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ここから段々と菊と薔薇の回顧録,結ばれるために鷲はにつながってきます
5 Pain
「…」
「サロ,お前は俺のことを守るためだけにいるんだぞ」
「はい,第三様」
「それでいい」
「うぅ…」
あれ,私は…
「はっ!」
そうだった
あのペンダントの力を使ってここまで飛んできて,それで…
「…救えなかった」
どちらにせよ,体が痛いわ
「動かない…どうすれば…」
「ザッザッザ…」
「!」
誰か来てる
一体誰が…
「バドリオさん,どこにいるんですか〜!」
「お〜い!どこだ⁉︎」
「二人とも!」
「あ,バドリオさ…酷い怪我ですね…」
「ごめんなさい,動けなくなっちゃって…」
「いいです,足,貸してください」
「酷いあり様だな,ほい,腕も貸せ」
「ありがとうございます」
「にしても,彼も例の洗脳で…」
「どうやらそのようだな」
「…」
「?待ってください,彼も,って…」
「…いえ,何でもないんです」
「…日本もだ」
「え?」
「日本も,彼と同じ状態でな 」
「…そうだったんですか」
「っ…私のせいで」
「ブリテンがとやかくいう必要はないだろ」
「…」
「でも,それって…」
「ああ,あの状態になったら,まず解くのは不能だ」
「そう,ですか…」
「…彼の洗脳は二つ段階があってですね」
「…第一が軽い操り糸がついた状態だ 」
「これなら大切な人が名前を呼んであげる,そばにいてあげるだけで自然と解けるんですが…」
「問題は第二だ」
「…もうこうなったら死の淵に持っていくしか方法がないんです」
「そうなんですか…」
「…どうする?」
「え?」
「傷つけて正気に戻すか,そのままにしておいて狂ったままにするか」
「…少し時間をください」
「悪いが進捗には勝てないことを忘れるな
こっちは前者の方で行くからな」
「…そうですか」
「アメリカ,少しぐらい時間を与えてあげたら_」
「悪いが無理だ」
「…」
答えは分かってた
分かってたけど…
「ドガーン!」
「いい加減負けを認めろ!」
「チッ…サロ,やれ!」
「はい,承知致しました」
「!Shooting stars」
「ヴェネツィアンガラス」
「バリーン!」
「ぐっ…」
「レモンの弾丸!」
「バババババ」
「うわっ⁉︎」
「こいつっ…!マフィア・カーニバル」
「サロ!」
「ピッツァバリア」
「ボーン!」
「なっ…」
「ハァッ…ハァ…」
「Rule britannia!」
「!グラディエーター」
「バーン!」
こいつ…サルデーニャのこと盾にして…
「うっ…」
「Five petal rose!」
「!銀鷲の翼」
「ヒュン」
「うぅ…」
しかもサルデーニャが疲労困憊するまで…
酷い…
「サルデーニャ!もうこんなことやめて!」
「…」
「っ…」
「Blasting st_」
「パスタロープ」
「うわっ⁉︎」
「バシーン」
「痛っ⁉︎く…足が…」
「サロ,そのまま奴らを追い詰めろ!」
「!」
「うっ…承知致しました…」
「やめて!」
「ヴェネツィアンガラス」
「っ!」
もう,ダメ…
「Brittanica aegis!」
「ドッカーン」
「ぐっ…」
「!」
「今です!バドリオさん!」
「!はい!レモンの弾丸!」
「バーン!」
でも,これじゃ避けられる…
「っ…Pax brittanica!」
「「⁉︎」」
「バッコーン!」
「「ぐああああ!?!?」」
「ハァッ…ハァ…」
「ハァ…ヒュー…」
「クソ…覚えてろ!」
「ヒュン」
「うっ…」
「ふらっ,ドサッ」
「!ブリテンさん⁉︎」
「親_ブリテン!」
「え,親?」
「起きろ!」
「うぅ…thir…teen…」
「ガクッ」
「…こりゃ丸一日これだな」
「ちょっと待ってください,親,って…」
「?何のことだ」
「…いえ,なんでもないです」
今の,なんだったんだろう
シチリアさんはこの二人の過去を知らない
なおレモンの弾丸は本来はシチリアさんの技