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ランフレン

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ランフレン

1 - 7時頃

♥

6

2025年02月05日

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ランフレンです

キャラの解釈違いが多々あります

誤字脱字あるかもしれません

腐要素は微塵もないつもりです

ご了承ください





登場人物…ランダル

・ルーサー

・セバスチャン








…タイトル[朝だよ]


絵の具を何色も混ぜたような空

今にもかぶりつきたい雲

漂うトーストの甘い味

自然と視界がぼんやり、はっきりしてくる。が、眠気が襲いかかり世界が暗くなってゆく

その時、ジリリリリリ!!というけたたましい騒音が耳を貫く

思わずハッとして目覚まし時計を止める。傍に置いてあった黒縁メガネを手に取り、駆け足でリビングへ向かう、 ドタドタと足音を立てながら。


扉を破壊する勢いで

「おはよう!!私の家族!!」

と告ぐ

「おはよう、ランダル。朝食はもうできてるよ」

笑顔をこちらに向け、温かい声でそう答える

木製の椅子に腰をかけ、コショウの匂いがほんのり香る。今日のメニューはトースト on the 目玉焼きのエッグトーストだ。その上にバジルでもかけたいが、空腹感がそうとはいくまいと私の手を操る。食欲には勝てない。


モーニングを口にしようとしたが

「ランダル。セバスチャンを起こしてきてくれないか」

朝食をかぶりつきたかったが、まぁいいかと思い 手を止め、行動に移す

兄からの要望は無視してはいけない

…気がする

でも、ペットの生活習慣を正すのは主人の役目。そう思い、軽い足取りで向かう


起こさないようにドアをそっと開け

彼が眠る棺桶に手を添える

コンコンとノックをしてみる

普段ならここで起きてくるはずだが音沙汰も無い。もう一度力を込めてノックする

もしかしてすれ違いかもと思い棺桶を開けてみる。彼はいた、涙ぐんで唸って苦しんでいるようだ

悪夢を見ている

「セバスチャン!!」

返事はない

「セーバースーチャン!!!!」

名前を呼ぶ

徐々に目を大きく見開き、冷や汗をかいているようだった

「おはよう!セバスチャン!」

一瞬戸惑ったようだがすぐさまに

「お…おはよう…ランダル」

へにゃっとした安心した顔を見せ

聞き取れないくらいの小言を呟いた

「兄さんのところへ行こう、皆待ってるよ!!」

「あぁ…そうだな」


end


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