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通販来て欲しいですよねぇ…
応援しろよぉぉぉ!!!あ、なーくんもジェルかさとみの事好きなんか!おけおけ!(((勝手に決めんな 続き待ってるよぉぉぉ💪👍💕✨📣( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐゛📣✨💕👍💪
橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
※紫くん出て来ています。
桃side
新学期が始まり、クラスにも少しずつ慣れてきた頃。
先生「はーい皆座れー今日は転校生が来ている。」
先生がそう言うと一気に教室が騒がしくなる。
転校生か…そういえば人生で初めてだな。
小さなこの町に転校してくる人は珍しく、クラスメートたちが騒ぐのも無理はない。
橙「転校生か!かわええ子だとええなぁ〜」
桃『俺より?』
橙「え?」
桃『俺よりかわいい子が来てほしいの?』
橙「?!?!////…どしたん、最近デレ多ない?」
桃『うるせぇ』
自分で書いていて恥ずかしくなってきたから消しゴムを取り出し素早く消す。
橙「あ、照れた」
桃『死ね』
橙「もともと妖怪なんで〜死にませぇん♡」
桃『クズにも程がある』
橙「あーあ、戻っちゃった。でもそんなところもかわええけど…ッと。」
そう言いながら窓から出て来た妖怪の心臓ら辺に短刀をぶっ刺す橙。いや、有り難いけども。
先生「静かにー。入ってきていいぞ」
ガラッとドアが開くと入って来たのはスラリとした長身で、背筋が伸びた男の子。
?「紫です。よろしくお願いします」
一礼をする紫くん。菫のようなムラサキの髪と瞳。ぴょんと出ているアホ毛が印象的だ。
先生「では、空いている席…桃の隣だな」
桃「あ、はい」
手を上げて場所を教えるとありがとうと笑顔を見せてくれた。
なんだろう。変な感じ。
橙「………。」
HRが終わり、紫くんはチャイムがなった瞬間に俺に話しかけてきた。
紫「改めましてよろしくね」
桃「よろしく俺は桃」
紫「俺の事は紫ーくんって呼んでね!」
青「紫ーくん!」
紫「はいはーい、って!早速呼んでくれた〜!君はなんて言うの?」
青「僕は青!よろしくね!」
紫「ん〜と、青ちゃん!」
青「おお〜!初めてのあだ名だー!」
青が入ってきて、その後にクラスメートたちが紫ーくんの机を囲み、質問などをし始めた。
さっきから橙ぼーっとしてるな。
桃『大丈夫?』
書いても返事が無いため腕を引っ張る。
橙「…ッ!ごめん、ぼーっとしてたわw」
桃『朝から結構な妖怪退治してたし、疲れてるんじゃない?』
橙「そうやなぁ………。」
橙、最近無理し過ぎちゃってるし、さっきはああやって酷い事言っちゃったけど、少しは甘えさせてあげようかなぁ…。
青「それでね〜この町は海が綺麗でね〜」
紫「ここに来るときに通ったよ〜!綺麗だった!!」
青「でしょでしょ〜まだまだ良い所が沢山!カラオケとかショッピングモールとか無いけど、まぁまぁ楽しいよ〜」
それは…褒めているのか?
