TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

突然ですが僕は今どこにいるでしょう。正解はマイッキーと一緒に京都へ旅行に来ています。

「ぜんいちきゅーん!清水寺とか行ってみたいかもぉ!」

「そうだね。それじゃあ清水寺へ、let’s go!」

そして清水寺に着き、僕達が観光をしていると、

「ねぇねぇ。壬生寺とか行ってみない?」「いいね!確か壬生寺って新撰組の……」「そうそう!あの沖田総司が座ってた岩とかあるらしいし!結構聖地らしいよ!」「え!行きたい!」

という会話が聞こえてきました!そしたらマイッキーが、

「ねぇねぇぜんいちくん。僕達も壬生寺行ってみようよ!僕知ってるんだぁ!新撰組なら、薄桜鬼とかである程度知ってるからさ!行ってみたい!」

「そうなの?それじゃあ行ってみようか。」

「うん!新撰組って羅刹っていう鬼と戦ってたんでしょお?凄いよねぇ!」

「えーっと、それはアニメとかゲームとかの話で、実際は不逞浪士とか攘夷派の過激派を取り締まってたんです!あの浅葱色のだんだら模様が特徴ですね!」

「そうなんだぁ。まぁとにかくぜんいちくん!行ってみようよぉ!」

そうして壬生寺に着くと、

「わー。ぜんいちくん!すごいよぉ!結構人いる!」

「そうみたいだね。えっと、まずどこから見ようか。」

「あ!あそこ見てみたい!」

「ん?どれどれ?あ、あれは最近やってるアニメ『青のミブロ』のスタンドだね。」

「すごぉい!あれ?ぜんいちくん。これ何?」

すると、マイッキーは小さなビー玉のようなものを拾って、僕に見せてきた。

「綺麗だね。でもそれ、壬生寺の物かもしれないから置いておこうよ。」

「でも綺麗だよぉ?」

「それでも誰かの物だったらマイッキー泥棒になっちゃうよ。」

「ちょっとくらいいいじゃん。」

「えー?ちょっとちょっと。ダメだって。」

「もー。ぜんいちきゅんは心配性だなぁ。」

ダメな物はダメなのに。そう思っているとマイッキーの持っていた綺麗な物が光って…

「「うわーっ!」」







「「うわーっ!」」

「えっ?!うわーっ!(こっ、こんな距離避け切れない……。)」


どしゃっ!



「───っ……いったぁ。もぉ!稽古中に何してんの?!逃げるなって言ったよね?稽古の数増やすよ!……って、誰?」

「あ!すいません!僕達綺麗な物に触れて、気づいたらここに……。」

「……ふーん?本当に?」

「もちろん!僕達急に光ったその綺麗な物に包まれてここにいて!」

「……。着てる服も珍しいし、異人?でも緑の方は亀だし……。そもそもなんで亀が日本語喋れてんの……?」

僕達不審者扱いされてる?!ここは何とかしないと!

「僕亀なんですよぉ!喋れてるの凄いでしょ?」

「それはそう。だけど、でも怪しい……。」

「ごめんなさい!ここに来ちゃったのは本当に気づいたらここにいただけで。飴あげるのでこれで許してください!」

「…………飴?!ありがとう!分かった。今回は見逃すから。次はダメだよ?」

「「……はい!(た、単純……。)」」

こうして、僕達は知ってるようで知らない土地にいた。

「ぜんいちきゅん。なんか僕達色んな人に見られてない?それに着ている服もなんだか古風だし。」

「マイッキー。もしかしたら僕達タイムスリップしちゃったのかもしれない。」

「え?!そんなぁ!元の時代に戻る事は出来ないの?」

「分からない。帰れなかったら僕達は元々いなかった存在になってまいぜんシスターズは皆の記憶から消えてしまう事になっちゃう。」

「そんなぁ!」

そうマイッキーと何とかしようとしていると、

「おいお前ら。」

「……え?僕達ですかぁ?」

「そうだよ。お前たち怪しいな。着いてきて貰おうか。」

「えっ。僕達何も悪いことしてないですよ?」

「怪しいから連れてくんだ。……お前ら。」

「うす。」

そして、為す術なく捕まってしまった僕達は裁判にかけられることになった。

「新八。幹部全員呼んでこい。」

「俺かよ。分かった。遅くなっても文句は言うなよ?」

「わかってる。」

そして、幹部全員が入って来て、

「よぉ!新八。原田様が来てやったぜ!……で、総司は?」【十番隊組長原田左之助】

「もうすぐ来ると思うけど。でも総司は大体遅刻して来るから普通だろ。あ、でも歳さんあんま怒んなよ?」【二番隊組長永倉新八】

「チッ……。ぜってぇしばき倒してやる。」【副長土方歳三】

「まぁまぁ土方君。そこらへんにしないか。」【総長山南敬助】

「ホント山南さんの言う通りだよ。」【八番隊組長藤堂平助】

「……うむ。総司は元々そういう性格だからな。」【六番隊組長井上源三郎】

「とにかく、歳さんが言うにはこの二人組が怪しいんだよな?」【局長近藤勇】

えっと……。とにかく怪しまれてるなら弁明はきちんとして身の潔白を示すしか!そう思っていると、



バンッ!



「ごめん!遅れたぁっ!」

loading

この作品はいかがでしたか?

0

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