あーる❌
本人様との関係❌
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桃彡×青彡
『桃彡』
「青彡」
青彡視点
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俺は今病室にいる。
昔から身体が弱かった故に寿命もそこまで長くない。
そのせいで俺は生きる意味が分からなかった。
ただ俺は不幸ばかりではなかった。
そう
今隣にいるないこと出会ってから生きるのが楽しくなった。
秋の月が俺とないこの影を写し出している。
もっとないこの隣でないこの優しい笑顔を見ていたかった。
俺はないこに恋をしていたのだ。
時間が戻るならば君とたくさんの思い出を作っていただろう。
俺はないことの別れが辛く、袖を濡らすほど泣いていた。
こんなに辛い思いをするのなら恋なんてしなければよかった。
ないこを知らないままこの世を去りたかった。
だけど神様がそれを許してくれなかった。
月を眺めているとないこの笑顔が浮かび上がった。
俺はその笑顔にも惚れてしまった。
こんなに”生きたい”と思うのは初めてだ。
それは永遠に結ばれない恋をしてしまったからだ。
お願いします、神様。
ないこともう一度桜を見たいです。
桜の木の下で俺が忘れられないないこの笑顔が見たいです。
ないこの手にまた触れたいです。
叶わぬ願いをただひたすらに馳せた。
俺は頬を涙で濡らしながら願った。
そして俺は悟った。
もうダメだ、と
俺は声を振り絞って言った。
「ないこ…最期に一つだけお願いしてもええ….ᐣ 」
ないこは少し間を空けて答えた。
『もちろん、いいよ』
「ないこ…幸せになってな、笑」
そうして俺は俺の人生の幕を閉じた。
ないこ、俺の事覚えとってな。
俺の恋心は暗い闇夜に去っていった。
光が灯らなかった恋蛍も玉響の日々をどうか照らして欲しい。
どこに消えたとしても俺はあの桜の木の下で君と歩いていた。
その事実は変わらない。
俺が去った後、ないこは俺の手を取って泣いていた。
『子供みたいに泣くなや、笑』
『ないこ、愛してる』
俺は届かない言葉を彼にかけた。
あの日のないこの笑顔はもう隣では見れない。
ないこと過ごした日々はほんの僅かだが、人生で1番充実した日々だった。
俺は出会った時からずっと
人生を終えても変わらずに
どうしようもないぐらい
ないこが好きやで
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続編です.ᐟ
文字数少ないのは許してください🙏
更に続編も頑張るので.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ
参考 … 清風明月
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