紫「そうなんだ〜……ねぇ、今度の休みに案内してくれない?この町のこともっと知りたいな!」
青「お!いいよいいよ〜!桃くんも行こーよ!」
桃「え」
あんまり外に出たくないなぁ…暑いし。
それに…
橙「……。」
橙に負担をかけたくない。
紫「……ごめん、無理だったよね」
桃「えっ………ううん、………大丈夫。案内するよ」
紫「本当?!ありがとう!」
にこっと笑う紫ーくん。さっきから彼の笑顔に違和感があるが………気のせいだろう。
1日ぐらい…1人でも大丈夫だろう。休みの日ぐらい、橙にも休んでもらおう。
桃「大丈夫だから!!!」
橙「駄目に決まっとるやろ!!!」
案の定、怒られる始末。
橙「前、そう言って泣きついて来たやろ!!いつ襲われるかも分からんし!!!」
桃「平気だって!!!」
橙「駄目や!!!」
でも橙には休んでほしい。勿論、襲われない方が珍しいぐらいの外に出るのは怖いけど………
桃「いいから!!!」
橙「絶対駄目や!!!」
桃「……ッもういい!!行ってくる!!」
橙「………じゃあええよ。俺がいなかったこと、後悔すんなよ。」
桃「!!………」
家のドアを閉める。
橙と喧嘩しちゃった……。橙は怒ったり、気に食わない事があると声が低くなる。さっきも相当怒っていたのだろう。とても低くて威圧感が凄かった。
怒らせたのは悪いが…いつも俺の為に体を張ってくれているのだから少しは休んでほしい。
青「あ!桃くん遅い!!」
桃「ごめんごめんw」
スタート地点として選んだのはこの間、春斗くんという妖怪と出会った桜並木の道。
紫「それにしても綺麗だねぇ〜」
桃「晴れてよかったな」
青「うん!青空に映えててエモい!!」
そこから丘のような所にある花畑、小川など俺にとっては普通の町並みを回るが紫ーくんはずっと目をキラキラさせてはしゃいでいた。
町中を歩き回り、最後に辿り着いたのは話題に出ていた海。夕日が映りとても綺麗だった。
紫「凄い!!空気も美味しい!!」
青「へー都会の空気は美味しくないの?」
紫「うーん…まぁここよりは美味しくないかなぁ」
桃「そうなんだ」
紫「…………ねぇ、2人は好きな人っていないの?」
青「えええ!!どうしたの急に!」
紫「だって男子高校生だよ?恋ぐらいしてるでしょ〜」
桃「そういう紫ーくんはしてるの?」
紫「してないよ?」
青「え〜w」
紫「青ちゃんは?いる?」
青「ん〜いないかなぁ…」
桃「青、小さい頃好きな人いたよな…えっとたしか…」
青「あーあー!!!何も聞こえないー!!!」
紫「w桃くんは?」
桃「俺?俺は………」
ふと思い出した、目の前に浮かぶ夕日のような髪色をしたあいつ。
今日、1人で外に出たけど運良く襲われなかったな。帰ったらドヤ顔してやろ。
橙はゆっくり休めたかな。
俺は橙のことどう思っているのだろう。
友達?主人と守備の関係?
俺が生まれたとき、橙が俺のアヤカシになる事は決まっていた。
宿命?それとも…………
運命?
桃「……いるよ」
紫・青「え?」
桃「好きな人…………いるよ。」
青「えええ!!!!!誰?!?!」
紫「そうなんだぁ〜青春だね〜!」
青「全然知らなかった…」
紫「誰なの〜?」
桃「…内緒」
青「まじか〜めっちゃ意外だわ…」
2人が誰だろうと盛り上がっているところ悪いが俺が好きなのは2人には一生見えない相手。
この想いが恋なのかはまだ分からない。もしかしたら、憧れとか尊敬とかそっちの意味かもしれない。
でも、
俺の事を守ってくれて、笑わせてくれて
可愛いって、好きって言ってくれて
かっこよくて、でもたまに天然で
そんな橙のことが好きなのは確かだ。
そう考えていると朝、橙と喧嘩したことを思い出す。
結局襲われなかったけど…橙は俺を思って叱ってくれたのだろうし……
すると突然青が叫んだ。
青「あ!!!」
紫「どうしたの?」
青「今何時?!?!」
桃「6時50分。そろそろ7時になるな。」
青「やっば!!アニメの録画してない!!」
紫「ええ?!」
青「僕帰るね!また学校で!!」
紫「うん!バイバーイ!」
嵐のようなやつだなぁ。
紫「…もう暗くなって来たね。」
桃「そうだな」
紫「今日はありがとう!!また学校で!」
桃「うん、またな」
紫「桃くんの恋、応援するね!」
桃「…うん!」
紫ーくんが手を振りながら去って行く。
俺も帰ろう。橙が待ってるし。
歩きだそうとしたが、あるものが目に止まりすぐさま近寄る。
海に面して階段状になっているコンクリートに体育座りをしている男性が1人。サラリーマンだろうか。俯いている男性が気になり、声をかける。
桃「あの……大丈夫ですか?」
男性「あぁ…大丈夫です……」
桃「でも、顔色悪いですよ。家、遠いのですか?」
男性「えぇ…ちょっとばかり…」
桃「すぐに帰った方がよろしいかと…」
男性「ありがとうございます……優しいですね」
桃「そんな……」
男性が立ち上がり、もう大丈夫かと俺も立ち上がった瞬間。
パチッ
町中が真っ赤に染まる。
嘘……だろ…?
