「ねぇ、もうちょっとだけ隣にいたい」
僕はそう口にした
「ごめん、それは出来ない
帰ってくれ」
君はそう言った
あぁ、言わなければよかった
「ごめん」
僕は謝った
「帰ってくれ」
「はぁ、」
君は少しため息をついた
君は僕にこんなに冷たいのに僕は君の愛に溶けていく
身勝手なこの恋は妄想で終わらせる
いくら身勝手だって言われたって妄想の中で君と僕は幸せなんだから
だから不安じゃない
でも、未来はない
あんな顔に、その顔に、生まれ変われたら
僕は君と幸せになれたのかな
あぁ、大嫌いは大好きの裏返しではないんだ
知っちゃった
知らなくていいことを
どうしても幸せになりたい
君と僕でどうしても幸せになりたい
君と僕で幸せになりたい
欲望がどんどん膨らんでいく
あぁ、心がどんどん太っていく
どんどん心が太っていく
出会ったあの頃のように欲望は無くさないと
でも、君を想うと出会った時と
同じようになんてなれない
君と僕が幸せになることが僕の理想
理想、理想なんだ
理想の中で君と僕は幸せだから安心して、
安心、安心だ
だけど大丈夫なんて恋はどこにもないの
だから妄想で僕は感傷して君に代償をする
そして、連盟をする
君が僕と幸せになれるように
だから僕は君の愛に懐いてしまった
そして、理想だけを号んだ
何も聞こえないように、
理想の中の君の声だけを聞けるように
こんな行き場のない僕の愛を君に受け取って欲しい
どれだけ受け取ってくれなくたって
何度でも挑戦して
何度でも転生して
テレポーテーションだってして
君と一緒に何度も何度も逝くんだ
君とずっと一緒にいるんだ
僕のこの愛を受け取ってくれるまで
成り行きでこの終わりなき愛を楽しもう
楽しもう
愛
厭
愛
厭
楽しもう
愛
厭
愛
厭
飽きるまで楽しもう
愛
厭
愛
厭
飽きるまで
愛
厭
愛
厭
飽きるまで