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ないこSide
「、、、、」
学校を休んで1週間がたつ。
そろそろ行かないと親の噴火が避けられない。
が、気持ちのほうも落ち着かない。
考えれば考えるほど虚しくなっていった。
先生は、普通に関わっているだけなのに俺が好きになってしまった。
「ッ、」
諦めれたら良かったのに。
「ないこ学校は??」
ドアを開けられ、母が入ってきた。
「、行かない、。」
どうしても先生と顔を合わせる勇気が出てこなかった。
「あんたね、、、受験生なの理解してる??」
「そろそろ行かないとでしょ?」
最もな答えが返ってきた。だが今はそんな言葉いらないんだ。
「、、、明日は絶対行きなね、」
「、、、うん」
ごめんなさい、母さん。先生、、、っ、
俺は忘れる為に2度目の眠りについた。
ピンポーン。ピンポーン。
「ん、、?」
静かな部屋にインターホンの音が響いた。
ふと時計を見ると、もう夕方になっていた。
「あ、玄関、、」
俺は急いで誰かを待たせてるであろう、玄関まで向かった。
「今開けまぁ〜す、」
いつもより低い声で言った。
「ないこ、体調どうや?」
そこのは俺の担任である、悠佑先生がいた。
「あ、にき、、」
生徒は悠佑先生の事をアニキと言う。
すごく頼りになってかっこいいから。
「珍しいからな、ないこが休むんは」
「まろが様子見てやってって言うもんやから」
アニキは今自分が何故俺の家に来たのか話してくれた。
心配してくれている、まろが。
俺の頬を涙がつたった。
「!?」
「、、、話し聞くで、」
アニキのたった一言でもっと泣いてしまった。
「すみません、、ありがとうございます、、、」
やっと落ち着いたのか俺の涙はやっと引っ込んでくれた。
「全然良いんよ!逆に家上がらせてくれてありがとうな!!」
流石アニキ。男前で優しい。
「話し聞いてもええか、?」
「引かないで下さいね、?」
正直俺も限界だったんだろうし、誰かに話したくて仕方がなかった。
「もちろん、引かへんよ。」
俺は恐る恐る自分の気持ちを外に吐いた
「俺、いふ先生の事が好きなんです、、、」
「でも、これは駄目なことで迷惑だって分かってるんですけど、っ、、、」
俺は途切れ途切れ話していく。
「今学校に行ったら、会うだけでまた、、」
「好きだって感じちゃうって、、おもって、」
俺は言葉が見つからず黙ってしまった。
「ないこ、好きな事は悪いことやないで? 」
そんなことは分かっている。でも俺らは、、
「でも、先生と生徒なんですよ、、」
それに、いふ先生は付き合ってるかもだし、、
「、、好きでいる事は自由なんやから、誰が何しようと」
「誰といてどんな関係でも、好きなんは好きでええんよ 」
「そこまで追い詰めんくてええ。」
もう1回泣きそうになったが俺は必死で涙を抑えた。
「はぃ、明日は、学校行きます、」
「むりすんなや、いつでも聞いたるから、」
もう十分だ。誰かにこの気持ちを話せただけでも。
「ありがとうございます、、」
それから、今の学級の話をされ、文化祭の内容がメイド喫茶になったのを知った。
悠佑先生はいろいろ話してくれその後帰って行った。
「落ち着かねぇ、、。」
妙に心が落ち着かず、俺は外を散歩することにした。
「~、、」
数分経ってやっと落ち着いた。
「ないこ、?」
そのとき先生の声が後ろから聞こえた。
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