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今回マネさんと若様多め
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あははは
あははは
あはは、、
あは、泣
ー ー ー ー ー
俺ってミセスに必要なのかな
元貴は俳優といい多方面で活躍してる
涼ちゃんも長野県民としてもそうだけどミセスの中では外交的で友達も沢山いる
俺は?
人見知りで
東京生まれ
演技も元貴ほど得意ではない
歌は好きだけど元貴よりかは
涼ちゃんはキーボード、ピアノそしてフルートも弾けるのに俺は、、弾けるけど初心者並み
ギターは、、SNSとか見たら苦労したライラックを軽々と引いてる人がたくさん
あはは
疲れたな
嗚呼もう死にたいな
もう嫌だ逃げていたいな
『死にたい』
そんな事が叶うはずも無く日に日に辛さは増していった
リストカット
漫画とかで見たら痛そうって思ってたけど案外気持ちいや
ドバドバ出てくる血
綺麗な赤い色
どんどん増えてくる傷跡
可笑しくなっちゃったのかな俺
でも偉いと思う俺
リスカ、手首とかだと見られちゃうから二の腕らへんにしてるの
この傷跡は俺が生きてるって証拠だ
俺がリスカしなくなったら死ぬって意味だね
だけど最近クラクラするんだ
おそらく貧血だろう
普段はいいけどパフォーマンス中は危ないよね笑
辞めたいけどやめられない
中毒性すごいや、リスカって笑
でも2人が心配しちゃうかもな
マネージャーに言っとかないと
とあるマネージャーにだけはリスカの事を言っている
俺とマネージャーだけの秘密ね
若井「マネージャー」
マネ「はい、何でしょう」
若井「ちょっと」
マネ「、、、またですか」
若井「えへへ」
マネ「やるのはもういいですけど体を大切にですよ」
若井「へいへい」
マネ「で、どんなご用件で?」
若井「あのさ、もし俺が倒れて病院にいっちゃったらさ」
若井「元貴と涼ちゃんには言わないでくれない?」
マネ「いうと思った」
若井「へへ、、」
若井「メディアには倒れて少ししたら公表していいよ」
若井「だけど絶対に元貴達にはメディアと同時にいって」
若井「それか俺が死ぬの確定だったら死んだらメディアにも元貴達にも伝えてね」
マネ「分かりましたけど病院にいる間大森さん達にはどう」
若井「実家で色々あったとか色々言っといて」
マネ「分かりました。だけど僕だけでいいから倒れたら連絡して下さいよ」
若井「わかった、約束」
これで元貴達に心配されないだろう
ーーー
ーーー
ーーー
若井「気持ちいなぁ」
若井「血ってこんなに綺麗なんだ」
若井「へへ、」
くらっ
若井「くらくらするな」
若井「もう寝よ」
若井「あはは」
若井「快楽だなぁ」
くらっ
若井「あっ、くらくらしてきた」
若井「あはは、いつも5回ぐらいやったあとなんだよな」
くらくら
若井「あれっ、クラクラが止まらない」
ばたっ
若井「マネージャーに、、」
なんか手あったかいな
ぱちっ
若井「マネージャー?」
マネ「若井さん、、」
ぎゅっ
若井「んわ、」
マネ「若井さん、早すぎるよ。倒れるの」
若井「ごめんね、」
マネ「もう、謝らないで」
若井「元貴達には言ってない?メディアにも」
マネ「はい、誰にも言ってません」
若井「ちなみにどんぐらい寝てた」
マネ「長かったですよ、一ヵ月」
若井「そんなに寝てたの笑」
マネ「貧血もありましたけど栄養不足、寝不足もありましたからね」
若井「元貴より先に倒れちゃうんだ」
若井「てか一ヵ月実家に居たことになってたの俺」
マネ「最初の1週間はそうですね。そこからは僕が説得して若井さんを活動休止にしました」
若井「わお、あ、誰にも言ってないよね」
マネ「多分。ですが大森さん達も心配したでしょう、今探し回してますよ」
若井「そうなの」
マネ「僕は言ってませんがいつか絶対此処にたどり着いてきますよ大森さん達は」
若井「ちなみにここは」
マネ「東京からは離れてます。他の県の病院です」
若井「マネージャーないす」
若井「でもマネージャーはどうしてんの?」
マネ「まぁこんな事を言うのもあれですが一応毎日お見舞いに来てたんですからね」
若井「そうだったの、ありがとう」
マネ「僕も若井の意思で若井について行ってるって言っておやすみしてます」
若井「東京から此処って遠いでしよ」
マネ「ここら辺に実家があるんです」
若井「そうだったの」
マネ「そろそろ失礼します。また明日」
若井「そっか、また明日」
がらっ
行っちゃった
ありがとうマネージャー
ちゃんと約束守ってくれたんだね
でもいつかは此処にたどり着いて来るんだろうね彼らは
やだなぁ
顔見たくないなぁ
顔見たら苦しくなっちゃうもん
元貴達からメッセージたくさん来てるな
見ないとこ
見たら、、反吐が出ちゃう
ファンの人、心配してくれたかな
活動休止発表してんのかな
メディアには伝えてるのかな
嗚呼帰りたくないな
このままずっと病院に居てマネージャーと話してたいなぁ
たまにはお友達も呼ぼうかなぁ
退院したらまた場所移ろうかなぁ
韓国に逃げよっかなぁ
流石に韓国までは追ってこないでしょ
2人は俺が居なくて生き生きしてるのかなぁ
演奏はうまくいってんのかなぁ
もし生き生きしてたら俺は足手纏いだったのかなぁ
あれっ、息苦しっ
若井「ハアッ…カヒュッ.ハヒッ」
俺死んじゃうのかなぁ
明日マネージャーが来て俺が死んでたらどんなリアクションをするのかなぁ
俺が死んでたら2人は悲しんでくれるかなぁ
それとも喜ぶのかなぁ
もう寝よ、
ー ー ー ー ー ー
若井「マネージャー今日は?」
マネ「はい、いちご」
若井「やったぁーありがとう!」
マネ「どういたしまして」
あれからマネージャーとは友達のような関係になった
若井「んふっ、うまー!」
マネ「若井さん前より生き生きしてますね」
若井「そう?」
マネ「そうですよ」
若井「いまは毎日が楽しいからね!!」
マネ「それなら良かったです」
若井「マネージャーも食べる?」
マネ「良いんですか?やった」
若井「マネージャーも生き生きしてるよ」
だだだだだ、、
若井「何この音」
マネ「まさか、、」
がらっっ
大森「若井!!!!!」
何で此処に
やだ、顔見たくない、
いやだっ、いやだっ!!
