テラーノベル
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こんにちは。つうんです。
今回はイギ日です!アメイギはもーう少し待っていてくださいすみません...
私このカプ大好きなんですよね。では!いってらっしゃいませ。
ざぁぁぁぁ...雨音が耳朶をくすぐる。今日は傘を持っていて良かった。ほっと安堵のため息を吐く。こんな大雨だとずぶぬれになってしまう。
さあ帰ろうと傘をさすと、ふと視界の端に見慣れた影が映った。傘を探しているのだろう、カバンをまさぐっているその影に、「日本さん?」と呼びかけると、ぱっと顔を上げた。
「イギリスさん!」呼ばれ、イギリスは軽く眉を上げる。
「傘を忘れたのですか?」と問いかけると、日本は恥ずかしそうにうつむき、頷いた。「はい...まさか降るとは思わなくて...」少し顔が赤くなっている。傘を忘れるくらい誰にでもあるのだから恥ずかしがることないのに、とは思うが真っ白な肌に朱の散る様子は、とても美しく感じたので、何も言わず拝んでおく。それよりも、だ。この大雨の中傘を差さずに帰るのは風邪をひく。
「なら、一緒に傘入りますか?風邪をひくと大変ですし。」と言うと、日本はその顔に花の咲くような綺麗な笑みを浮かべた。「いいんですか!?じゃあお言葉に甘えて...」うれしそうな日本を見ていると、こちらまでうれしくなってくる。
傘の中、二人並んで歩く。大き目の傘とはいえ、二人が濡れぬように歩くと自然と距離が近くなる。
そういえば、と日本が口を開く。「英国紳士は傘を差さないんじゃなかったんですか?」いたずらっぽい声だった。自分を横から見つめる視線を自分の視線と絡め、立ち止まりふふっと笑う。
「いえ、こんな雨を直接身に浴びると風邪をひいてしまいますし。何より、」そう言いつつ日本の頬をするりと撫で、キスをする。
「貴方を私以外のなにかが濡らすのは、私が嫌ですからね。」と優しく見つめ、微笑む。
かぁっとさっきよりも赤くなった日本が、「ちょっ...貴方のそういうところがほんとにっ...」と何故だか悔しそうに言った。
また歩き出す。そこからイギリスと日本は、いろいろな話をした。会社の話、趣味の話、最近楽しかったこと...楽しい時はあっという間だった。
日本の家に着く。
「送ってくださりありがとうございました!本当に助かりました...」そう言って笑った日本の首筋に、キスをする。
いきなりのことに日本の瞳が大きく見開かれる。「私もですよ。」とからかうように微笑み、日本に背を向ける。「では、またお話しましょう。」
「ちょっ、イギリスさん!?」日本が叫ぶ声が聞こえたが気にしないふりでイギリスは歩みを進めるのだった。
はい。終わりです。いかがでしたでしょうか...ではまた。
コメント
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最高です。ありがとうございます
ヒト。