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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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私は物の名前も忘れることが多いらしい。


だから彼は思い出させるためなのだろうか。


何故か私に絵の描いたカードを見せてきた。


「これってなんだと思う、?」


赤くて丸い物体、、なんなのか私には分からない。


「なにこれ。?」


私は彼に問いかけた。


「これはリンゴっていうんだよ。言ってみて、?」


私はリンゴという単語を聞いたことがなく興味を持った。


「リンゴ」


彼はニコッと可愛らしい笑顔を見せた。


覚えてもらえることがそんなに嬉しいのだろうか。


このあとも彼は沢山のカードを見せてくれた。


けど知らないものばっかり___。


私は同じことを毎日やっているらしい。


こうやって見た事ないものを覚える毎日___。


彼はしんどくないのだろうか。


いつの間にか12:00になり、昼ご飯の時間になった。


「いただきます。」


彼氏は口にする。


いただきますってなんだ、?私は分からないので

戸惑っている。


彼氏は、


「いただきます、ってご飯食べる時に感謝するための

言葉なんだよ。言ってごらん?」


と私に勧める。


「いただきます。」


私は口にした。


けどこの鉄の棒、?的な使い方も分からない。


彼氏は教えてくれた。


フォークとは、ご飯に刺す時に使うものらしい。


私は意味も分からなかったので使い方を教えてもらった。


「ご馳走様。」


彼はいう。ご馳走様とは、いただきます。と同じような意味で

ご飯を食べ終わった後に言うらしい。

「ご馳走様。」

と彼氏に伝えると「いいえ」と笑顔を見せる。


やっぱり世の中には不思議なことしかない。

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