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ちっっっぎりィイ!!!!!!!!

たんじょーびおめでとう!!!!!!


てことで書いて行くんだワ!!千潔!!

短いのは許せ!!ブルロのクリスマスパーティー編書いてるんですよお!!!!






【 千潔 】

~お、俺が誕生日プレゼントだよ!~

(一次選考時設定)





千切視点


俺は、深夜までモニタールームにいた。

というか、ここ以外来るところ無かったからだけど。ここが時間、見えやすいし。


12月23日。その日は俺の誕生日だ。でも別に聞かれたこともあまりないから、ぼっちで誕生日を迎えて、そのまま日が過ぎるんだろうなって。


____24時。


丁度時計を見たときだろうか、12月23日になった。誕生日おめでとう、俺。と呟く。でもなんか一人でそう言うのも無性に悲しくなってきた。

國神とか、そこら辺に俺誕生日12/23だから~って、言いふらしておけばよかった。


はぁ、とため息をつく。誕生日なのにこんな悲しい思いして、俺はどんだけ惨めなのだろう。

自身のビビットピンクの髪をかきあげる。おしゃれをする時には便利な髪だけど、普段はこんな風に普通に邪魔なのだ。


もう寝ようかな…。なった瞬間に誕生日おめでとう、って言えたし。もう瞼が段々と落ちてきさえしている。


冷たい床に左手を支えるようにして触る。ひんやりしていた。暖房が効いていないモニタールームだからこそ、こんなに冷たいんだろうな。

パッパ、と軽く手で払い、そそくさと立つ。


モニタールームのドアに触れようとした時。

____ガラ、と先に扉が開いた。




「はっ、はっ…千切、ここにいたのか…」



ドアの入り口にいたのは潔だった。何故か肩で息をしていて、何やら焦っているそう。

こんな深夜に焦ることをしでかしたのか?とおもったが、ピッチ以外では好青年である彼がそんなことするわけがない。…と自己解決した。




「と、とりあえず入れよ。話はそれからだろ。」

「ああ…サンキュー千切…」




段々と落ち着いてきたのか、普段と同じように会話ができるようになってきた。

俺はさも自分の部屋のように案内する。さっき座っていたところにもう一度座った。俺の体温だろう、まだ暖かかった。




「で、どうしたんだよ?深夜に肩で息してる奴なんて、そうそういないぞ」

「う゛…まぁ、そうなんだけどさ。実はお前__千切を探してたんだ」

「…俺を?」




俺を探す理由なんて、ないはずなのに。


いや俺今日誕生日だけど、別に潔には教えた覚えないし。探す理由なんて、どこにもないはずだ。サッカー馬鹿だから、まさかこんな時間に自主練したい!とかかもしれない。

だんだんと好青年の潔世一から、サッカー馬鹿の潔世一という印象になりつつあるとき、潔が俺から気まずそうに目を逸らした。蒼い綺麗な瞳がゆっくりと閉じる。



「俺、自主練終わりなんだけど……さっき蜂楽に教えてもらってさ。俺、さっき知ったからプレゼント渡せるものがなくて……その、おめでとう。誕生日」

「へ、?…ありがと。普通に嬉しい」

「だからさ、千切」

「…?」



おめでとうの言葉だけでも嬉しかったのに、なんかくれるのか?…なんてわずかの期待を廻らせた。


一方の潔は目を逸らながらだんだんと顔を赤く染め始める。しまいには顔を覆って”うぅ…”と情けない声を出し始めた。情緒不安定だったりする?最近のお前。ピッチ内で暴れすぎだからかな。




「その……誕生日プレゼントは、俺ってことで……い、い……?なんでも、していいから、その…」




思わず目をぱちくりさせる。

もじもじしながら、上目遣いで俺を見つめてくる潔。身長差はさほど変わらないのに、何故か可愛さを感じてしまった。





「___じゃ、そんな可愛いお前にはご褒美に…よしよししてやるよ」



にんまり俺は口角をあげると、ふわふわな潔の髪を豪快に撫でた。

…今はこれだけにしといてやるよ、エゴイスト。

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