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ダンディー・ダーリン「年上の彼と、甘い恋を夢見て」

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ダンディー・ダーリン「年上の彼と、甘い恋を夢見て」

47 - スーツが似合う年上の彼に、ときめいて惑わされて -27-

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2024年08月21日

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「い、いえ、なっ、なんにも抱いていたなんてことは……あ、あはは」


まるで取ってつけたような渇いた笑いに、


「そうなのか?」と、蓮水さんが不思議そうに首を傾げる。


「ええ、はい、それならきっと毛布でも抱いて寝られていたんじゃ……きっと、そうですから」


昨日の夜のことが頭に浮かぶと、それだけで顔が熱っぽくなるようで、うつむいて必死で照れを隠す。


「毛布か……。もっと感触が違ったようにも……」


感触だなんて言われて、照れくささが一気に全身を覆う。


「よ、よっぽど、ホテルの毛布と相性がよかったのでは……」


しどろもどろで苦しい切り返しをして、


「あっ…と、そうだ、シャワーを浴びてこられたらどうですか? 酔いも覚めると思いますので」


なんとか話題をそらそうと、うつむき加減のままでバスルームを指差した。


「ああ、そうだな」と、彼が頷いて、「酔ってあまり記憶もはっきりしないなど、酔い覚ましにシャワーでもした方がいいな」と、ベッドから立ち上がった。


危なかった──……。私を抱いて寝ていたなんてことは、このままどうか記憶の奥底に封じ込めて忘れていてもらえたらと──。


そう思う反面で、やっぱり忘れないでいてほしいという気持ちもあって、やや複雑な心境にもなるようだった……。


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