タラチオ視点、第一話
「っ、ごめん、遅れた」
目の前の二人に謝る、そうして返ってくる言葉は
「チオニキ!もう時間なんよ はやくせんと俺たちも怒られるって」
「初めましての子だったよね、なにかあったの?」
megaにはいつも助けられてるよ…
「いや、外で魔物に追われてるところを見つけて、それで …」
と、言う事で今までのことをカクカクシカジカ…
「って、ことで遅れたんだスマン」
「そういうことか…まぁそうなったら仕方がないわな。」
「こんど私も会えるかなぁ…」
長話をしてしまったのでちらりと時間を確認すると、もう集合の時間を過ぎていた。
「やべぇ!急ぐぞ二人とも。」
「急に走り出さんといてやチオニキぃ!」
「オバサンにはその速さは少し…キツい…ねぇ、なな湖…おぶってくれない?」
「おぶりながらあんな速く走れんわ!頑張ってや!」
はるてぃー視点、第二話
二人と離れてからうたと合流する。
「それで、二人の目的とかどうだったの?」
「いやー、えーっとね、ここに来たばっかだったのか全然知らなそうだった。」
そっか、と息をつくうた。
「でも、王都付近の森にはいかなさそうだったから、そこの依頼受けるなら今かな」
「だったら、じおる達も呼ばないとね」
そう、久しぶりに大きい獲物を退治する。
いつもは二人で旅をのほほんとしているだけなんだけど、二人じゃ無理そうなら五人で。
って感じで各地の魔物を討伐してる俺達。
「それじゃあ、今日は野宿だな。」
「え、今日は宿で泊まれるって言ってたじゃん!」
もう夜中ですー、と返してくるうた。
少し悔しいけど、今から宿を探す方が危ない。
それは流石に分かってるし、さっさとテントを組み立てたり、焚き火に枝をもっと入れる。
「ねぇうたくん、今日の夜ご飯なに__?」
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