キーンコーンカーンコーンと学園のベルが鳴り響く中、僕は深呼吸をして教室に入り自分の席に落ち着いた。僕が入ってきた時にはもう朝の会が始まっていた。
1年生として初めての授業日、遅刻したらどうしようと思っていたが何とか間に合った。
しかし朝の会が終わってみると、疲れが一気に押し寄せてきた。朝あんなことが起きてなかったらこんなに急がなくてよかったのにと思わずため息が出てしまった。
授業が過ぎていくにつれ疲れがどんどん増していく。眠くてたまらないし授業についていけないという不安もあった。
すると隣に座っているクラスメイトがこっそりと僕に手紙を渡してきた。
そこには「元気だして!一緒に頑張ろうね」と書かれた手紙に少し心が暖まった。
そして昼休みになり、クラスメイトと共にランチを食べながらお互いに自己紹介をした。
そのクラスメイトの名前は「相葉雅紀」と言うらしい
相葉ちゃんが言った。「ねぇねぇ大ちゃん生徒長ってさイケメンらしいよ」と相葉ちゃんが僕に言ってきた「へぇそうなんだどのくらいイケメンなのかな?」と僕は相葉ちゃんに問いかけた。「女子が人目見るだけで虜になるくらいイケメンってさ」と相葉ちゃんが拗ねたように言ってきた。
「絶対俺の方がイケメンだよね!大ちゃん!俺の方がイケメンだと思わない?」と相葉ちゃんが言った
「生徒会長は見たことないけど相葉ちゃんの方がイケメンだと思う!」と僕は相葉ちゃんを見ながら微笑んだ
「……//ありがとう」相葉ちゃんは嬉しそうに笑った