「………」
「………」
びっくりした。
だって、
だって……
本城が……
私を……
(……私を…)
好きだなんて……!
(……これは、夢……?)
もはや夢か現実かの区別すらつかなくなっていた。
「な、何言ってるの?冗談はやめてよ」
「冗談なんかじゃない!」
「!」
「俺の好きな人は……真崎なんだ」
「!!」
「…この前、一緒に服を選んでもらったのは、今日、こうして真崎の選んでくれた服を着て来たかったから」
本城のその言葉通り、着ているのはこの前私が見立てた服。
「デートプランは、真崎の理想を少しでも、知りたかったから」
「…………」
「好きな人の事、沢山知りたかったから……聞いたんだ」
真剣な表情で本城が私を見つめてくる。
協力を頼まれてから、ずっと気になっていた本城の“好きな人”。
その相手が私だなんて、思いもしなかった。
(……こういう時**************************
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