⚠️主に🐒🌊です。🐒は一人暮らししてる設定です。🐒のメンタルがかなりやられてます。暴力表現あり。キャラ崩壊かも。下手くそです。それでもいい人はどうぞ
おかけになった電話番号はおでになりません
DDが音信不通になってから1週間……
discordもオフラインのまま。
ニート部員達はとても心配していた。連絡もマメで動画撮影に出られない時も必ずKUNさんにDMする。そんなDDが連絡どころかDMひとつよこさないのだから。
「うみにゃ、DDと連絡取れたか?」
『何回かけても出ないですね。』
「どうするんや…なんか危ない事件とかに巻き込まれたりしてへんやろな…」
KUNさんもひまじんさんも心配していた。でもきっと1番心配してるのは俺なんだろうな。平気な顔してるけど本当は心配で不安で、気を緩ませたら涙が出てきそう。
「うみにゃさん?大丈夫?」
『できさん…俺は大丈夫!』
「本当に?今にも泣きそうな顔してるけど?」
『そ、そんな事ないって〜!ほらスマイルスマイル〜!』
「うみにゃさん…」
何とか誤魔化したかったけどできさんにはお見通しだったかな。
「うみにゃ、お前家凸ってこい。お前しかDDの家知らないだろ?」
「確かに!DDのことだから家に居ないってことは無いやろ!」
確か一人暮らしを始めたんだっけ。てっきり皆DDの家を知ってると思ってたけどまさか俺しか知らなかったなんて。
『わ、分かりました…てか、俺一人…?』
「ガキじゃないんだから家に凸るくらい出来るだろ」
『そうですけど……』
確かに行けないことは無いけどもし仮にDDが…嫌、そんな事を考えるのは辞めよう。自分の首を絞めるだけだ。
『じゃあ行ってきます!』
「DD生きてたら写真よろしく〜」
『はい!間抜けズラ撮ってきますよ!』
「wwwwww」
あんな風に意気込んだが正直不安でしかない。何にもない訳ない。絶対何かしらある。そうじゃなきゃこんな事にはならないから。でもDDの家には初めて行くから少し楽しみな自分が居る
『ここかな?』
Go〇gleマップではここを指している。どうやらあっているようだ。
『DDの実家太そうな感じだったから何となく予想してたけど…想像以上だな…』
着いた所は明らか金持ちばかりが住んでそうなタワマン。新潟では見た事がない。
『えっと階数は…10階…?!意外と高いな。』
DDは高い所が苦手だからあえて10階にしたのかな。なんて考えながらエントランスのインターホンを押して呼び出す。
『流石に出てくれ…』
不安になりながら待っていると聞き覚えのある声がした。
「誰ですか…」
『あ!DD?俺!うみにゃ!1週間全然連絡も取れなかったから心配で来たんだけど…』
「うみにゃ?…俺の為に来てくれたの?」
『う、うん、まぁそうかな?』
「今開けるから入ってきな」
そう言われるとエントランスのドアの鍵が空いた。とりあえず最悪の事態にはなってないようで安心した。エレベーターに乗って10階に向かう。
DDの部屋のインターホンを鳴らすとドアが空いた
『DD!久しぶrうおっ?!』
挨拶をしようとした瞬間部屋に引きずり込まれた。
『でぃ、DD…?』
「うみにゃ〜…会いたかったよ…」
『お、俺も会いたかったよDD、』
意外と元気そうで安心した。でもいつものDDでは無いような気がした。様子がおかしい。こんな甘える様な性格ではなかったはずだ。
『でぃーでぃー…ちょ、くるしい、』
「ごめんごめんwうみにゃが俺の為に来てくれたのが嬉しくてつい。とりあえず上がりな」
『う、うん!お邪魔しマース』
流石タワマンと言うべきか。凄く綺麗。DDが住んでるとは思えない。
でも一つ気になるのはまだ昼の12時なのに部屋が凄く薄暗い事だ。
『DD〜なんでこんなに暗いの?電気つけたら?』
「…」
『あれ?DD〜?』
「……れ…」
『え?なんて?』
「まれ……」
何かボソボソ言っているが聞き取れない。
もう一度聞いてみる。
『DDもう1回言っt…んぐっ…?!』
「だまれ……」
