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琴寧
38
#織田信長
常陸之介寛浩
173
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第十四話、一気に空気が変わって鳥肌立ったよ…!!😳💦 諏訪勢の“笑顔”の槍、めっちゃ不気味でゾワッとした…(⌒ - ⌒)これ伏線だったんだね。そして勘助が「わしのせいで…」って後悔してるところ、心にグサッときたよ…。軍師としての慢心が招いたとか、重すぎる…。由布姫様のエピソードとも繋がってるの、構成上手すぎるよ琴寧さん…!次、どうなっちゃうの?!もう待ちきれないよ〜😭💕
ーーーーー
勘助や信玄には、未だに村上や小笠原が何者かに動かされていることが、心に引っかかっていた。
しかし……武田の畏怖を再び信濃にもたらすため、念入りに策を練り、進軍を始めていた。
そして、予定通り諏訪勢との合流を始めていた。
「諏訪の皆様、ご協力感謝いたす」
武田信繁が、諏訪勢へ声をかける。
「ええ……。」
兵たちが、短く返答する。
「合流、完了いたしました」
山本勘助が報告する。
「さあ……進みましょう。」
「うむ!」
信玄が、力強く頷く。
「皆、さあ、出陣じゃ――!」
兵を進める信玄。
小笠原と村上のいる領土へと、軍勢は向かっていく。
「……やはり、何かがおかしい……。」
勘助の眉が、ぴくりと動く。
「たしかに、諏訪勢は合流した――」
だが、その胸には、拭えぬ違和感が残っていた。
(わしでも、まったく読めぬとは……)
(軍師として、情けない……。)
不可解な動きに、胸がざわつく。
ーーーーー
そして、時がしばらく経ったあと。
突然――進軍が止まった。
「……?」
気がつくと、周囲の兵たちが、我らに向かって囲むように槍を構えている。
槍を向ける兵たちの顔には、不気味なほどの笑顔が揺らめいていた。
(⌒ - ⌒)
「なっ……これは一体!」
勘助の声が、震える。
信玄は、周囲を見渡す。
「……諏訪は、もう手に落ちておったか……。」
その瞳に、恐怖と焦りが交錯する。
「諏訪の皆様……!」
信繁が、声を張る。
「これは、どういうことです?!」
「我らに、なぜ槍を向けるのです!!」
しかし、諏訪の兵は何も答えない。
ただ笑顔を向け、槍を構え続けている。
ーーーーー
それから、しばらくして。
我らの仇が、姿を現した――!!
「こりゃ驚いた……」
村上義清と小笠原長時も、思わず息を呑む。
「ここへ向かってくださいと言われて来てみれば……」
村上義清が、目の前の光景を見つめながら呟く。
「諏訪は、すでに懐柔済みだったとは――」
「諏訪の皆様、お疲れ様でございました」
小笠原長時が、諏訪勢へ深く頭を下げる。
そして、連れてきた兵たちへ目を向け、声を張り上げた。
「さあ、全員、生け捕りにして――」
「あの方の元へ、連れて行け!!」
「ええい、くそう!!」
信玄が、必死に抵抗する。
「離さぬか、無礼者め……!」
「やかましい、黙って歩け!!」
小笠原兵たちの怒声が響く。
典厩様も、必死に抵抗していた。
「離さんか……!」
「この裏切り者め!!」
「御館様のため、全員成敗してくれるわ!!!」
勘助の眉が、ぴくりと動く。
(――まさか、最初から――)
あれだけ側室入りを拒んでいた由布姫様が、急に従うと言った時のことを思い返す。
あの時――御館様が、由布姫様 を側室にと望まれた折。
皆がこぞって反対する中、ただ一人、賛成を口にし、話を進めたのは、このわしだ。
あれがなければ…… そもそも、
この流れにはならなかったはずだ。
しかし、一体誰が……?
正蛇包円とやらの仕業であることは、
あの書状で確かだ。
だが――それだけでは説明がつかぬ。
監視 は付いていたはずだ。
抜け道 など、あるはずがない。
それを――かいくぐる“何か”があったとでもいうのか。
……いや、違う。
“ 完全“ であると思い込んでいた。
そのこと自体が、誤りだったのか。
軍師として召し抱えられたことに心を奪われ、慢心が生じていたのかもしれぬ。
「……わしのせいで…。」
勘助の胸に、焦燥と後悔が渦巻く。