むかーしむかし、あるところに
ぶどうの果実のように瑞々しき山梨妃、
富士の山のように勇ましい静岡皇帝、そして
鯱のようにかっこよく、バイクで爆走するアイデレラ(愛知)がいました。
アイデレラたちは幸せに暮らしていましたが、ある日突然、山梨妃が亡くなってしまいました。
そこで静岡皇帝は、新しい妃と姉二人を新しく迎え入れました。
次の日アイデレラは、いきなり妃の神奈川に呼び出されました。
神奈川 「アイデレラ!今日から料理掃除選択、あとアタシ達のおめかしをお願いね!」
「は、、はい、、神奈川妃」
妃のほうが身分が上なので、アイデレラは素直に従うしか無かった。
そこからのアイデレラの生活は、奴隷のようだった
岐阜姉さん 「アイデレラ〜!お腹空いたわ。ティラミスでも作って頂戴」
アイデレラ 「かしこまりました」
三重姉さん 「ちょっとアイデレラこのドレス擦れてるんだけど!?今すぐ直して!」
アイデレラ 「只今向かいます。三重姉様」
と、散々であった。
ところがある日、こんなことを言われた。
神奈川妃 「アイデレラ、今夜舞踏会があるみたいなの。あの東京王子がお嫁を探しているんですって!!一段と綺麗に私達をおめかしして頂戴」
岐阜姉さん 「東京王子に会えるなんて…夢見たい!」
三重 「私が東京王子のお嫁になってやるんだから!」
アイデレラ 「…」
神奈川妃 「あなたはお留守番して、帰ったらすぐに眠れるようにベッドを用意しておいてね」
アイデレラ 「かしこまりました」
アイデレラは、神奈川妃達を丁寧におめかしし、見送った。
アイデレラ (いいなーウチも舞踏会行きたい!でも服ボロッボロだし…勝手に行ったらあいつらがブチ切れそう…)
???「やぁアイデレラ!お困りかいね?」
アイデレラ 「誰お前」
長野魔女 「僕は伝説の魔女こと、長野さ!それよりも君、舞踏会に行きたいのだろう?」
アイデレラ 「えぇ、まぁ。」
長野魔女 「それならば千葉にいるネズミを連れてくるがいい!それをカッコイイバイクにしてやろう!」
「あとは石川の金箔をとってこれればそれを黄金のドレスに変えてやろう!」
アイデレラ 「ミッ○ーと金箔ね。分かった取りに行けばいいの?」
長野魔女 「あぁ、取りに行けば君は舞踏会に行ける!」
アイデレラ 「よーし、行くぞー!!」
アイデレラ 「取って来たわ」
長野魔女 「早い!さすがアイデレラくん!では約束通り君を舞踏会へ連れて行こう!」
こうしてアイデレラは、長野魔女に魔法をかけられ、美しい黄金のドレスと、ガラスの靴、そしてイカツイバイクに見を包んだ。
長野魔女 「よし、準備は整ったな。ただ一つ、僕と約束をしてくれ。」
アイデレラ 「何を?」
長野魔女 「僕の魔法は12時に切れてしまう。だから12までには帰ってきてくれ」
アイデレラ 「OK、大丈夫っしょ」
「じゃ、行ってくるわねー!」
ブンブン
コメント
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悲報、山梨即タヒ(( 愛知…お姫様なのにバイクで暴走しちゃダメでしょ…静岡皇帝に怒られちゃいますよー((