はぁーいAです。
きょーは、リンイサかな?
れつごー
戦時パロ
人間は、何故ここまで、
儚くて、脆い、生き物なのだろう。
凛「おい、くそ世一、体調は」
潔「おいッ!くそは余計だそッ!」(笑
潔「体調は、、それなりかな?」
凛「なんかあったらすぐ言えよ、」
潔「、あぁッ!」
俺は生まれつき、病弱なもんだから、
恋人の凛に世話をしてもらってる。
最初の頃は、この生活が嫌いだった。
理由としては、凛に迷惑をかけてるのが、
どうしてもいやだったが、
でも今は、
そんなことも無い。
今ではこの生活を気に入っている。
潔「この生活がずっと続けばいいのにな」
(ボソッ
凛「なんか、言ったか?」
潔「ん〜ん!何も言ってないッ!」
そんな俺の願いも桜の花の様に散る。
ある日、いつものように凛が、
俺の世話をしに、病室に来て、
たわいのない会話をして笑っていると、
今までの幸せを崩す、事件が起こる。
((((ドカンッッッッ!!!
病院の外から、大きな音がする。
そのすぐあとに、俺らは、
強い光に襲われた。
目が覚める。
辺り一面
赤黒く、人が倒れている。
俺は1番近くにいた凛を起こす。
潔「凛ッ!!!!凛ッ!!!!」
凛「、、ッ!」
凛「ゴホッ、」
潔「凛ッ!!!!大丈夫ッ?」
凛「あぁ、」
潔「これ、ど、どういうこと?」
凛「、分からない。」
後日、わかったのは、あの爆発は
原子爆弾というものということ。
凛との幸せな生活が、こんなにも儚く終わると
考えてなかった俺は、泣くことしか出来ない。
数日後、ある男が家を訪ねてきた。
リキっとした様子で、深緑の帽子と服。
手には赤い紙1枚を持って…
なんで1枚だけなのかは、俺が1番知っている。
俺は、病弱で、歩くのにも一苦労。
そんな、俺は、世界のお荷物なのだ。
潔「り、凛ッ!!!!だ、ダメだ、行っちゃッ!!!!」
潔「一緒に、逃げようッ!」
潔「こんな世界から、ッ!!!!」
凛「、、、、」
凛は何も言わずにその紙を受け取る。
潔「ッ!!!!り、凛ッ!!!!」
男が帰り、凛は俺に言う。
凛「世一、どうかこんな俺を許してくれ、ッ」
(((((ギュッ
潔「ッ!!!!」
ずるいよ凛。
ハグなんてされたら、
なんでも許したくなっちゃうじゃんッ、
潔「り、凛、ッ!」(泣
後日
潔(やっぱり、凛は、なんでも似合うな、)
潔(でもこの服は、きてほしくなかったな)
凛(嗚呼、世界はいつもそうだ、
この世界に幸せが続くことなんてない。)
凛(最後まで、こいつの笑顔を見ていたい。)
凛「じゃ、行ってくる。」
潔「うん、行ってらっしゃい、」
潔(凛、俺を置いて行かないで、)
潔(手は届きそうなのに、届かない。)
潔「り、凛ッ!!!!!」
(((((ギュッ
潔「ずっと、ずっと待っているからねッ!!!!」
潔「絶対帰ってきてよね、」
凛「、」(ギュッ
凛「あぁ、もちろん。」
凛「生きて帰ってくる。」
潔「じゃあね、」
凛「あぁ」
凛の背中は大きい。
とても安心できる背中だ。
この背中に手を伸ばしても、もう届かない。
手を伸ばしても、世界という、
大きな壁に、当たるだけ。
潔「、、行かないで、」(ボソッ
凛、お前は嘘つきだね。
死なないなんて嘘ついて、
帰ってきたお前の姿を見ると。
死にたくなってくる。
片目は潰れ
右腕は、肩から下がない。
腰から下の下半身までない。
幸せになろうとする者の未来を潰し、
幸せになろうとする者を殺す。
こんな世界クソ喰らえだ。
改めて思ったことがひとつ。
やっぱり人間は、
儚くて、脆い。
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