どうも!黒歴史です。続きです。
最近黒歴史を連呼しすぎて逆にイタいだろって人はいると思うんです。😌(共感)
ワンクは前回と同じ(今回はほとんどネタバレ・捏造が酷いです)
地雷さんは引き返すこと
何でもOKな方のみ引き返さないこと
なんか∞番出口みたいじゃないですか?!?!
すみません。このウザさ、わたしだったら殴りかかってます。
全然∞番出口じゃねえよ。
ちなみに皆さん、気が付きましたか?
このお話………………【第8話】です。
すみませんでした。許して下さい。ありがとうございます
暗くなった場面の中、社員達はそれぞれの考えを浮かべて私を見つめる。
しかし私はそれどころではなかった。
この先を、探偵社の皆に見せてはいけない。
太宰(だが、今の私には如何する事も……)
この状況から如何に脱却すべきか、頭の中に幾つもの選択肢が浮かんでは消える。
しかし………
無慈悲にも、場面は再開してしまった。
ボロボロの家の影で、黒い外套を身に纏った二人が話している。
広津「_____横浜租界。曾て此処で巨大な爆発がありました」
広津「その跡地に、ある時から勝手に街を造り始めた……それが此処、摺鉢街です」
黒い外套を身に纏った私は、手に持った本から目を離さずに呟く。
治「なるほど……外国にはメッキを飲む自殺の方法があるのか」
敦(全然話聞いてない)
治「えー……“但し、飲んだ者は生き乍らにして内蔵を溶かされる”……?」
治「うげぇ、試さなくて良かったあ。ねえ今の知ってた?えぇっと……」
広津「……広津です。参考にさせて頂きます」
探偵社(……か、会話が噛み合ってない……)
広津(彼は先代の最後を看取った唯一の遺言の証言者。只者ではない、侮っては……)
広津「……太宰さん、この辺りは抗争地域です。御注意を」
治「抗争?」
広津「現在マフィアと敵対している組織は3つあります」
広津「1つ目が“高瀬会”、もう1つが“GSS”」
広津「そして3つ目が、未成年のみで構成された“羊”という組織です」
広津「この近辺は“羊”の縄張り……呉々も注意し
その時、私が持っていた携帯が鳴る。
治「あ、森さんだ」
治「もしもし。うん、色々判ったよ」
治「調査の事だけど、結論から云うと………先代は、居たよ」
探偵社「!!」
治「蘇ったんだ。地獄の底から」
治「うん。……帰ってから詳しく報こk
その瞬間、場面の中の私の身体が其の侭横に吹き飛ぶ。
探偵社「ッッッ?!?!」
広津「太宰さんッ!!!!」
衝撃音と共に壁に打ち付けられる。
……………。
…………今から寒気がしてきた。
国木田「これは……ッ?!敵襲か?!」
与謝野「其のようだねェ……だが、あれは一体何だい?」
乱歩「………」
砂煙の中、私を吹き飛ばした人物が徐々に見えてくる。
谷崎「アレって、真逆……子供?!」
赤く発光し、ぼんやりとした輪郭が徐々にはっきりと見える。
橙色の髪、小柄な体駆、蒼い瞳………そして、
乱歩「………全身を覆う、紅い光………」
その人物が声を発する。
?「ッはは………こりゃァ良い。餓鬼とはなァ」
?「泣ける人手不足じゃねェか、ポートマフィア」
聞き覚えのある、耳障りな声。
………鳥肌が立ってきた。
敦「この声……ッッ」
敦「ポートマフィアの、中原中也?!」
探偵社「?!?!」
与謝野「“重力使いの中原中也”、真逆こんな処で面識があったとはねェ……」
国木田(一次停戦の共同作戦の際に云い争っているのを見かけたが……初対面では無かったのか)
痛いぐらいの視線を感じる。
先刻まで感じていた“次の場面”についての感情が一切感じられない程、この場面に映るチビが不快だ。
治「………僕は痛いのは嫌いなんだけど」
敦(いきなり吹っ飛ばされたのに、困惑する処か全く動じてない……)
場面の中のチビが私を踏みつけた侭云い放つ。
中也「手前に選択肢をやる。今死ぬか、情報を吐いてから死ぬか」
中也「何方が良い?」
