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アイリス)アビス〜、お菓子作ろうよ〜

アビス)私ですか!?←あんまり上手に出来ない人、でも味は美味しい

アイリス)ダメなの?味は美味しいんだからさあとちょっと形を綺麗にしよーよ!

アビスの手を引っ張ってキッチンに立たせる

アビス)む、無理です!味だけしか無理です〜!

ワース)アイリス〜あんまりアビスをいじめてやるな?

アイリス)だって惜しくない?

アビスが作った少し歪だが味は美味しいスイーツを冷蔵庫から取り出す

ワース)たしかに惜しいが…

アイリス)でしょ?アビス〜頑張ろ?私が一生懸命教えるからさ〜

アビスの手を握ってウルウルとした瞳を見せ付けるとアビスは凄く嫌そうな顔をして「わ、分かりました…頑張ってみます……」と、渋々器具を手に取った

アイリス)やったー!ん〜とね、じゃあまずはケーキ作ってみよ!

アビス)は、はい…

ワース)好きなやつの尻に敷かれてんなぁ笑

アビス)そ、それはあなたもでしょう!ワース!

ワース)これでも一応は反抗するからな?笑

アイリス)反抗…ねぇ?なんだかんだ私の言うこと聞いちゃってるのに?笑

ワースの撫でると「おまえっ…」と何やら反抗しようとしてきたが「ん〜?」と軽く圧をかけると大人しくなった

アイリス)ほら、お互い様よ笑

アビス)アイリスさんに敵う人はいませんね…

アイリス)逆に勝てると思ってるなら全員炭一つ灰一つ残してやんねぇよ笑

アビスを後ろから抱き締めるようにして「ほら、まずはケーキ作ってみな?その後に色々教えてあげるから♪」と言って離れる

アビス)ケーキ…頑張ってみます

アイリス)よーし!出来るまでワースをオーターの前で遊んでやろ〜♪

ワース)ちょっ、やめろ!離せ!

アイリス)知らなーい♪















数時間後

アイリス)できた〜?

アビス)出来ましたよ…って、ワースの顔が…

オーター)わ、ワース…顔が……ゲッソリしてますよ…

ワース)あいついつか抱き潰す…←精液を絞れるだけ搾り取られた人

アイリス)抱き潰せるなら抱き潰してみな?笑

アビスを後ろから抱きしめケーキにデコレーションをしていく

アビス)クリームって固めで良いんですか?

アイリス)もちろん、逆に固くないと上手に出来ないからね

アビス)ふむ…

オーター)ワース…顔が…全身が……

ワース)よ、余計になんか吸い取られてる気が…

アイリス)あらあら…一気に搾り取ったせいで一気に疲労が来たのかしら…

アビスから離れワースを抱き締め頭を撫でる

アイリス)ワース、貴方は私にとっては凄い価値があるからね

ワース)え…

アイリス)あんたの精液、搾り取ってる時序盤の方クッソ不味かったのよね〜、簡単に言えば…そうだな「思い詰めた味」だったね、しかもただの不味さじゃない…死ぬ選択が生まれるぐらいの不味さ

ワース)…流石、アイリスだな笑お前がそばに居るだけで俺の価値は爆 上がりだな笑

アイリス)そりゃどーも笑オーター、お茶出してあげてそろそろ出来ると思うし

オーター)分かった、ワース行きますよ

ワース)はぁ…兄貴に着いていくのは大変だな笑

2人は喋りながら紅茶をもらいにドットの部屋に向かった

アビス)…気付いていたんですか?

アイリス)ココ最近のワースの顔色が悪くてね、あとアンタの顔色もね

アビス)!!

アビスは驚いた顔で私の方を見てきた

アイリス)あんたは自分の存在理由…あんたは私のそばにいればいい、私のそばに居たら自動的にあんたの存在理由は勝手に作られて行くわ「アイリスの傍に入れば存在理由は出来る」ってね

苺を切り、チョコを細かく砕く

アイリス)あんたの過去を知って言ってる、オーターやワースの過去を知って言ってる、私だってそうだったから…人の慰め方なんて知んないけど言えるのは「私のそばに居ればいい」ただそれだけ

アイリス)偉くなれなんて言わない、私を超えるほど強くなれなんて言わない…だって、言えないんだから、言えるほど偉くないから

チョコを湯煎で溶かしテンパリングしていく

アイリス)ほら、クッキー頂戴

アビス)は、はい

アビスはクマ型のクッキーを私に渡して来た

アイリス)ま、偉くても言わないけどね…だって、言えないんだから好きな人…愛した人、愛してくれる人…そんな人にそんな酷いこと言えないんだから

チョコの着いたクッキーを冷蔵庫に入れ冷やし固める

アイリス)まぁ、お前らの親を貶す訳じゃないんだけど…私から言ったら「愛したけど愛してない」かな

アビス)愛したけど…愛してない…か、たしかに…そうかも知れませんね

アイリス)愛したのは「強くさせたいから」あなた達を「自分の家系の中で1番強く、重要にさせたい」だからね

アビス)…怖いですね…人を玩具みたいに操る人なんて…

アイリス)怖いよ、人が人を操るなんてね

冷蔵庫からクッキーを取り出し「ほら、ケーキに飾ってみな?どこに飾っても平気だから」と言ってクッキーを渡す

アビス)…アイリスさんは…なんで私達を救ったのですか?

アイリス)…救った……か、私はね、そういうつもり全く無いの

食器類を洗いながら「私はね、人を助けるなんて器用な事は出来ないの……簡単に言えばエゴよ」と話す

アビス)エゴ…?

アイリス)そう、過去の私があの人達を…昔の家族を忘れられなかったから…助けられなかったから…今、それを償うようにね…

アビス)アイリスさん…

アイリス)私が死んだ時、あっちに旦那達がいたら最初に聞かれるのは「幸せになれたか?」だろうね笑

笑って食器類を全て片付ける

アイリス)…さ、盛り付けたらあの二人のところに運ぶよ

アビス)は、はい!


















アイリス)(その人を思い出すと死んだ人の場所には綺麗な花が咲く… )

旦那)アイリス、幸せかい?

アイリス)…(とっても…)

息子)ママ!僕達のことは心配しないでよ!ママがこっちに来たら沢山遊んで貰えるまで待ってるから!

娘)だから今は私達が飽きないように色んな遊びを考えててね

アイリス)(分かったよ、ゆっくり待ってて)

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