健三「ただいま帰りました!って柚香さん?」
まどか「おかえり、じゃあ始めよっか」
柚香「お仕事中にすみません」
健三「大丈夫ですよ」
柚香「誠一さんのことでというか…」
健三「詳しく聞かせてください」
柚香「私、…の友達が!誠一さんのことが好きみたいで///」
まどか/健三「(あ、これ柚香(さん)のことだ)」
柚香「その友達の友達も誠一さんのことが好きみたいで協力してほしいって頼まれたんです」
まどか「その友達は相手が誠一の事好きってわかっててそれを頼んでるの?」
「知らないんだったら伝えればいいと思うよ、でも知ってるならさ友情じゃなくて愛情を選択したってことだよね僕はそんな奴に協力したいとは思わない 」
柚香「…確かに」
健三「告白はしないんですか?」
柚香「告白だなんて…/// 」
まどか「健三も柚香もそれは柚香が誠一の事好きって言ってるようなもんじゃん」
柚香「あ、…///」
「…告白して振られた時が怖いんです」
「もう今みたいに戻れない…そう考えると…」
健三「誠一くんは気にしなさそうですけどね」
まどか「うん」
「前も言ったけど誠一は優しいからさ」
柚香「…少し考えてみます」
まどか「さ、そろそろ誠一が帰ってくるけど?」
柚香「…今日は帰りますね」
誠一「ただいま〜」
「つっかれたわ〜」
まどか「誠一さ、柚香のことどうするの?」
誠一「…どうって?」
健三「とぼけないでください見てたらまるわかりです…気持ち悪いほどに」
誠一「はぁ!?柚香ちゃんやって8歳上の俺に告られるとかきついやろ!!!!!」
まどか「そうかな」
健三「誠一くんは弱虫ですね…」
まどか「昔のことも言わずに秘密つくって関係繋げておく方がきついと思うけど」
誠一「ヴッ」
まどか「早くしないと他の人に取られちゃうよ」
誠一「そう、やな」
柚香「今日は…」
誠一『よかったやないか!』
柚香「…」
誠一「…」
柚香/誠一「(き、きまづい)」
誠一「なぁ昨日言うてたこと、やっぱりちゃんと言うわ」
「柚香ちゃんが中学3年の時や」
俺が花屋で働いとった時
通りすがりのJK「男が花屋とかないわ〜w」
俺は少し気にしとったんやけどそんときに
柚香「そうですか?プレゼントとかでお花を送られるのって嬉しくないですか?花言葉とかもあるとロマンチックですよね 」
通りすがりのJK「土いじりとかキモイってw」
柚香「いや…聞こえるように人の悪口言うのもどうかと思いますけど」
通りすがりのJK「チッ」
誠一「あんなん気にせんかったら良かったのに」
柚香「ここのお花毎日綺麗に咲いてますよね、お兄さんが優しいからですかね?」
「そんな優しい人が悪く言われているのは耐えられません(*^^*)」
そんときから…
誠一『俺はその言葉がごっつ嬉しかったんや』
柚香「あ、花屋の!」
「やっぱりとっても優しい人でしたね! 」
誠一『そういうとこに…俺は救われたんや』
柚香「…誠一さんの助けになれて嬉しいです」
誠一『ほんとにありがとな』
プツ
まどか「誠一…どうした?そんなにやけて」
健三「気持ち悪いですよ」
誠一「ひどっ」
「いや…好きやな〜と思って」
まどか「昔のことちゃんと言ったんだ」
誠一「やっぱりちゃんと告るわ!」
健三「当たって砕けろですね」
誠一「いや砕けたらあかんやろ!」
まどか「www」
柚香「はぁ…好きだな」
「よしっちゃんと伝えるぞ!」
「明日…空いてるかな?」
LINE
柚香『明日時間ありますか? 』
誠一『奇遇やな俺も明日時間あるか聞こうと思ってたんや』
『事務所まで来れるか?』
柚香『はい』
『ではまた明日』
誠一「やばい緊張してきた…」
まどか「珍しい」
健三「誠一くんの口から緊張…明日は雨が降るかもしれませんね」
誠一「俺かて緊張くらいするわ!」
柚香「友人とは…もう友達じゃいられないよね」
「そもそももう友達じゃなかったか」
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