救急車で運ばれた陸人さん、
二、三日入院させるって言われた。
和弥と2人の夜を過ごした。
2階と階下の部屋
うっ…うっ…ん、
お母さん…の泣き声が聞こえた。
もう…大介さんが亡くなって1ヶ月経とうとしてた。
陸人さんの仕事に就いた、
公務員、刑事になった。
特殊機動隊にいた陸人さん…
兄さんには言ってなかった。
兄を殺した犯人を見つける為だった。
スーツ姿の陸人さんを観ると思い出す。
大介さんを…
義姉さん…
ごめん私。
2階から降りてきた。
おはよう笑っ
陸人兄さん今日からか…
なんだ?和弥
振り替えったら。
お父さんに似てきた。
ドクッ…
あ?…なんだ…うっはぁ
バタバタ!
和弥どうした?…
トントン。和弥行くなら降りてこい!…
ごめん俺歩いて行くよ。
方向同じだろ?…
出るから来いよ。
ガラッ…
陸人兄さん…お母さんと結婚するのか…
ドキッ…
まだ兄の三回忌済んでないよ。
でも…兄さん…お母さんを好きなんだろ?…結婚するならきちんと結婚式あげて欲しい。
…お母さん指輪だけで籍入れただけだよ!…
和弥…ありがとう笑っ
仕事も慣れたら籍、式あげるから。お前も俺の子供になるよな。
顔をあげた…
いや。俺は家を出る…
制服のネクタイをしたまま、
俺は好きな人がいるから。
あの子か?…千秋っていう娘。
…違う。
行く。
上着を肩にかけてた。
行ってきます!。
行ってらっしゃい。
…咲さん行ってきます。
行ってらっしゃい…
気をつけてね。
振り向いて。
結婚しょう…咲さん、
えっ?…
いきなりキスをされた。
陸人兄さん~!早くしろよ!…
あれも素直じゃないな笑っ
お互いに赤い顔をしてた。
和弥を途中で降ろして。
中央の本署に出向いた。
すみません。
柾木陸人と申します。
柾木主任~笑っ
ご無沙汰しました。
免許証、
サインをして印鑑を捺した。
東署の
加納さん、警部が見えた。
居ましたよ。
あの男性か?
振り向いた。
加納さん~笑っ
柾木主任。
初めまして。柾木陸人です。
こちらは優木警部だよ。
お噂はかねて聴いてました。
まだ若い警部さんですね。
いや。
もう50過ぎてる。
はぁ?…
すみません!御手洗いにいきたい。
歩いて行く。
腰悪そうだな。
山下幸恵に刺されてますから。柾木大介と違う犯人います。
若い男性に頑張ってもらうか?、
警部どこに行く?…
トイレにだよ。
警部?…
腰を掴まれた。
警部何する気だ!…
腰悪そうだな?…
グキッ!
傷跡に入れられた指先…
グゥ…!あ!
撫でられた。
警部…
何をした?…
仲間入りになってもらうよ。
結婚するのに…
誰か居るのか?…
兄嫁と結婚する…
…ヤバかったか…
番を交わしたのか?…
はい…3歳上ですが…
子供は?…
兄の子供と暮らしてます…
そうか…加納~!来いよ!
お呼びですか!…ヒッ!…柾木…?
容姿が大人びてた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!