テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️いつもですが今回キャラ崩壊強めです
地雷さんは自衛お願いいたします!
side:❤️
緊迫状態が続いていた
闘牛のように鼻息を荒くして怒り狂う男
カメラを構えて俯いたまま硬直した緑頭
締める力がどんどん強まり限界の近い俺
💚「……分かりました。消します」
❤️「ひゅぉッ……ゴッホゴッホゲホゲホ」
男の力が弱まり空気が一気に肺に雪崩込んできた
咳が止まらず僅かに鉄の味がした
「おい、俺が見えるところでやれ。削除フォルダからも消せよ」
緑頭はカッターナイフを突きつけられたままスマホを操作した
💚「消しましたよ。離して頂けませんか」
もうこちらにこの状況を打開できるような交渉材料は存在しない
存在しないのだから、もうおまえだけでも逃げればいいのに
低姿勢のまま交渉を続ける緑頭に男は下劣な瞳で見つめ出した
「分かった分かった、この金髪くんは解放するよ。でもなァ、お前は俺からお楽しみを奪ったんだ」
卑下た顔で品定めするように舌舐めずりをした
手元の獲物を逃した男は新しい獲物を見つけたように恍惚としていた
「お前随分綺麗な面してんなァ?代わりにお前が遊んでくれるっつーならこいつは逃がしてもいいーぜ?」
標的が俺から緑頭に変わってしまった
これでは何も意味なかったじゃないか
どうしよう
滝のように冷や汗を流し、思考をフル回転させるが何も浮かばない
しかし突然、思いもよらない声が響いた
💚「ほんと?じゃあ、おにぃーさん♡はやく楽しいコト、しに行こっ?」
ぞっとするほど甘くて、聞いたことのない猫撫で声だった
半歩前に出て、ぼんやりとした光の射す方へぬるりと顔を出す
緑頭のことをはっきりと認識した男の目がうっとりと淫らに濁った
夜の繁華街の空気に溶け込むような、色香を放った艶やかな顔
おまえみたいなお坊っちゃんにどうしてそんな顔ができる
あまりの豹変ぶりに戸惑いながらも、色めかしさに当てられ興奮する男
息を吸うように滑らかな動作で男の意識を自分にむかせる
💚「ねぇーっ、今夜は俺と遊んでくれるんでしょ?そんなの放っておいてさ〜」
「ぐふふふ♡ちょーノリ気じゃ〜ん♡♡
そうだねっ!早く行こっか♡♡」
戸惑い、うずくまる俺から蜜に群がるハエのようにあっさりと離れていく
「あ、そこの金髪。チクったらこいつがどうなるか、考えろよぉ〜笑笑」
げたげたと笑いながらあいつの腰元に手を伸ばす
普通なら眉をひそめるような不躾な視線と指先
それなのにあいつは素直に受け止めていた
悪意も下心も鮮やかにいなしてしまった
本当に一体どこでそんな技術を身に着けたのか
そもそもなぜ俺なんかの代わりにその男と行くのか
頭を駆け巡る困惑を抱えながら言うことを聞かない身体を捩る
結局、2人が夜の喧騒に溶け込んでいくのをただ眺めることしかできなかった
下記の内容は長いただの独り言です。
ご覧いただかなくても問題ありません。
プロフィールや作品から剥き出しですが、最推しはすちくんです。ただ、すちくんの“一番好きなところ”っていう特定のものが無いんですよね。むしろ、どの分野も一番は他メンのことが多くて。それでも結局、誰よりも目が離せないすちくん。私は彼の魔性にあてられたひとりなのかもしれません。そう考えると、彼の色香に魅了された本作の屑男と私は大差ないのでしょうか。なんてことを考えながら綴った第17話でした。この作品阿呆みたいに長いですが、次回も会えること楽しみにしております!
今回も、ご覧いただきありがとうございました🙇🏻♀️
#いろいろ
あ。(あまる)
403
虚空
422
暇人
49
コメント
5件
神っぽいな♪ マジで上手すぎ
毎回神ってるわ 続きが気になりすぎて夜も寝れない(? 更新楽しみにしてますっ
何回もすみませんが、とっても良かったです(*^^*)続き待ってます(*^^*)