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この世は神によって作られた三つの世界がある。
天界、地界そして魔界だ。そのうち地界は初めて作られた世界だ。
完璧な世界、その世界の生き物まで全てだ。
この完璧な世界はある時を機にして滅亡した。何故かって?
生き物達は進歩に進歩を重ねて、ついには自分達の存在の無意味さに
気が微睡んだのだ。そもそも気があったかすら解らないが。
神は焦り、新しく天界と魔界を作った。
魔界は地界を誘惑し蝕み、天界は地界を正し、直す。
環境的には最大にうまくいった。神も阿呆ではなかったのだ。
ループされることはなく、発展したり退化したり程よくなった。
一つの世界でも不具合が起きると、全ての世界に影響を及ぼしたため、
同じことが繰り返されることはないのだ。神的には新たな大発見だったろう。
魔界の生物は地界を魅了する風貌、習慣となり、
天界の生物は魔物が恐れる姿へと進化していった。
ただし、ここで問題が発生した。天界も魔界の生き物らは地界の矯正をするた
めに、時空間の移動が自由だったため、世界が作られてある程度たった頃
地界への情熱が剰りにも向上したせいで天界側が大勢を引き連れて
魔界を奇襲したのだ。神は容易に対策を施した。
神は互いの世界に侵入出来ないよう死のバリアを張った。いや、
バリアと言うよりも境界線だ。この線を越すと、越えた分身体に膜が張られ
その隙間が真空になり、身体が膨張して破裂してしまう。
また、境界線を引く代わりに話し合い場が設けられた。
天界と魔界が長い螺旋階段で繋がれ、その途中に一面となにもない場所
話し合い場ができたのだ。
他界との恋愛は仕事上以外は禁止された。
魔界の生き物は地界にいるときだけ容姿を自由自在に変えることが出来る。
天界の生き物は地界側からは見えない。
地界の生き物は空間移動ができない。
ただし、三つの世界でひとつだけ共通点がある。
それは欲だ。
誰もが目標をもって生きているのだ、生きているから。
複雑で単純なこの世から生まれるものは何か、私にも未だ解らない。
しかし、この文面を読んでくれている貴方達は少なからず幸せだろう。
なぜならこれを書いている私も幸せだからだ。
私はこの世界のルールに反した一人である、私は魔人だが愛しの天人
の恋人と暮らしている。君たちの世界がどうかは知らないが、
欲に忠実にいろ。
私が言いたいのはそれだけだ。
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どもども!匿名希望です☆
第1話お楽しみ頂けましたでしょうか。
私が小6の時に書いたものをリメイクしており、
実はこれはプロローグで、物語は次から始まります。
まだまだ長く続くと思うのでこれからよろしくお願いします!
今後期待を!では……ノシ