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ガチャ…
太「やぁ、安吾」
安「…また自殺の方法考えていたんですか」
今は堅豆腐の作り中だとか。
安「…まるであの時、みたいだなボソッ」
太「どうしたんだい?」
安「いえ、何でも。そういえば太宰君に話がありました。」
太「私に話?」
やっと手が空いたのか此方を振り向く
安「夜月さんが見つかりました。」
太「!!本当かい」
安「ええ、ただし。
”一時、命が危なかったです”
太宰君が一瞬固まる
太「え…?」
安「僕がもう来た時にはかなりの重症でした。特務課から逃げたはずと云っていたので、誰かが重症までやったのかと。」
その時_
ゾオッ
太宰君からポートマフィアの時のオーラが流れ出る
太「…それをやったのは誰?」
太宰君、だいぶ怒っていますね…
安「流石にそこまではわかりませんでした。病院に入院中なので、明日行きましょう」
太「…わかった」
諦めたのか、そのオーラは収まった。
が、太宰君の事だから深くまで追わないで欲しいと思っています。
そして、気になるのは_
安「…何を作っているのですか?」
太「えー、雑炊だよ!」
安「それ本当に危険なもの入ってませんよね?」
ポートマフィア時代の時もご飯を進めてきたのだが_
まずすぎて、三日は体が動かなかった。
そして太宰君曰く_
”目玉はとろけて、頬が飛び出る程だよ!”
その後、入れた具材を聞いたら吐き気がしました。
太「えー私ってそんな信用無い?」
安「料理方面で云ったら全然無いです」
二度と食べたくないと思っていたんですが…
太「大丈夫だよ。今回はちゃんと作った。先輩から教えて貰ったしね」
夜月さん…ああ、確かに。料理は得意と云っていましたね。
前に一回、食べさせて貰った事はあるのですが、本当に美味しかったです。
あれが自作?…あの人、ポートマフィアに入らなければ料理人という道もあったのでは。
太「さっ、出来たよ」
そう云って見せてきたのは_
安「…うっ」
見た目はどす黒い…
安「もう嫌な予感しかしないんですが」
太「大丈夫だって!先輩のレシピ通りだよ!多分!」
安「今、多分って云いましたよね!?」
とりあえずしょうがないから食べますが…
一口運んでみると_
安「…美味しい。」
太「でしょ!」
夜月さんともまでは行きませんが、全然美味しいです
安「…固」
この堅豆腐、硬すぎませんか?
余裕で釘打てそうですけど…
安「太宰君は変わっていませんね」
太「えーそうかい?」
ええ。あの時から_
その頃_
敦「…太宰さん、大丈夫かな?」
鏡「…分からない。」
いつ鏡花ちゃんが入ったかって?
…こっちはあっち通りじゃ無いから良いでしょ!
あっちではちゃんと鏡花ちゃんが入る話作るから!
許して!
鏡「でも_豆腐食べてると良いな」
敦「と、豆腐?」
鏡「橘堂の豆腐とか」
敦「うぐっ…」
あの時はだいぶお財布にダメージを喰らったなぁ…
鏡「…あの人は探偵社に必要。帰って来ると良いな」
敦「そうだね」
太宰さんは僕を救ってくれた張本人でもあるし、
…太宰さんは私の35人を”たかが35人”と云った。
あの人は私を闇から救ってくれた、大切な人。
森「…ふう」
そろそろ_
”第二段階を始めるとしようか”