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mtk side




はぁ、この前のお家デート最高だったなぁ。まじでああいうつもりで映画見たいって言ったわけじゃなかったのに!//


…て、そんなことよりも今日は滉斗の誕生日。夜はご飯食べに行って、僕の家で…//


そんなことを考えていると自分の顔があつくなった


あぶない。今は仕事中。切り替えてかなきゃ


あ、また滉斗間違ってるじゃん。も〜仕方ないんだから




「滉斗!ここ間違って…あ、」




会社の人たちがたくさんいるところで大声で名前を呼んでしまった。


当然、いつもは苗字で呼んでいたので少しざわざわしている。やばい、なんか言わなきゃ




「ごめん。みんなとどうしたらもっと仲良くできるかって同僚と話してたらさ、名前で呼ぶって出てきたから、ミスっちゃった。」




自分でもびっくりするくらいスラスラ言い訳が出てきた


みんな信じてくれたようで、ぜひ呼んでください!とか言ってくる。けど、俺が呼びたいのは滉斗だけなんだよなぁ















hrt side




さっきはびっくりした。急に名前で呼ばれるなんて。


…てか、なんだよあの言い訳。どうせならみんなの前で公表したらダメなのかな。なーんて、言えるわけないのにね


あ、元貴きた




「若井さん、ここ間違ってるから」




そういって資料を押し付けてくる


ちぇ、仕事中の元貴はかっこいいけど全然こっちみてくれないしつまんないの


早くなおしちゃお。んで夜は元貴と約束があるからね!


そう決め、ぱぱっと修正して元貴を探した


あ、普通に椅子に座ってる。あれ、なんでみんな居ないんだろ


疑問に思いつつ、誰もいなからと思い普通に呼んだ




「元貴〜!これ、終わったからみて!」


「え、ちょ、」




元貴が焦って俺の言葉をさえぎろうとしたが少し遅かった


なんで止めようとしたんだろとか考えていたら机の下からみんなが気まずそうにパーティークラッカーを持って出てくる


みんな口々におめでとうなど言い始め、クラッカーの音が鳴り響く




「え、なんで!?」


「いや、今日若井さんの誕生日だから、みんなにサプライズしたいって相談されて…」


「あぁ、ありがとうみんな!」




俺がそう言うと少し空気が和んだ。


少ししてからひとりが 「大森先輩と若井ってどういう関係なの」 と聞いてきた


やっぱ聞かれるよな〜と思いつつ元貴の方をちらっとみたら、目があいしぶしぶ頷いたのが見えたので




「実は…俺たち付き合ってんだよね」




とみんなの前で言った。いくら多様性の時代とはいえ、どう思われるかなんて分からず少し躊躇ってしまったが無事言うことができた


みんなの反応は多少戸惑ってる人も居たが、ほとんどの人が祝福してくれた


その幸せムードの中で俺の誕生日を祝ってくれた















俺たちはご飯を食べ、元貴の家についた


今日は幸せだったな。みんなにも祝福されて、誕生日まで祝ってくれた。




「…元貴、みんないい人でよかったね」


「そうだね…ごめんね、僕が会社ではいつも通りに呼べって言ったのに…」


「しかないじゃん。あれがいつもどうりだったんだし。俺はみんなに言えるチャンスができて嬉しかったよ?」


「…ありがと」




まだちょっと申し訳なさを感じてそうな元貴の口にちゅっと音を立ててキスをした




「元貴、そんな顔しないで?今日は俺の誕生日だよ?」


「ふっ笑 確かに、そうだな笑」


「確かにってなんだよ笑」




元貴も調子が戻ったようで2人で笑いあった




「おりゃ!さっきは良くも僕の唇を奪ってくれたな!」


「おわ!ちょ、んんー!」


「あははっ笑 やってやったぜ!」


「くそー!」


それがしばらく続き笑いが絶えない日になった





それからというもの、会社ではいじられまくり、困ったような、恥ずかしいような、嬉しいような生活が続くことになった
















リクエストありがとうございます🙇🏻‍♀️՞



全然誕生日じゃないんですけど許してください🙏🥺







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