治「じゃあ今殺せ。楽に殺して呉れるなら願ったりだ」
中也が顔を顰めながら云う。
中也「このガキ………只の自殺願望か?」
治「ガキは君も同じだ」
中也「只のガキじゃねェよ、手前と違ってな」
此方側で賢治くんが明るく云い放つ。
賢治「一寸イタいですね!」
笑ってやりたい処だけれど、かくいう私も他人の事は云えない。
谷崎「け、賢治くん………それそんな笑顔で云う事じゃないよ、絶対」
ちらちらと視線を感じる。
敦君だ。
与謝野「にしても、二人共かなり幼いねェ……十五位かい?」
与謝野女医が苦笑いをし乍ら尋ねてくる。
太宰「………そうです、ね」
思いがけず声が少し掠れてしまった。
場面の中で中也が続ける。
中也「話して貰おうか。お前が調べてる荒覇吐について」
探偵社「!」
敦「荒覇吐……?」
社員が困惑した表情を浮かべる。
まあ、探偵社が知らないのも無理ないか。
踏みつけられた私は、薄く笑みを浮かべて呟く。
治「荒覇吐か………成程、荒覇吐ね」
中也「知ってンだな?」
治「否、初耳」
中也がパアンと凄まじい音を立てて私の頰を蹴る。
探偵社「ッッ?!」
治「……羊の領土を侵した者は、必ず凄まじい反撃を喰らう」
治「君は羊の王、“重力使いの中原中也”だね」
中也「俺は王じゃねェ。手札を持ってるだけだ」
一々勘に障るチビ。
治「成程、只の調子に乗ってるガキか。僕の一番嫌いなタイプだ」
中也「俺だって手前みてェな他人を小莫迦にしたクズが世界一嫌いだ!」
二人の間に火花が飛び散る。
………そして、次は____________
_______広津さんと中也が戦っている。
そう、確か…………この後。
丁度そう思ったタイミングで、
街の中央から、突如として黒い炎が現れる。
探偵社「ッッ?!?!」
黒い爆発は周囲の物を巻き込んで広がっていく。
谷崎「ッあれ、炎の中に人が……?!」
探偵社「?!」
与謝野「そンな、真逆……?!」
戦闘をしていた中也と広津さんが、爆風に吹き飛ばされる。
場面の中の私が少し地面から浮いた時、呟く。
治「……………先代?」
場面が変わり、見覚えのある室内が映る。
敦「此処は……?」
乱歩「ポートマフィアの最上階。首領の部屋だ」
国木田「此処に、ポートマフィアの首領が……」
外の景色は見えない。
森さん、異能で手足を拘束された中也、そして拘束している蘭堂さんが向かい合っている。
首領が笑顔で切り出した。
森「ようこそポートマフィアへ、中原中也君」
中也「………」
森さんのことを噛み殺す勢いで睨む中也。
与謝野「中原は“マフィアの忠犬”ってイメージだし、反抗的なのは中々新鮮だねェ……」
敦「………中也さんも、変わられてしまったんですね」
寂しげに呟く敦君。
乱歩「如何云う風に?」
敦「えっと、その……昔は余り濁りがない、純粋な感じなのに」
敦「………現在は、マフィアの幹部じゃないですか。平気で人を殺して………」
敦「そりゃあ人は変わるものだって判ってますけど、でも………あの暗い瞳を思い出すだけで、寒気がするんです」
沈黙が続き、谷崎君が口を開く。
谷崎「………でも、太宰さんも凄く変わられてますよね!明るくなって…」
鏡花「確かに、現在の太宰さんからマフィアなんて、想像もつかない……」
与謝野「自殺をしようとするのは変わらずみたいだけどねェ」
国木田「一体何があればこうまで変わるのか……」
褒められているのか貶されているのか分からない。
すると、乱歩さんが極小さな声で呟いた。
乱歩「………否、太宰は変わってなんか居ない」
敦君には聞こえていたようで、驚きの表情を浮かべる。
敦「…………え、」
……見抜かれているとは思ったけれど……。
場面は続いている。
中也「_______手前らは荒覇吐について、何を調べてる?」
森さんが、何かを思い出したように中也を制止する。
森「あ、一寸待ってね………」
森さんの視線の先で扉が開き、腕を怪我をした少年______私が入ってくる。
