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~上海視点~


上海「……(  ˙︶˙)ノ”´-ω-`)スヤスヤ」


俺は璃音さんのことが好きだ

なんか……首領がいるからこの恋は諦めかけていた

デモ

首領が死んじゃって、この恋は諦めなくていいのかなって思った。

実はあれには各幹部メンバーに手紙があった。

俺は幹部の中で下っ端なので「掃除してくれ」と首領から頼まれてた。

その時に、見つけたんだ。

しかも俺宛。俺が見つけるとわかってたからだろう。

手紙の内容は、





上海へ


ゴメン。いきなり。でもこれはもし俺が死んだら、手紙、各幹部メンバーに書いた。

だけど最初に璃音、そして他の幹部メンバーは順番適当でいい。

これを見つけたら俺に知らせなくていい。持っとけ。

それと、

璃音の事頼んだ。




佐野万次郎より





ということだ。首領に確認しようとも思ったが、まぁ持って帰れと書かれてるし……と思ったので引き出しにしまった。

数ヶ月後、首領が死んだ。

衝撃でしか無かった。

春千代さんと首領と俺で梵天を探っている”花垣武道”という輩を殺しに行った

“花垣武道”その人は璃音さんの弟らしいけど……知らねえぶっ殺す。その勢いでついて行った。

数分後、首領が屋上にたっていた。

俺がみつけて「?!マイキーさん?!?!」と初めてマイキーといった。

その声に真隣だから気づいたのか春千代さんが俺の方向を見て、

「どうした?」なんて聞いてきたので俺が「お、屋上……ッ」

と言ったら春千代さんも屋上の方を向いて首領のあだ名を叫んでいた。

『落ちてくる』そう思った。だけど

花垣……タケミチが腕を危機一髪で掴んだ

“助けなければ”

そう思って俺もタケミチの階に向かった。さっきの階。走っていった。これでも高校生の時には50メートル走4秒だ。大丈夫、行ける

だけど間に合わなかった。タケミチの方が力着いた

落ちていった

絶望した。、助けられなかった

俺は……役に立たない。それは知っていた。知ってて言ったんだ、裏社会に、反社に。

それで何とか幹部まで登り詰めた。

璃音さんが居た。

ずっと片思いしていた人。

なのに、俺は上司すら守れないのか、

俺はただ庇ってもらったり助けて貰ったり見殺したりするだけなのだろうか、


それを慰めてくれたのは璃音さんだった。

璃音さんだって幼なじみが死んで悲しいだろうに、辛いだろうに、俺を慰めてくれた。

璃音さんは梵天トップ……つまり首領になった。

だからこれからは”首領”、そう呼ばなければならない。

……それにしても璃音さんの寝顔、可愛すぎないか?え?ん?(←?)


璃音「海くーん?」

上海「はにゃぁ?!」

璃音「なーにしてんのかなー?」

上海「……あ……」


気づいたら俺めっちゃ璃音さんのこと撫でてた。やべ殺されるパターン


上海「すいません……つい(; ’ᵕ’ )アセアセ」

璃音「んー、別にいいんだけどね〜」


というか布団まで運んでくれてありがと〜、と言うと璃音さんはまた寝た。

可愛い……

いいよな?ほっぺくらいなら……いい……よな?




チュッ




……初キス……大丈夫かな?俺顔真っ赤になってない?



上海「……(  ˙︶˙)ノ”´-ω-`)スヤスヤ」

「おやすみなさい。璃音さん……」


ガチャンッ


璃音「カアアアア⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)⁄アアア」









________________________


上海「ン〜、」

「(p 。- )ふわぁ…。」

「支度……やべ眠すぎる……」


コンコンッ


春千代『おい上海!!さっさと起きろ!!』

上海「ウシュ……」

|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ

春千代「……お前もしかして寝起きか?」

上海「ッス……(´-ω-`)))コックリコックリ」

春千代「んだったら早くしろ!」

「チッ」

上海「くしゅりあげるんできげんなおしてください」

春千代「分かった治す努力する」

上海「ウシュ………zzZ」

春千代「ピキッ(°ㅂ° ╬)起きろゴラアアアアアッ」

バシッボコッ

上海「うわあああああッ!」






上海「顔面痛いんですけど。、」

春千代「あ?知らねーよ」

上海「……」(←諦めた)

梵天幹部の私はあと数年で死ぬので~完~

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