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おその★
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#めめさく
水瀬菜音
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マロン
36
今日は2人ともお休み
2人仲良く康二のドラマの鑑賞中
「ねぇ康二、俺たちってさアイドルじゃなくても出会ってたのかな、」
「どうしたんしょっぴー、心配になったんか?」
「なんかさ、俺たちってちゃんと運命の糸で繋がってんのかなって」
「もーしょっぴーかわいいっ!」
少し不安になってしまったのかもな
安心させるために俺の妄想の話でもしてあげようかな
「うーん、しょっぴーはアイドルやってなくても美容関係には興味ありそうやな」
「急にどした」
「もし俺たちがアイドルになってなかったらの話してるんよ」
「そうなんだ、なんか楽しそう」
「しょっぴー手綺麗やしハンドケアサロンとかも良さそうやな」
「康二は、コーヒー好きだしカフェとか?」
「それめっちゃええやん!他には〜」
「こういう案は?」
「最高やん!じゃあ出会いはこんな感じかな、」
俺はいい大人してコーヒーが飲めない
飲まず嫌いみたいな感じかな
そもそも甘いものが好きだから甘いのしか食べてこなかった
「んー、今日のお昼休憩はどこ行こうかな」
「あ、こんな近くにコーヒー専門店あったんだ」
俺の働いている仕事はハンドケアサロン
ハンドケアだけど肌のトラブルの相談とかヘッドスパまでやっちゃう店
毎日午後2時から3時まで休憩の時間をくれる
家からも近いし神職場
「今日の休憩はここの店にしよ」
落ち着いた色のお店
オシャレな内装
ふんわりと香るコーヒー豆の匂い
何もかもが素敵なお店
「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」
「1人です」
「こちらのお席にどうぞ」
カウンター席に案内され店員さんの前の席に座る
有名人のサイン入り色紙などがたくさんあった
でもあまりお客さんがいない
「お客さん誰もいないなって思ってます?笑」
「えっ、いや」
「俺のお店この時間帯あんまり人来ないんですよね、ラッキーですよお客さん」
「そうなんですね」
そんな人気なお店に誰もいない時間帯に行けるなんて、
「ご注文は決まりましたか?」
「えっと、まだ」
「焦らんでも大丈夫ですよ、もしかしてコーヒー初めてですか?」
「そうなんです」
「じゃあこのコーヒー、甘めなのでおすすめです」
「じゃあこのコーヒーで、」
コーヒーについて何も知らないから助かる
俺はもう一度メニューを見た
するとコーヒー以外にもクッキーが売っていたり、テイクアウトまでできることが書いてあった
「いろんなことやってるんですね」
「そうなんですよー」
そんな話をしているとコーヒーが運ばれてきた
「お待たせしました、コーヒーです」
「ありがとうございます」
一口飲んだだけでも伝わる美味しさ
甘すぎず苦すぎないちょうどいい甘さ
人気な理由がよくわかった
「とても美味しいです!」
「ほんま?ありがとうございます」
気づいたら飲み終わっていた
会計を済ませ仕事に戻る
「ありがとうございました!また来てくださいね」
「はい、またきます」
これがアイドルじゃない2人の出会いだろう
コメント
1件
わあ、マロンさん……! アイドルじゃない世界線の2人、めちゃくちゃ素敵ですね。康二くんがコーヒー好きなカフェ店員で、しょっぴーくんがハンドケアサロンで働いてるっていう設定、すごく自然でしっくりきました。コーヒー飲めないって言ったしょっぴーくんに「甘めのやつおすすめです」って優しく勧める康二くんの対応、胸が温かくなりました。 「もしアイドルじゃなかったら」って妄想を語り合う仲って、本当に信頼関係ができてないとできないですよね。2人の距離感がほのぼのしていて、読んでいて自然と顔がほころびました。続きがすごく気になります! またこの世界の2人に会いたいなあ……🌷