム(しばらくして起きた)「子分〜(小声)」(杏が寝てるソファに近づいた)
杏「…ん?眠れない?」
グリム「ふな…」
杏「…おいで」(両手を広げた)
グリム「…」(大人しく両手の中に収まった)
杏「ふふっ。〜♪」(子守唄を歌い始めた)
グリム「…ふなぁ〜…」(寝た)
杏(グリムの額にキスした)「おやすみ、グリム…」(そのまま寝た)
ー次の日 学園に登校中ー
〜メインストリート〜
エース、デュース「…」(少し不機嫌)
ケイト「えっと、エースちゃん、デュースちゃん。どうしたの?」
エース「ケイト先輩、聞いてくださいよ〜。俺、今日の朝、昨日の事、何したのかアンに聞いたんっすよ。そしたら、」
{エースの回想}
〜オンボロ寮 談話室〜
エース「アン。昨日、グリムと何してたの?」
杏「え、昨日?」
エース「そう。今アンが付けてるペンダントを使ってなんかしたんでしょ?あれ何してたの?」
杏「あー…(ペンダントを少し握った)ごめんね。あれは私とグリムだけの秘密なの。たとえマブでもダメなんだ。ごめんね🙏」
エース「え…」
ゴーストA「アン坊〜」
杏「はーい。んじゃ、呼ばれたから行くね」(行った)
エース「あ…」(呼び止めようとしたが、出来なかった)
{回想終了}
エース「俺ちゃんと仲直りしましたよね⁈俺マブなのになんかハブられたんすけど⁈」
ケイト「そ、そうなんだ。とりあえずエースちゃん落ち着いて」
トレイ「しかし、デュースはどうしたんだ?」
デュース「実は…」
{デュースの回想}
〜オンボロ寮 廊下〜
デュース「グリム、昨日何したんだ?」
グリム「ふな?昨日?」
デュース「そうだ。アンが付けてるネックレスを使って何かしたんだろう?あれは何をしていたんだ?」
グリム「あー…それは言えないんだゾ。あれは俺様と子分だけの秘密なんだゾ。たとえ誰だろうと、マブでもダメなんだゾ」
デュース「え…」
杏「グリム〜?」
グリム「おう!んじゃ、呼ばれたから俺様は行くんだゾ」(行った)
デュース「え、あ…」(呼び止めようとしたが、出来なかった)
{回想終了}
デュース「という事がありまして…」
ケイト「あらら〜、デュースちゃんもやられたんだ💧」
リドル「君達、何してるんだい?」
トレイ「実はな、」(先程の話をした)
リドル「なるほど。…そう言えば、」
{リドルの回想}
〜オンボロ寮 玄関〜
リドル(あれは…監督生とグリムに…オルト?)
グリム「またオルトにバレたんだゾ〜」
杏「ふふっ。なんかオルトは私達に対してはなんでもお見通しだね」
オルト「確かに!あ、アンさん。僕も仲間に…」
杏「…グリム、どう?」
グリム「オルトならいいんだゾ!」
オルト「やった〜!」
杏「んじゃ、今度内緒でね?🤫」
オルト「うん!🤫」
{回想終了}
リドル「確か、こんな感じの話をしていたよ」
エース、デュース「…ハァ〜⁈」
リドル「え⁈」
トレイ、ケイト「⁈」
エースとデュースは杏に駆け寄り、詰め寄った
エース「アン、どう言う事⁈」
杏「え?」
デュース「俺達はマブなのに、オルトには許したのか⁈」
杏「えっと…マブには言えないけど、オルトには言えるみたいな…」
グリム「ふな!」(エースとデュースの手を噛んだ)
エース、デュース「痛っ⁈」
グリム「子分、大丈夫か?」
杏「うん!助かったよ、親分」
エース「ッ〜…結局」
デュース「昨日2人は何したんだ?」
杏、グリム(2人共、顔を見合わせた後、エースとデュースに顔を向けた)「内緒!🤫/内緒なんだゾ!🤫」
《監督生の長瀬 杏はとある困難はあったが、なんとかツイステメインキャラと無事仲直りして当たり前のようで当たり前じゃない平和な日々を過ごしました》
〜the end〜