男性「まさかそっちから出て来てくれるとはなぁ…手間が省けて嬉しいよ」
桃「ッ!!」
はめられた……どうしよう。
実際、襲われたとしてもどうしようか考えていなかった。
前みたいに走るか?いや、家までには結構な距離がある。橙を待つ?その間に殺される。
考えろ。考えろ。
必死に脳を動かしているとゴゴゴと音を立て、地面が揺れる。
地震…?!?!
桃「!!!!」
階段が回転している?!?!
すぐに階段の上にある柵に掴まる。
足場はどんどん角度が変わり、遂に海に対して90度になった。
男性は海に入るとどんどん姿を変え、巨大な妖怪になった。
大きな口をぐあっと開ける。
手が滑る。落ちたら食われておしまいだ。
あぁ……やっぱり俺はバカだ。
橙の言っていたとおり、1人で外に出るんじゃなかった。
橙…橙がいなかったこと後悔するよ……。
ごめん…守ってくれていたのに………
俺、死ぬのかな……橙に何も恩返し出来ないまま死ぬのかな…。
やだ…やだよ。
俺、お前が好きなのに。「好き」って言ってないのに。
目に涙が溜まるのがわかる。
橙………
ごめん______________
柵から手を離す。
落ちていく
目を閉じる
さようなら
「勝手に死なれたら困るんやけど」
え…………?
桃「橙ッ!!!!ポロポロッ」
目を開けると空中に浮いており、しかも橙にお姫様抱っこをしてもらっている。
橙「もう…俺の姫はすぐ泣くからなぁ俺がいないと駄目やからなぁ」
桃「なん…で…グスッ」
橙「1人で行かせるわけないやろ?後ろから着いて行って、桃に近づく妖怪たち退治してたんやけど」
そっか…運が良かったんじゃなくて橙がやっつけてくれていたんだ。
桃「ありッ…がとぅ…」
チュッと額にキスされる
橙「時無……詳しい事は後で。さっさとこいつもやっつけよ」
「…ックソ!」
橙「待てや」
妖怪が海の中に潜っていくと、橙も海に潜ろうとする。
桃「待って!俺、息できないよ?!?!」
橙「大丈夫やから」
何も大丈夫じゃねえよ。
バシャッッッ
桃「ッッ!……ッ!!」
息っ……出来な…
何やら頬に違和感がある…
もしかして今
俺の頬にキスした?!?!
橙「適地」
これって…術?
橙「桃、息吸ってみ?」
そんなのできるわけ無いだろ!
ブンブンと首を横に振る。
橙「大丈夫やから」
絶対いや!!!
橙「はぁ…言う事聞かへんと口にキスするで?」
桃「はあッ?!?!/////」
あ、やべ息が…あれ?