森「やぁ太宰君、待っていたよ」
中也「あっ手前、昨日の自殺願望ッ!!」
噛みつく勢いで叫ぶ。
無様に喚く中也の横を通って、包帯で固定していない方の手をひらひらとさせる。
治「はいはい、今日も元気だねぇ。僕なんか見ての通り大怪我なんだけど」
森「昨日会ったばかりなのに仲がいいねぇ、君達」
治・中也「「仲良くないッッッ!!!!!」」
国木田(敦と芥川にそっくりだな……)
森「_____さて、昨日の件で中也君と少し話がしたい。外してもらえるかな?蘭堂君」
蘭堂「……首領、それはお勧めできぬ事。この小僧は危険です」
森「手は考えてあるよ。それより蘭堂君、何時もより寒そうだけど大丈夫?」
蘭堂「………恥を承知で申し上げると………凍えて死にそうで御座います」
探偵社「???」
探偵社員、そして場面の中の中也が困惑の表情を浮かべる。
…………当たり前の反応だ。
中也「は?寒い?………その格好で?」
森「下がっていいよ」
蘭堂「……ではお言葉に甘えて。失礼します」
中也「………はッ、この時期に寒いわけねェだろ。ビビってるだけじゃねェのか?」
困惑しながら、逸れでも殊勝そうに云う中也。
森「………彼はポートマフィアの准幹部にして、優秀な異能力者だよ」
中也「………別に、弁解しろとは云ってねェよ………」
私が溜め息をついて首領に云う。
治「はぁ………ねえ森さん、そろそろ本題に入ったら?」
森「嗚呼、そうだね」
森さんが指を組み替えて云う。
森「中也君、我々ポートマフィアの傘下に入る気はないかね?」
中也「………………あ゛?」
中也が真っ黒の目を見開くと同時に、破壊音が鳴る。
探偵社「ッッ?!?!」
中也の周りの地面が大きく凹む。
森さんは平然とした顔でそれを見詰めて云う。
森「………まぁ、そういう反応になるよね。だけど、我々の目的はある程度一致している」
森「お互いに提供できるものを確かめ合ってからでも、返答は遅くないと思うがね」
中也「…………手前らがこの街にした事を忘れたとは云わせねェぞ」
中也は森さんを鋭く睨み乍ら云い放つ。
『先代の暴走』。
中也の元仲間である“羊”の子供達は、先代首領が率いるマフィアによって大きな被害を受けている。
太宰(………)
森「でも先代は死んだ。最後は私が看取ったよ」
森「その先代が復活したという噂があるなら、真相を確かめないと君達も不安じゃないのかね?」
中也「はッ、アンタに関しても佳くねェ噂は出回ってンだよ」
中也「………先代は病死じゃない、アンタが殺したんじゃないかってな」
中也「たかが専属医に首領の座を譲るなんて巫山戯た遺言、信じられる訳がねェだろ?」
すると森さんは溜息も吐かず、平然と云う。
森「そうだよ。先代は私が殺した」
中也「ッ?!?!」
治「!!」
私が森さんに驚きの表情を向けても、気にせず続ける。
森「かの偉大な先代首領をこの手術刀で切断し、病死のように偽装した。それが如何かしたかね」
何ともないような顔で、手に持った手術刀をいじり乍ら云う。
中也「………本気かよ………」
中也の表情を見て、森さんは無表情に戻る。
森「中也君、取り敢えず共同調査を申し出たい」
森「情報を分け合うだけでも、互いに利のある結果をもたらすと思うのだがね」
中也「………断ったら?」
中也は我を取り戻したようにきっと森さんを睨みつけて云う。
すると森さんは懐から電話を取り出し、スピーカーにした。
羊 『おい中也、助けて呉れ……!!其処に居るんだろ?!』
その声を聞いた瞬間、中也の表情が変わる。
中也「……………おい手前、アイツらに何しやがった」
羊 『なあ、ポートマフィアに捕まっちまったんだよ、お前なら何とか出来るだろ!早く助けて呉れ…!!』
森「……銃で武装していても、君以外の構成員は所詮只の子供。組織の上に立つ者として、心中察するよ」
森さんは憐れむように微笑む。
中也「………手前………」
