コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
・挿絵はガチャライフ2を使っています。
・名有り顔有りオリキャラがでます。
・ガバガバ設定
・外国語は全てGoogle先生に頼ってます。
・謎時空ですが、一応二次試験の最中です。
・キャラ崩壊、捏造、愛され、なんでもありです。
それではどうぞ!。
アンリさんに案内され、部屋に着く。
部屋の中には絵心さんがいて、部屋の中は監視室のようになっていた。
同い年くらいの人達が沢山の集められているのが液晶越しに見える。
少しだけ、彼がいるのでは無いかと思っている自分がいる。
十步程後ろに下がって深呼吸をする。
そして、口を開く。
ーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
「ブルーロック内職員として、配属されました。神内悠火です。予定よりだいぶ遅れてしまいましたが、皆さん、よろしくお願いします。」
ぺこりお辞儀をしながら、青年─『神内 悠火』は名乗る。
普段の俺達ならば、『職員さんかぁ、( ᐖ )』位で終わるのだが、今回はそうとも行かない。
『なにか質問ある奴いるか?』
絵心が口を開いてそういう。
いや、色々したいんですけどね??
「……あの、」
初めに小さく挙手をしたのは、ブルーロックスが一人、潔世一だ。
「なんで、そんなに後ろにいるんですか?」
そう、新しい職員である悠火は、絵心から十歩ほど下がった位置にいたのだ。
普通そんな後ろにいる?、もう少し近くに来れば顔もしっかりわかるのに。
『嗚呼、それか、…ちょっと来て、』
そう言いながら絵心は悠火に手招きをする、そして絵心の隣まできた時の姿に、目を疑う。
『…あの、やっぱり見えてませんよね?、これ』
なんと椅子に座っているエゴのメガネの所に彼の腹部分があり、それから上が見切れていたからだ。
瞬時に、彼はバチくそに背が高いことが分かった。
「はいはーい!、えっと、身長何cmですかー?」
そう大きく手を挙げて質問したのは、蜂楽廻。
1番気になるところを質問してくれて、思わずサムズアップしようとしてしまう。
『えっと、…2m30cm…です。』
気まずそうな声色で答えているが顔が見えない、というか2m30cm?
え、2m30???
あまりに衝撃的すぎて何人かは宇宙猫になっているし、人間ってそこまで身長伸びるのか??ほぼ八尺様じゃねぇか??
スっと悠火はしゃがんでこちらに顔を見せる。
あらヤダ美少年と思わず声が出そうになる。
ショートヘアのストロベリーブロンドの髪、綺麗な翠と紫のオッドアイ。
あ、これ日本人じゃねぇな、と一発で分かった。
身長もそうだが、その顔立ちは明らか外国人。
いやそれにしては日本語上手いな、?今翻訳イヤホンしてないよね?
あと、名前日本名すぎないか?聞く限り横文字が1つもなかったぞ。
『これからよろしくお願いします』
あら可愛い、にっこりと微笑んだ顔に思わず見とれる。
『あと、こいつはただの職員じゃなくて、お前らのマネージャーになるからな、』
は?
唐突な核爆弾投下に思考が止まる。
おい今なんて言った???
マネージャー?????
『それじゃ、』
おい待て、まだ話は終わってない、
…プツリとモニターが消える。
「「こ……」」
この時俺らの心はひとつになった、
「「「このッッ、」」」
「「「「「阿呆眼鏡ぇ!!!!!!」」」」」
俺たちの大絶叫は反響して虚空に消えて行った
潔世一は激怒した、かの傍若無人な絵心甚八を必ずぶち殺すと決めた。
「マネージャーって女の子じゃないの?!、女マネじゃないの?!」
誰かがそう叫ぶ、それに同意するように皆、首を縦に振る、まるでヘドバン。
本当に最悪だ、いや、マネージャーという存在は嬉しい、嬉しいのだが……最悪だ!!!!!!!!
ほら見てみろよ、乙夜が膝から崩れ落ちてんぞ。
「ライバルが増えんじゃん!!!ふざけんなよ!!!」
ダンッと大きな音を出して叫んだのはまさかの凪誠士郎。
なんだお前なんだ、そんな大声出せたのか??。
『ライバルが増える』発言に関しては、きっといや確実にサッカーの事じゃないのだろう、。
前までの俺だったら何言ってんだこいつ、で終わっていた。
そう!前までの俺だったらな!!!