橙「ほら、息吸えてるやん。」
桃「ほ、本当だ…」
橙「これは適地の術。今いる状況に合った空間を生み出してくれる。海には空気を。暗闇には灯りを。な?凄いやろ?」
桃「うん…凄い」
服も濡れてないし…術さえあれば不可能な事とか無さそう…
橙「よし、じゃあ追うか〜」
桃「軽くね?」
橙「あんなやつ退治するなんて朝飯前やで」
桃「かっこよ…」
橙「え?」
桃「ばっっ!!////なんでもねぇよ!!!」
橙「ふ〜ん…とうとう惚れた?」
桃「うっせぇ!ニヤニヤすんな!!」
もう既に惚れてるっつーの。
橙「ん〜何処行ったかな〜」
桃「…大丈夫なの?引き返す?」
橙「そんなことしたらまた桃が襲われるやろ」
桃「そうだけど……」
全然気配もないし…。
橙「……閃いた。桃、協力して」
桃「う、うん」
桃「橙?!橙!!何処?!?!ねぇ!1人にしないで…やだぁ…………」
奥から近づく黒い影。
「なんだぁ…アヤカシが消えたのかぁ?可哀想に……今食べてあげるからねぇ」
妖怪が口を開けた瞬間、俺は笑った。
グサッ…
「グハッ…!!!!」
橙「後ろがガラ空きやで。まさかそっちから出て来てくれるとはなぁ…」
「ヴッ、ガッ……」
橙「はいはい、大人しく死んでくださーい」
グサグサと何回も刺す橙。流石に怖えよ。
橙「よし、怨敵退散」
御札に妖怪が吸い込まれていく。
橙「戻ろか」
地上へ上がると町はもとに戻っていた。
橙「ふぅ…」
桃「橙……ごめんなさい」
橙「…」
桃「俺、後悔したよ。橙と一緒に行けば良かったって。…でもね俺、橙に休んでほしかったんだ。ずっと俺の事守ってくれているし、疲れているんじゃないかって思って…1日ぐらい休んで欲しかった。」
橙「…桃」
桃「?」
チュッ………
桃「………へ?」
今……口唇に……
橙「//…ごめん……耐えられへんかった。ありがとな。そうやって俺の事考えてくれて。そうとも知らず、俺酷い事言ってもうた…」
桃「う、うん………」
橙「ただ、これだけは覚えておいてほしい。俺は桃のことが大切なんよ。勿論ご主人としてもだけど、1人の人として。そんな桃を死なせたくなんてない、俺が守ってあげたい。ただそれだけなんよ。だから疲れてへんし、辛くもない。寧ろずっと桃と居ることが幸せやで」
桃「うんっ…うんポロポロッ」
橙「また泣く〜そんなん泣いてたらまたキスするで?」
桃「…ッしてっていったら…どうする……?//」
橙「え?!?!…ッ///」
チュッ
橙「好き」
桃「………
俺も…好き________」
そう、橙に聞こえないような声で小さく呟いた。
紫「……恋か…
応援…するわけないじゃんw」
どうもぉぉぉ!!!てんですぅぅ!!!
またまた遅くなってしまい申し訳ありません!
いや…やっぱり平日は無理ですね!帰って来たら寝てます(((
多分これからも土日投稿だけになってしまうかもしれません!把握よろです!
いやいや物語も結構進んでますよ〜
この話長くなるのかな?と思っていたけど1つ1つが長いのでそこまで続かないかな…って感じです!
うちは最後まで書かないとモヤモヤするタイプなので最終回までは絶対に書くので安心してください!
新グッズ発表されましたね〜!今回もどれも可愛いい💗🧡そして実写のとき毎回橙桃の絡みあるの神すぎません?橙くんが桃くんのカチューシャつけた場面は勿論スクショ済みです(๑•̀ㅂ•́)و✧
そして皆さん言っていますが、通販はあるのでしょうかぁ!?うち、実は連れて行ってもらうはずだった友達が🍓👑降りてしまって…ライブ行けなくなってしまったんです…(´;ω;`)マジグッズ欲しい()
そんなこんなで色々ありますが皆さん頑張って行きましょ〜!(?)
いじょー!!!
ベリーベリーグッバイ☆