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7:00
朝仕事があるので起床した。
みほはまだ寝ている。
「みほ〜?起きて、、?」
ゆっくり目を開ける。
「おはよ。」
この記憶の無くなった時間を取り戻すのが1番キツイ。
記憶を無理やり思い出させてあげてることに
ストレスを感じる。
「誰、?」
毎日その日の記憶、名前、状況を上手く伝えてあげる。
「そっか、、自分記憶障害なんだ、、」
彼は言った。
「下降りよっか。ご飯食べよ。」
彼はなるべく内容を変えてみほを明るくさせたかった。
いただきます。
彼女が真似した。
やはり箸の使い方がイマイチよくわかっていないようだった。
「箸は、、右手で、、」
彼女も真似してやってくれていた。
ご馳走様。
今日は記憶カードじゃなく歩く練習をしたかった。
みほは歩けばするが右足に炎症が残り歩くことが難しい。
だから改善できるためになるべく協力してあげたかった。
「みほ〜?俺の所まで歩いてきて、?」
蓮はいう。
「わかっ、た、、」
みほは数歩歩いたがつまづいてしまった。
「惜しい、惜しい、!大丈夫!」
と彼は励ましてくれた。
「次は俺の手掴んで歩いてみよっか。」
彼女は俺の手を掴む。
ゆっくりだとさっきよりかは歩けるようになったが
まだ少し不安定だった。
「あっ、!」
「危ない!」
ギュッ
とても久しぶりだったのでどこか恥ずかしかった。
ハグした時みほの体に熱さを感じた。
恥ずかしく火照っているのか、体調的な問題で火照っている
のかイマイチよく分からない。
「みほ、?体調悪くない?」
俺は問い掛けたが悪くないと彼女は答えた。
「次じゃあ、、俺の手なしでここまで、!」
みほは1歩足を踏み入れたが、転んでしまった。
「大丈夫、大丈夫、サスサス」
やっぱり体を触ると火照っているように感じる。
「みほ熱測ろうか。」
俺は言ったが測りたくないらしい。
「みほ、?俺にはみほが、熱あるように感じるんだ。
だからお願い、!測って、?」
みほは仕方なく、体温計を脇に挟んだ。
ピピピッ
「見せて、?」
見せたが、37.9℃と熱があった。
「今回は大人しく寝てよ??」
俺は言ったが寝るのは嫌らしい。
まぁそうだよな。寝たら記憶がリセットされるもん。
俺は絶対に嫌だ。けど寝不足で体調崩すよりかはマシだと
思う。
今日は看病に時間を使うか。