森「________とまぁこの通りだよ、太宰君。今この部屋で最も強力な暴力を有しているのは中也君だが」
森「マフィアにとって、暴力は指針の一つに過ぎない。マフィアの本質はあらゆる手段で合理性をコントロールする事だ」
治「……如何してそんな教訓を僕に教えるの?」
森「……………さあ、何故だろうね」
今思えば、この時からこの人は「私が首領の首を狙うかも知れない」と勘づいていたのか。
………つくづく厭な人だ。
中也「……判った、情報を交換しても佳い。だが、手前らが先に話せ。判断はそれからだ」
森さんが、にやりと厭な笑いを浮かべた。
それから、各々の組織が持つ“荒覇吐”についての情報を交換した。
森「……よし。太宰君、君に指令を出す」
森「先代派にこの噂を聞かれる前に、犯人を見つける事。いいね?」
治「……時間がなさそうだけどそれ、僕一人でやるの?」
森「否、中也君にも手伝ってもらいなさい」
にこりと微笑みながら云い放った森さんに、私と中也が同時に叫ぶ。
治・中也「「はあああ?!?!?!」」
治「厭だよ絶対!何でこんな奴と一緒に仕事しないといけないのさ!!」
中也「何言ってンだ手前、はっ倒すぞこのガキが!!」
治「ガキは君も同じだ。大体僕よりチビな癖に、君はもう少し牛乳を飲んだ方が佳い!!!!」
中也「余計なお世話だこの野郎!!俺は十五だ、これから伸びンだよッッ!!」
二人の云い合う様子を暫く黙って見ている。
森さんが、静かに口を開いた。
森「二人とも黙りなさい」
冷酷な視線と声色に、さっきまでの云い合いが嘘だったかのようにぴたりと静かになる。
森「中也君……自分が命令を拒める状態に無い事は判っているね?」
森「太宰君も、先代派に知られたら拷問を受ける事になる。楽に死ね無くなるよ」
治「………僕と中也が組む事が、最適解だって云う根拠は?」
森「二人を組ませる理由は幾つかある」
森「まず、マフィアで無い人間の方が聞き込みが容易だ。中也君が裏切らないように監視も必要だしね」
森「そして、もう一つは…………」
暫く思案の表情を浮かべた後、にこりと薄い笑顔を浮かべて云う。
森「……………あとは秘密だよ」
軽快に地面を蹴る音が刻まれる。
場面が変わり、私と中也が公園を歩いているところだ。
先程から聞こえてくる音は、私が柵のブロックの上を飛び移る音だろう。
敦「あれ、落ちたら結構危ないんじゃ………」
敦くんが場面を凝視して呟く。
場面の中で中也はポケットに手を突っ込んでずんずん進んでいる。
中也「……………ちっ」
痺れを切らした中也が、苛立ちを込めた舌打ちをする。
中也「おい包帯野郎、何処に行くのかぐらい教えろ!!!」
莫迦だから直ぐ喧嘩を売りにくる。
私は前を向き、ゆうゆうとけのびをする。
治「あ〜良い天気だなあ。良い天気過ぎて妖精さんの声が聴こえる、囁やかだけどとても耳障りだ」
中也「………手前………」
治「悪いけど話し掛けないで呉れる?一寸呼吸で忙しいから」
中也「首引っこ抜くぞ自殺願望………」
国木田(やって佳いと思う)
谷崎「え?ちょッ、国木田さん凄い顔ですけど……えぇ、吃驚した……」
与謝野「そりゃそんな顔にもなるよねェ」
与謝野女医が苦笑いをし、ちらりと視線を送ってくる。
……何時もなら、肩をすくめてはぐらかしている所だ。
中也の頭の血管が完全に切れたようで、ぎっと睨んで叫ぶ。
中也「………何処向かってるか答えろって云ってンだよッ!!!」
探偵社「?!」
鋭く空を切る音と共に、中也が高く飛躍して回し蹴りをした。
敦「ッ速い……!!」
物凄い速さで私の顔面に中也の蹴りが近づいてくる。
だが…………
探偵社「?!?!」
中也の蹴りは、鋭く宙を切った。
私は前を向いてポケットに手を突っ込んだままたっ、と着地する。
谷崎「す、凄い………あの蹴りを避けるなンて………」
乱歩(素敵帽子君の攻撃を予測して避けたのか……)
