そして、放課後
和也は1人で帰っていた
和也:…
綾子:相葉くん!
和也:ん…?
和也:おー桜井じゃん。どうした?
綾子:いや、相葉くんの姿が無かったから…
和也:知ってるやつ誰もいねぇんだよ
綾子:そうなんだ…まぁ私もだけど
和也:え、マジ?
綾子:だから相葉くんと一緒だよ?
和也:はあ…
綾子:ねぇ相葉くん
和也:何?
綾子:私の初めての友達になってくれない?
和也:それは良いけど…
綾子:けど?
和也:俺なんかとで大丈夫?
綾子:大丈夫だよ。私もあんまりだから
和也:そういう事なら…よろしく
綾子:よろしくね!
綾子:じゃあ連絡先交換しよ?
和也:オッケー
2人は連絡先を交換し合い、帰りだした
翌日
綾子:相葉く〜ん
和也:桜井、おはよう
綾子:おはよ〜
綾子:今日も眠そうだね笑
和也:当たり前だろ笑 朝早いんだから
綾子:まあそうだけど…笑
こんなやりとりをしながら高校に到着する
教室ではあまり話さない2人だが、2人きりになると会話を交わす事が多くなった
そして昼休み
綾子:相葉くん、食堂行かない?
和也:良いよ。行くか
2人は食堂に向かう
和也は唐揚げ定食を、綾子はチキンカツ定食を注文した
和也:美味〜
綾子:チキンカツも美味しい〜
和也:食堂飯最高だわ
綾子:本当だね〜
綾子:相葉くんありがとね
和也:ん?何が?
綾子:一緒に食堂来てくれて
和也:全然、俺も食堂行く気でいたから
綾子:優しいね…相葉くんって
和也:そう?笑
和也:まあそう思ってくれてるんだったら俺は嬉しいよ笑
綾子:ありがとう笑
2人の距離は徐々に縮まっていった