テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「好きになって、ごめん」
そう思い始めたのは最近のことだ。
あるドラマを見てまるで、自分の事を当てられたように感じたのだ。
ただ、僕は君に出会ってから変わった。
桜が満開に咲いた4月、高校に入学した。
中学時、根も葉もない噂でいじめられてきた為に話し相手も友達も作らないと決め塞ぎ込んだ。
そんなことしても意味ないとわかっていながらも、話しかけられても頑なに話そうとしなかった。
それでも、ずっと話しかけてくれた子からいつの間にか段々と知り合いが増えていった。
その中には悠もいた。
悠はゲーム好きで、あまり喋らない人だ。
最初はゲームが好きなんだなとしか思わなかった。
初めての授業でのグループワーク。自己紹介というなのちょっとした遊びだ。
本当の話を3つ、嘘の話を1つ書いて嘘を見つけるというゲームだ。
嘘のような本当のことを書いた。盛り上がった。
その時、悠は初めて笑った。
今まで見たことのない姿だった。 もしかしたらこの時から気になってたのかもしれない。
なんだか嬉しかった。
そこから僕は悠にくっついて色んな姿を探し続けてた。どんな性格でどんな人なのかを。
それがダメだったのか、いつしか陰口や悪口を言われるようになった。
けど、僕は悠がいれば平気だ。
これからも悠と話していきたい、学校生活を過ごしていきたい。そう感じた。