治「はあ……君と連れだって歩いていると思われたくないから、わざと離れて歩いてたのに」
中也「はッ、心配すンな。俺も思われたくねェから」
治「おや、気が合うね。そんな君が大好きだよ」
……………。
………いくら中也を辱める為だとしても、これは私にとって数少ない黒歴史だ。
死にたい。
探偵社の反応は………それぞれのようだ。
今こそ死にたい。
中也「うわっ止めろ!!!気持ち悪くて死ぬ………」
治「僕もだよ。吐きそう」
敦くんをちらっと見ると、顔が真っ赤だ。
敦(………冗談でもあんな台詞、きっと僕には一生云えないだろうなぁ………)
治「あ、そう。聞き込みに行くんだよ。爆発を一番近くで見た人間にね」
中也「………爆発?」
治「1週間前、僕達が経験したのと同じ爆発が起きていたらしい。その爆発を見た生存者に話を聞きに行く」
中也「生存者って事は……死人が出たのか」
治「ああ。君の嫌いなポートマフィアの一団だよ」
中也「………」
治「生き残ったのは異能力者。君も既に会っている人物だよ」
突如、公園の上に見えていた屋敷の方から巨大な爆発音が鳴る。
屋敷から黒い煙が出ている。
治「あちゃあ……こりゃ犯人に先を越されちゃったね」
中也「そんな事云ってる場合かッ!!」
二人が走って屋敷への階段を上る。
治「……はぁ……」
屋敷からどんどんと煙が立ち上る。
中也「こりゃ、聞き込みは無理そうだな……」
中也の後ろから誰かが駆け上がって来る。
二人に向かって銃を構える。
中也「…………あ゛ァ?」
?「両手を挙げて此方を向きなさい」
治「………すっ、すみません!!!」
探偵社「?!?!」
治「僕たちはこの近所の子供で、この家の人に物を届けにきただけで……!」
勿論、襲撃者を油断させる為の演技だ。
涙を浮かべて必死に訴える姿に、襲撃者が少し狼狽える。
国木田「………演技か?」
与謝野「俄には信じがたいねェ……こりゃ信じるなって方が無理な位だ」
全員が驚きの声を上げている。
国木田(……確かに此奴の演技は底が知れなかったが、真逆この歳からとは……)
敦(この太宰さんは僕より歳下なのに………凄い、)
襲撃者の方もまだ警戒は解いてこそ居ないが、取り敢えず話は聞くようで黙っている。
いきなり、莫迦中也が私の言葉を遮って歩み出た。
中也「はッ、カモがネギ背負って何とやら、かァ?聞き込みなんてたりぃと思ってたんだよ」
脳筋莫迦が敵を挑発しながら話し続ける。
中也「犯人ぶっ飛ばして口を割らせる方が単純じゃねェか。下がってろ、俺がボコってやる」
目を輝かせて愉しげに話す中也。
私は呆然と中也を見つめ、
治「……………はぁ、子供だ……………」
深く溜め息を吐いた。
乱歩(…………此の侭では、太宰が最も恐れていた事が現実となってしまう)
乱歩(探偵社員は皆訳有りだ。ここではその心持ちに問題が無ければ、それ迄に犯した罪は割と許される)
乱歩(……………だが、太宰は……………ッ)
書きたい通りに書けません。悲しい😭
文才というか………
後ネタバレ書くの辛いです。見てる側も辛いですよね。申し訳ない。
こんなにネタバレになってしまうとは思っていませんでした……流石に良くない気がするので、いつの間にか綺麗にいなくなっているかも知れません。すみません。
最後になってしまい申し訳ありません。
クソほど放置していたのにフォロワー様が60人近くになっていました。神。ありがとうございます。
フォロワーと自分で2クラス作れるようになるなんて予想だにもしておりませんでした。
いつの間にかすっと消えている可能性もありますが、良ければ最後までお付き合い下さい。
キッズのくせに偉そうな文書いてすみませんでした。許してください。thanks world
ここまで読んでくださる優しい方々、感謝感激雨あられです
誤字・脱字等ありましたら教えて下さい
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