急に首根っこを掴まれてそのまま壁に追いやられた。急に人が変わったみたいに…まるで…DDじゃないみたいだ。
『でぃ、でぃ、かひゅッ…くるしっ…』
「……」
どんどん力が強くなっていってるのが分かる。
このままじゃ意識が持たない。
『でぃ、でぃ、!あがっ…くっ…』
「え、あ、……ご、ごめん、!うみにゃ…」
DDの手の力が抜けていきそのまま俺は床に脱力した。酸素を取り込もうと肩を上下しながら息をする。
『はぁ…はぁ…ゲッホゴッホ…』
「ごめん、ごめんうみにゃ…俺……」
『だ、大丈夫だよでぃーでぃー…はぁ、はぁ…』
息を落ち着かせていると身体に温もりを感じた
『…DD?どうしたの?』
「もうこんな事しない。本当にごめんうみにゃ…」
『いいよもう大丈夫wほら顔見せてよw 』
そう言うとDDは俺に顔を見せてくれた。
でも俺は言葉を失った。全身の血が引いて行くのを感じた。
『でぃ、…でぃ、…?』
「ごめん、ごめんうみにゃ…w」
笑いながらDDは謝っていた。しかもただの笑顔では無い。劣情と欲を孕んだような笑顔をしていた。
「涙目で訴えてくるうみにゃ凄く可愛かったよ。肺に酸素を頑張って取り込もうと咳き込みながら息してるうみにゃもそそられる。」
『え、あ…』
「ねぇうみにゃ…もうニート部も50人クラフトも辞めようよ。これから一緒に暮らそ?」
『でぃ、でぃ、?何言ってるの、?』
「これからは俺とだけゲームして俺とだけ会話して俺の事だけを見て欲しい」
『そ、そんな…そんな事…』
明らかにおかしい。本当に俺の目の前にいるのはDDなのか?
『…おかしいよ。』
「…え?」
『おかしいよDD!どうしたんだよ!首根っこ掴んで壁に追いやったりわらいながら謝罪したり、!怖いよ…』
「…うみにゃ…」
『こんな事するDDなんか…嫌いだ!』
怒りと恐怖に身を任せたせいで、口走ってしまった。
『ご、ごめん…言い過ぎた…』
「……お前もか…うみにゃ……」
『……え?』
空気が変わった。凄く重たくて押し潰されてしまいそうだ。
「お前もそうやって……アンチするんだ…」
『あ、アンチ…?』
「俺がなんで1週間音信不通だったかわかるか?アンチのせいだよ。俺は俺なりにやってんのにアンチはお構い無しに俺をコメントで叩く。己の欲求不満を俺で満たしてる俺が傷つく事で気持ちよくなってんだよアイツらは!……見ないようにしようとしても気になって、見ちゃって…もうニート部も50人クラフトも嫌なんだよ…! 」
『DD……』
DDのアンチコメントが多いのは知っていた。自分でも見ていて辛くなった。DDが自分なりに努力してるのは凄く伝わったしちゃんと向き合ってるのも知っていた。でも中々減らないアンチコメント。意外とメンタルが弱いDDだから大丈夫かと心配していたがまさかここまで来ていたなんて…軽く見ていた自分を恨む。
「うみにゃはいつも俺の話を聞いてくれて…辛い時はいつでも言えよって言ってくれて…俺にとって唯一落ち着ける場所を作ってくれてたんだよ。だからうみにゃなら分かってくれると思ってたのに……」
『DD……ごめんね…ごめんなさいDD…言い過ぎたね…怖くなって言っちゃっただけなんだ。本当は嫌いだなんて思ってないよ。DDの事は大好きだよ。』
「…本当に…?本当に好き…?」
『うん。嘘つく理由がないでしょ?』
「うみにゃ〜…ぐずっ…」
泣きながら抱きついてきたDDを優しく宥める。まだ未成年なのに…辛さを半分背負ってやりたい。DDにとって俺は居場所なんだな。そう思いながら俺の腕の中で泣いているDDを優しく撫で続けた。
『落ち着いた?』
「ありがとううみにゃ。全部言ったら気が楽になったよ。」
『そりゃよかった。せめてKUNさんにはDMしときなよ?結構心配してたから』
「うん。ちゃんと謝んないとな」
『またいつでもいいからニート部来いよ!皆待ってるからな!』
「…おう!」
これでまたDDと一緒にゲームしたり撮影したり出来る。またいつも通りの日常を贈れると思うとずっと心の奥にあったモヤが晴れた気がした。
END
コメント
2件
うぁ〜すごいなんかこう、、、ぁ〜ヨカッタ!!