テラーノベル
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どうも〜
俺ね、シンプルノベル(?)やってみたかったんよ。
挑戦回ってことでクソみたいにボロボロだと思うけど許してちょ
「あつい、」
そんな自分の独り言で目が覚めた。
もう暑さは熱中症厳重警戒レベルにも達している程の真夏。
地球温暖化も相まって本当に暑い。
朝、には起きるつもりだったのに外はもうすっかり日光が真上に顔を出していた。
「寝過ごした、、」
大切な約束なんてない。
特にやることもない。
ただただ無気力に過ごす毎日。
そんな毎日に嫌気がさす、とまでは言わないが飽きていた。
奇想天外、波乱万丈な人生なんか小説や漫画、それこそ恵まれている人のもの。
俺には到底程遠い。
そう思っていた。
『らい』
俺の名前だけを打った単調なLINEが届く。
何事かと思いそれを開いた
ロゼとは親友で幼なじみ。
子供の頃からよく遊んでいたので、やることも無いし、遊びの誘いなら喜んで受けようと期待を込めて「何?」っと返す。
『大事な話がある。』
普段からは予想も出来ないほど、真面目な文脈。本当に何事だよ。
俺なんかやらかした?
だめだ、心当たりしかない。
そう考えていると、続きの文章が送られてきた。
『2時から、カフェで話さないか?』
現在の時刻は12時。
支度をするには十分すぎるほどの時間だった。
「うい」
堅苦しい雰囲気には慣れない。
何とか気に触らない程度に空気を和らげようとそう打った。
「支度するかぁ」
先程まで昼にも関わらず寝ていたので、汗をかいていた。
このまま向かう訳にはいかないので、バスルームへと行こうとリビングを後にした。
風呂上がり簡単にドライヤーをすると、決めすぎるとかっこ悪いかな。なんてくだらない事を考えながらラフな服装を選ぶ。
歯磨きをして、財布とスマホ。お守りを肩掛けバックに入れ家をでる。
時刻は1時40分。
あれ、結構ギリかも。
ショート動画って罠だよなぁ。
カフェに着いた。
中にはロゼがもう席を取っていた。
いや、遅刻はしてないし。
あっちが早く来てただけだし、
心の中で自分に言い訳。
意味なんてないのに。
「お待たせ〜」
席に着くと、ロゼがいつにもなく真剣な表情をしていた。
そして、どこか悲しげだった。
どうにか空気を和ませよう。
ボケ、、ていい雰囲気じゃねぇよなぁ。
「グゥゥウ、キュルルル」
やっっべ朝も昼も食ってなかった、
恥ずかしぃ、、、
「ごめ、//」
ロゼは少し驚いたようにしてから、すぐくすりと笑う。
『お腹すいてんの?』
うぅぅもう無理はずいってぇ、、
「寝てて何も食べてなくって、」
そんなことだろうと思った、なんて言いたげな表情をうかべられる。
場は不本意ながら和んだから結果オーライ、、かぁ、、
流石にもうならないようにと注文をする。
他愛のない話をした。
大事な話なんて存在しなかったかのように。
『らいと、』
びっくりした
急に声色変えて、いつもらいって呼ぶくせに急になんだよ。
大事な話、、少し怖かった。
何かが変わってしまいそうで。
「なん?」
そう返すのが精一杯だった。
変に緊張して頭も舌も回らない。
少しの沈黙。
その沈黙を破ったのはロゼだった。
『俺と、』
『俺と付き合って欲しい』
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