テラーノベル
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ダンスの大会に出場したnew2の二人会場の廊下で別のユニットのコンビたちとすれ違う中一組だけ異様なオーラを放っている二人がいた
芸能事務所Lightning(ライトニング)に所属するbreak black(ブレイクブラック)の二人だ
ワイルドなステップを踏むryoki(りょうき)とゆったり自分のペースでゆったり踊るyusuke(ゆうすけ)二人が重なりパフォーマンスする姿は黒いパーカー衣装も相まってさながらツキノワグマのようだった
「す、すげぇ・・・」
強大なライバルのダンスに圧倒される新
恐怖と緊張で震える新の肩を進は優しく叩く
「新、忘れたのか?俺たちは二人だけじゃないだろ?園田さんや後藤さんが後ろで見てくれてる!この支えがあれば勝てる!」
進の言葉ではっとする新
「そうだな。俺たちは二人だけでここにいるんじゃない!みんながいる!行こうぜ!進」
勢いよくステージに出て踊るnew2
いつもの白い衣装がいつもより園田には光ってみえた
その大会でnew2は見事優勝
悔しがるbreak black
Ryokiたちのプロデューサー美農(みの)が裏で冷たくいい放つ
「あの二人に負けるとは、君たちも大概だね。もう俺には君らは必要ない」落ち込む二人の背中が寂しくうつる
ーーー
数日後
街でyusukeとばったり会うnew2
互いにあっ、と声が出る
次の瞬間yusukeが膝から崩れた
「お、おい大丈夫か?」
新が焦ってしゃがむ
少しの間のあとyusukeの腹がぐぅと大きくなった
「腹減った・・・」
笑う新と進
「なんだよ。俺たちも今から昼飯なんだ行こうぜ」
三人は近くの飲食店に入った
ランチセットを食べ終えたyusuke
「ご馳走様。助かった」
いやいやという反応の二人
「なぁ、何で俺を助けたんだよ。お前らを潰そうとした奴だぞ?」
Yusukeが二人に質問する
へ?というような顔の二人
「この前は敵だったかもしんないけどステージから降りたら俺たち同志だろ?」質問に答える新
「そうそう!お腹空いてる仲間をほっとけないじゃん!」
進も同意する
「同志・・・仲間。うっ・・・」
二人の言葉を聞いてうなだれたyusuke目にはほんのり涙が浮かんでいる
「ん?どうした?」
下を向いたままで答えるyusuke
「俺たちのプロデューサー、美農さんには感謝してるんだ。でも今の俺らには居場所がない。俺もっと相棒と踊りたいよ・・・」
ぼそぼそと本音を話すyusuke
新と進は顔を見合せて笑う
「じゃあさ相談してみようよ。俺たちのプロデューサーに」
「え?」
「あの人ならきっとyusukeたちの思いを叶えてくれるさ」
二人はyusukeの手を引いて店を出た
コメント
1件
宇佐田さんの新章、読ませていただきました🌷 break blackの二人が放つ“ツキノワグマのような”オーラ、一気に強敵感が伝わってきて痺れました。でも何より心に残ったのは、ステージを降りてからの「同志」という言葉です。敵だったはずのyusukeにお腹空いたねって笑いかけるnew2の優しさに、じんと来ました。yusukeの涙の理由が切なくて、でも救いのある展開にほっとしました。次が気になります!
M.S
1,460
こと
243
漬物🥒
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