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ᜊ_みʓく。ᜊ@物語作成×
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悔しい注意事項は1話をご覧下さい🙇♂️
💜×💚
「お前は、好きに生きるのではない」「この藩のために…藩を守るためにある命だ」
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「紫苑殿」
💜「?…あぁ、悪い。」
「紫苑殿、縁談の話ですがね」
💜「だから、今はよせと言っている」
「ですが跡継ぎはどうするおつもりですか」
💜「……はぁ、近いうちに決めよう」
「藩のためです、お考え下さい」
何度この身分を恨んだことか、何度、あの言葉を恨んだことか。
藩を守る為にある人生、命だった。亡くなった父からも耳が腐るほどそう言われてきた。
縁談の話なんかよりも、翡翠花魁と話す方がよっぽど良いのだ。藩主であるにも関わらず花魁を本気で愛そうとしているなんて。馬鹿げているのは俺の方だ。
でも、身請けのことであんなに頭を悩ませ、自分のことも俺のことも真剣に考えているあいつを思うと今更放っておくなんてできやしない。
💜「俺が、ここに生まれてきた罰だとでも言うのですか」
💜「父を守れなかった、罰なんでしょうか」
俺が藩主でなければ、なんてことは朝が来る度頭によぎる。それでも身分も時間も待ってくれない。
ただ、このまま泣き寝入りなんて絶対に許せなかった。俺はどうなってもいいが、あいつから笑顔が消えるのだけは避けたかった。
俺の前でずっと琴を弾いて、俳句を詠んでいて欲しい___いや、ただそばに居てくれればそれでいいのに。
💜「くそ…もう随分あっちに行けてない」
俺が縁談の話をしたくないのも勘づかれているようで、頻繁に遊郭などに通っていたらどうなるかわからない。
💜「許してくれ……俺だって叶うのならお前のことを忘れたくないんだ」
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「紫苑殿、こちらをご覧になってください」
💜「…あぁ」
手渡されたのは縁談相手の家系図や家譜が記されている書物だった。
1枚1枚めくっていく手が鉛のように重い。少しづつ、あいつが薄れていくような気がして気持ちが悪かった。
家紋、名前、年齢にうっすらとした嫌悪感を抱きながら目を通していくと、ふとひとつの文が目に留まる。
💜「……幼い頃に、両親と離れた…嫡男?」
コメント
7件
なんかめっちゃ引っかかる終わり方...楽しみだ 追記:シクフォニチップス追加で4個買いました
うわぁ、今回は紫苑さんの内面がすごく重く伝わってきましたね…。「藩を守るためにある命」って父から言われ続けてきたんだ…。身分に縛られて、好きな人さえ自由に愛せないなんて。でもあの翡翠花魁を想う気持ちが「俺はどうなってもいいが、あいつから笑顔が消えるのは避けたかった」って台詞に詰まってて、切ないけど温かい。 それにしても、縁談相手の資料をめくってて「幼い頃に両親と離れた嫡男」って一文に引っかかったところ。これ、何か秘密がありそうですね。次の展開が気になります。