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テラーノベル(Teller Novel)
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嗚呼………………どうしてこうなった。

国連のクソ野郎。馬鹿野郎。

なんでピンポイントに超大国一気に二人を子供にさせる?阿保なのか?阿保なんだな?そうとしか言い表せまい。

このクソデカチビ助二人を俺が見ろと?イギリスやフランスも居ないのに?

居るのは俺を合わせて三人だけ。

つまりこの世界最強兼世界の警察アメリカと世界初の共産国兼俺の幼馴染を見ろと?

一人で見ろと?は?もう毎回毎回俺は子守役だ。 

仕事を終えてやっと休めると思った矢先チビになった二人が机の上。 

希望から絶望。天国から地獄。天から堕ちた堕天使。地球が太陽に勢いよく突っ込むレベルだ。

なんなんだ。俺が何をやらかしたというのだ。    

最近は仕事漬けであったと言うのに。

また国連の阿保が言う『神様の悪戯』と言うものなのだろうか。

神め。クソ喰らえ。俺は無神論者だ。

当て付けか?当て付けなのか?無神論者への?クソ喰らえ。

「ナチーあそべー」

「にいちゃん…………?」

嗚呼……………本当にクソ喰らえ。

何がキリストだ。何がイエスだ。 

こんな嫌な嫌がらせをする奴は絶対に性根が腐ってやがる。

「にいちゃん………………あのね………アメリカのお兄ちゃんが遊んでって………」  

そう言って机の上から降りたらしいソビエトが近寄って言ってくる。

「遊べって言われてもな……………お前ら二人で遊んでろよ?」

「やだ!!コイツだってすぐ泣くもん!!」

「だって…………アメリカのお兄ちゃん…………危ない事ばっかりするもん……………」

………………嗚呼性格の食い違い。

アメリカは思いっきりやるタイプだったな。対するソビエトは昔から誰かの後ろからついて行くタイプだった。

前に行く奴と後ろについて行く奴。

真逆だ。

んーーーーーーー俺寝たいんだがなぁ…………

仕方がないので短時間だけ遊んでやる事にはした。

ただし体力を使うゲームは俺とソビエトは分が無いのでなんとか日本のババ抜き…………とやらを8ゲームはした。 

死ぬ。8ゲームしたのに今度は「俺アレしたい!!えーーっと………人生ゲーム!!!」

人生ゲーム……………長い奴じゃねぇか。ふざけんな。

長い奴やるって言ってねえよな?俺短いのなら良いぞって言ったよな?

隣に居るソビエトはと言うと……………

「面白そう…………やる!!」

乗り気でしたぁ…………ははっ…………あーあ………俺の睡眠時間ドンドン削れてくなぁ………

「さっ、流石にもう夜中だ。なっ?明日それをやろう。今は寝ろ頼むから」

 「「えー」」

「寝てくれ頼む。俺眠いんだ」

「そっかぁーなら良いよー寝るー」

「みんな…………寝るのなら…………寝る………」

よかった。寝てくれる様だ。本当に助かった。

明日国連に会ったらあの生えている羽をむしろう……………飛べんくなっても知らん。

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コメント

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ユーザー

私も、羽ほし〜な〜色つけてアクセサリーにしたいな〜

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