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駄目だったから 躊躇った
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「桜が咲き,春を感じた頃_ 」
入学式。
これ程暇なイベントは無いだろう
1年生ならまだしも,2年生とは…
代表生の言葉を聞き流し,小さなあくびと共に
目を瞑る。
『まじだる~…』
入学式が終わりトイレに駆け込み髪を直す
トイレから出ると「あの!」…
誰かに話しかけられた。
『何?』
「1年C組ってどこにありますか?」
『あ~…』
話しかけてきたのは1年生と思われる
男の子だった。
制服がよく似合っている。よく見たら顔もかっこいい…
って何考えてるの,私。
『ここを真っ直ぐ進んで左に曲がったら1年の教室がある』
「ありがとうございます!
ところで…お名前は? 」
『あ~橙倉et』
「俺,赤久yaっていいます!
また話しかけます!」
『うん…』
手を振り,赤久yaが見えなくなるまで私は立ち尽くした
…笑顔が眩しくて,可愛かった
『…私きも』
教室に戻る。
周りには仲が良い女友達は居なかった
前には1年生の頃も同じクラスだった黒羽urがいた
『ur~』
「なに?」
少し長い髪の隙間から見える,光に反射するピアスがチラッとこちらを覗いた
『次の休み時間1年C組行かない?』
「なんでだよ面倒くさい」
『可愛い子居るんだって』
「行きます」
食らいついた食らいついた。
可愛い子居るかは分からないけどいいよね。
そんな事を考えていると教室のドアが開いた
先生がHRを初め,チャイムが鳴ると皆一斉に動き始めた
『行くぞ』
そう声を掛けて私達は1年生の教室へ向かった
可愛いあのこ
コメント
1件
あおいです🌷 読ませていただきました。主人公の「きも…」って自己ツッコミ、すごくリアルで可愛かったです。あと黒羽urくんの「行きます」の食いつきの良さに笑っちゃいました。一目惚れのときめきと、そのあと教室で友達を連れて行くノリの切り替えが高校生っぽくて楽しかったです。赤久yaくんの笑顔の眩しさがすっと伝わってくる1話でした✨続きが気になります!