実を言うと、俺、潔世一や凪誠士郎含め、ある人に片思いしてるのだ。
そう、皆さんご存知『御影玲王』
御曹司であり、サッカーが上手くて顔が良く、勉強もできるetc…
そんな器用大富豪な男。
もとい天然人たらし、彼のせいで今まで何人の健全な男子の性癖がクラッシュされたか。
現在彼は一日外出券をつかい、外出している。
タイミングがいいのか悪いのか、彼は今日一日いない。
願わくば、マネージャーが『御影玲王』という名の沼にハマらないでほしい。
……だがそんな願いは一瞬で打ち砕かれることとなる。
ーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
「それじゃ、」
そういいながら絵心さんはモニターの電源を切る。
下のほうから、『このッッ阿呆眼鏡ぇ!!』という声が聞こえた気がするが、聞かなかった事にしようと固く誓った。
これから、僕はここのマネージャーとなり、選手たちをサポートする。
マネージャーという職業は大変なもので。
個性の強い人達に圧倒されないようにするのが難しい。
全員分のプロフィールをもう一度見返す。
カルテと兼用になっているプロフィールはその人のほとんどのことが書いてある。
出身地。家族構成。好きな食べ物。されたら喜ぶこと。悲しむこと。利き足。趣味。休日での過ごし方など…。
どこで調べたのだろうと思うほど事細かに書かれていて正直怖い。
…ふと、横を見る。
そこには、見覚えのある紫髪がいた。
思わず自分の目を疑った。
いや、よく考えてみれば当たり前だ。
彼がここに来るなんて。
ここまで生き残っているなんて。
嗚呼、嗚呼、何度見ても、彼は変わらぬ姿でそこに立っている。
腕を掴んで、引き止める、驚いたような顔をしてこちらを振り返り、見上げる姿がなんとも愛おしかった。
約二年ぶりの彼は、髪を切っていて、短い髪をちょんまげのように高く結んでいた。
「お前…もしかして、悠火か?…」
目を見開いて、こちらを見つめる、ゆっくりと頷けば、その顔は段々と笑顔に変わる。
「ッ久しぶりー!!!!」
元気よく大声でそう言いながら彼は抱きついてくる。
久しぶりの彼の温もり、彼の鼓動が直に感じられる。
「元気にしてたか〜?!」
にひっと顔を緩ませた彼に釣られてこちらも顔が緩んでくる。
「うん!、玲王くんの方こそ、元気そうでよかった!。」
勢いで抱き上げた体が落ちないように支え、バランスをとるためにくるりと回る。
一回転が終わると自分が彼をお姫様抱っこしていたのがわかった。
まずい、早く降ろさなければ。
お姫様抱っこなんて、きっと彼は嫌がるからだ。
「よーし!」
嬉しそうな声色で彼は口を開く。
「大親友の感動の再会を祝して!、食堂へGOだ!!悠火!!」
きゃはっと子供のように笑いながら彼は片腕を上げる。
嫌がるどころか、むしろこの状況を楽しんでいるように思える。
本当に愛しいよ。
「Yes,my lord。」
そう言って彼を抱き抱えたまま食堂へ向かうため足を踏み出す。
一気に45cm近く上がった目線は新鮮なのだろう、「おぉ〜!すっげぇ!!」と彼は歓喜の声を漏らしていた。
そんな彼を横目に、人に当たらないように、転ばないように、歩みを進める。
この二年間で、話したいことが沢山できたんだ。
また君と共に入れるのが嬉しいよ。
そんなことを思えば、食堂への入口へ着く。
「さっ、ついたよ、玲王くん、」
「さすが悠火!。俺が歩くよりも早く着いた!!」
そんな会話をして、食堂へはいるが……。
中へ入った瞬間、誰かに遮られる。
なんだ?と思って下を見ると、パーティハットと星型のサングラスをかけた人たちがいる。
…ふざけてるのか???この人達は。
「あっ!、雪宮!乙夜!烏!!」
キラキラとした顔で玲王くんは三人に声をかける。
「知り合いなの?!レオくんッ!!!???」
思わず声を荒らげる、なんなんだ、玲王くんは人と仲良くなるのは上手いとはいえこんな人達とも仲良くなってたのか?!
「ふっ、違うよ玲王くん!」
うん?
「俺らは囚われのお姫様を救いに来た勇者や、」
え、ちょ、
「さぁ、魔王!、大人しく姫を渡すのだー!」
ま、
「困惑しているようだな、魔王よ!ここで名乗らせて頂こう!!」
「ユッキー!」
「えいちゃん!」
「からあげ!!」
「「「我ら御影玲王大好き三銃士!!」」」
キュピーン!という効果音が似合いそうなほどキレッキレのポーズを披露する三人。
それを大笑いしながら録画している赤髪の青年、今にも死にそうな水色髪の人や味噌汁を吹き出した人達。そして唐突に流れる初代プリキュアOP。
突っ込みきれないので逃げていいですか??