若井「も、もとき」
藤澤「何してんのこんなとこで!!!!」
若井「りょーちゃん、、」
マネ「ちょっと大森さん、藤澤さん今は若井さんに接近禁止です」
若井「マネージャー」
このマネージャーはちゃんとしてる
大森「そんな事どうでも良い!それより若井」
藤澤「なんで東京かは離れたとこに!」
若井「ヒッ、、」
いやだ
いやだ
いやだ
いやだ
マネ「お帰り下さい!!!!!」
若井「!!」
今日初めてマネージャーが声を荒げた
ちゃんと俺を守ってくれてるんだ
大森「何かってに活動休止してんだよ馬鹿野郎泣」
藤澤「僕達にも言わないでさふざけてんの?マネージャーもさ泣」
ちがうっ
やだ気持ち悪い
何で泣いてるのこの人達
前ならこの人達が泣いてたら慰めて自分も悲しくなってたのに
今となってはこの人達が泣いてるの気持ち悪く感じちゃう
マネ「今日はお帰り下さい!!」
大森「帰ってたまるかよ、どれだけ心配したか泣」
藤澤「ファンの皆んなも心配してんだよ泣」
藤澤「おいマネージャー、どうして言わなかった。どうして貴方が若井のそばに居て良くて僕達はだめなの泣」
大森「どっちもなんか答えろよ」
マネ「若井さんは今は大森さん達の顔を見たくないそうです。お引き取り下さい」
看護師「お客様すいません。若井さんは患者です」
看護師「帰って下さい」
大森「でも、」
若井「マネージャーは悪くない」
藤澤「若井?」
看護師「お帰り下さい!!」
大森「あ、ちょっと」
がちゃん
若井「はー、はひゅっ、、カヒュッ」
マネ「若井さん、、」
やだ
あの人達はキラキラ輝いてる人なんだ
俺とは違う
何でだろ
もう気持ち悪いくらいになったわ、あの人達を見ると
でも良かった
看護師さんが理解ある人で
あれからあの人達は忙しいからかあまり来なかった
ありがたいことだ
だかたまに来ると声を荒げて俺に問いかけてくる
『なんでこんな所に居るんだ』
『どれだけ心配したと思ってんの』
『何も言わずに姿を消して』
『馬鹿野郎』
『ふざけんな』
『どうしてこうなったんだよ』
『今有難い事に忙しくさせてもらってんのに』
『なんとか言いなさいよ』
大体あの人達が来て俺に発する言葉は決まっている
多分だが全てあの人達にとっては心配と優しさの言葉なのだろう
だけど俺にとっては精神的に、身体的にえぐられる言葉だ
あの人達が来た日は必ず自虐をする
する度に担当医に怒られる
マネージャーにも怒られる
彼らの怒りは完全な優しさだって俺は知っている
でもまたまた俺偉い
二の腕にはもうし過ぎた
だから二の腕の傷口が悪化しないように
今度はちゃんと手首にしてるんだ
あの人達のせいだ
あの人達のせいでまた自虐しちゃてるよ
あの人達嫌い
あの人達は嫌いだけどギターはまだ好き
俺の病室は特別に防音室となっている
よくギターを弾いている
何故かキーボードもあるからキーボードも弾いている
ある日キーボードを弾いてるとドアが少し開いていて音漏れしていた
するとあの人達が俺の病室前で泣いてたらしい
怖い
この話は聞いた話なんだけど俺が我逢人を弾いてたら泣いたってね
ばかじゃないの
本当に嫌い
でもあの人達は
泣きたくなるように
自らの身を投げ出したくなるように
辛いんじゃないかな?
まぁ知ったこっちゃない
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終わり方迷走
コメント
13件
凄く好きです!🫶🏻🫶🏻🫶🏻 ❤️さんと💛さんは優しさのつもりで言っているのにその優しさは💙さんにとっての苦痛…深いですね…🤔 続きがすっごく楽しみです🥹💕
好みすぎて…
マネージャーさん良い奴すぎるやろ… 今回のお話もとっっても良かったです!!