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なんとフォローが20人になっとります。

嬉しすぎて踊ります。

 n Λ_Λ

(ヨ(´・ω・`) イエァ!!!

≡ y  と丿

≡(_ノ ノ

≡(ノ´

では本編へどうぞ〜








💚視点

❤️「だって、まちこさん♡」

ギュッ……

そう言ってキャメさんは私の手を握った。

しかも恋人繋ぎだ。

💚「え?」

💙「は?」

いやいや、なぜそうなるんだよ……

そうはならんやろ、絶対に……

でも、ちょっと嬉しかったりする。

本当の恋人に見えるといいな。

そう思って後ろを振り返ると、なぜかめちゃくちゃ禍々しいオーラと顔をしたせんせーがいた。

ど、どうしたんだろう?嫌な事があったのかもしれない、そっとしておこう……

❤️「ほら、まちこさん。俺さ、早く行きたいんだけど一緒に行こうよ」

ね?と笑う彼を見てそんなに楽しみなのかな?と思いながら、

💚「ま…まあ、別にいいけど(?)」

と、曖昧な返事をする。

❤️「じゃあ、決まりだね」

と言うと、キャメさんは私の手を引いて目的のお店まで走って向かって行った。

💙「おい、」

スタスタ……

走るスピードが結構速くて、今日スニーカーで来て良かったと思った。

そういえば、せんせーがなにか言ってたけど、なんか用があったのかな?あとで聞くか……




















キャメさんに手を引かれていると、今更ながら恥ずかしくなってきた。

今は手汗をかいてないかが心配だ……

そんな事を思ってる間にいつの間にかお店に着いていた。

💚「1回、待って……」

荒れた息を整える時間が欲しい。

❤️「あー……まちこさんごめん!速すぎたかな?」

💚「ふぅー……まあそれは別にいいんだけど、みんなを置いてちゃったよ」

❤️「うーん、じゃあここで待つ?」

💚「いや、キャメさん早く行きたかったんでしょ?じゃあ先お店に入っとこうよ〜あとでみんなにメッセージ送ればいいんじゃない?」

❤️「あ〜、そういえば”そういう事”にしてたな……」

💚「どういう事?」

❤️「いや、なんでもないよー」

💚「?」

出た、最近よく使うはぐらかし……

ニキニキも最近キャメさんが扱いにくいって言ってたな……
















❤️「じゃあ入ろっか」

💚「あのー、その前にこれ離してくれない?」

❤️「ん?」

💚「これ……」

片方の手で繋がれてる方を指差す。

❤️「なんで?」

💚「ま、周りの目が気になる……」

ちらほら通る人達が明らかに私達の手を見ていた。

❤️「あ〜、じゃあ見せつけちゃおうか?」

💚「え?」

そうしてキャメさんはさっきより強い力で私の手を握り、自分の顔の近くまで手を寄せてきた。

そして、近くにいる男の人をチラッと見てから私の手に触れるぐらいのキスをした。

❤️「ね?」

にこっと首を傾げてきた。

💚「あ……えっと……」

焦ってしどろもどろになってしまう。

❤️「早くお店に入ろう?」

💚「う、うん……」

お店の前で騒ぐわけにもいかず、うつむきながらワンテンポ遅れて返事をした。












ガラガラ……

「いらっしゃいませー」

❤️「六名で予約してるニキなんですけど、本人後から来るので先に部屋に入ることって出来ますかね?」

「はい、ニキ様ですね。先にお入りすることは可能ですよ、ご予約されている個室にご案内します」

❤️「ありがとうございます。ほら、まちこさんも行こう」

💚「はいはい……」

冷静になったらなんかこのおかしな光景に慣れてきたかもしれない。

キャメさん結局店員さんと話してる時も手を離さなかったな。

さっきの手の甲へキスしたのは……

たぶん幻覚だ、いや間違いなく幻覚だ。

畳が敷いてある部屋に到着すると、

「こちらになります」

と店員が言ってくれた。

❤️「ありがとうございます。お冷とかメニューは他の人達が来たらでお願いします。」

「わかりました。では、失礼します」

ガラガラ……

そうやって店員さんが居なくなったと同時にキャメさんと手が離れた。

あ〜、しばらく手を洗えないかもしれない、

…………

いや、流石に洗うわ

そして、1人で謎にツッこんでいると、

❤️「まちこさんも座りなよ 」

と、もうキャメさんが窓際の右端に座っていた。

じゃあ私は反対側座ろうかな?

私が靴を脱いで動き始めると、キャメさんが私の服の裾をつかみ、

❤️「そっちじゃなくて、こっち」

と、私をキャメさんの隣へグイッと引っ張りながら移動させた。

ポスン……

結局手を繋いでいた時と変わらないぐらいの距離感で座ってしまった。

いや、それよりも近くてあとちょっとで肩が触れそうなくらいだ、正直もう限界が近い……

💚「キャメさん、近くない?」

❤️「うーん、これぐらい普通じゃない?」

💚「そう?」

❤️「うん」

そこで、なるほどーと思えるほど私は馬鹿では無い。

💚「やっぱり近いよ。キャメさん今日どうかした?」

❤️「……」

💚「なんかいつもより機嫌も悪い気がするんだけど、」

❤️「ごめんね。まちこさんは悪くなくて俺自身の問題というか”嫉妬”というか……」

💚「え?!それってどういう……」

ガラガラ……

💜‪「やっと追いついたー」

💚「!」

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