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幹部室から出ると、
廊下を歩く中也が見えた。
こっちの方向に歩き、
多分首領室に行くのだろうか?
「『………ぁ…』」
中也の姿が見えた。
僕は今、
包帯から血が滲んでいて、
包帯が増えている状態。
心配とか、してくれないな、
だって僕、こんなに怪我してるんだよ?
……流石に、もう死ねなんて言わないよね、
心配してくれるよね?
僕のこと、見てくれる???
そう思って口を開いた。
だが、その時中也の姿が目に入った。
ぇ…血が…滲んで……
『…中也、?その服…どうしたの、?』
あくまでも普段通りに、そう、聞いてみた。
「………だざ…ぃ、?」
…?
おかしい、中也と目の焦点が合わない。
「ぁぇ…太宰……っ…!?」
『ぇ…うん、僕だけど…、どうしたの…?』
そう、聞いてみると
「ぁ…太宰……?太宰ッ!!!!」
どうしたのか、明らかに普通じゃない
心配してほしかったのに、
それどころじゃない
「ねぇ…太宰!太宰、?置いてかないで。」
「捨てないで、おねがい…、
おねがい…、やめてよ、」
「俺のこと捨てるの?
ねぇ、ちゅやのこと捨てないで?
置いてかないで、ねぇ、太宰ッ」
「ごめん…ッッッッ、あやまる、からっ、
“太宰の事、ほんとは大好きだから”ッッッッ」
情緒不安定になりながら、
僕に縋りついてくる。
中也の顔はだんだんと涙でぐちゃぐちゃで、
僕には、
同仕様もないほどその顔が可愛く見えた。
中也が可愛くて、
可愛くて、
僕に縋りついてくるのが嬉しくて堪らない。
中也に何があったのかはわからないけど、
ものすごくそれが嬉しかった。
僕、中也に嫌われてる?
……いや、寧ろ、物凄く…
………中也は、私を…
愛してくれてる…♡
…そっか、そっかぁ♡中也は…………♡
僕は縋りついてくる中也に対して、
『中也、何言ってるの?離れて?』
『普通に気持ち悪いんだけど』
そう云った。
中也の顔が絶望に染まる。
あぁ、その顔だよ…ッ♡
ずッと僕が見たかッた顔…
やッと解ッた、
僕は、傷ついてる中也が好きなんだ…ッ♡
もっと私に、僕に、その顔を見せて♡♡♡?
見せてくれるでしょ?
中也が私を愛してるなら♡
そうだよ、僕らは両想いだったんだ、!
中也が、私にそれを伝えてくれた、!
………ふふふ、ありがとね、中也…、?
あの日から、4年経った。
…僕、いや私は今………
武装探偵社に居る。
最新プロフィール
太宰治…22歳
武装探偵社
Love…中原中也
中原中也の気持ちに気づいている。
中原中也に依存中
ドSヤンデレ
“中原中也の泣き顔とかが
好きで堪らない事”に目覚めた
嘔吐&リスカは↑に目覚めて少なくなる
中原中也…22歳
ポートマフィア
Love…太宰治
太宰治の気持ちに気づいてない
大宰に告白したと気づいてない
太宰治に依存中だが太宰治が行方不明
太宰にあいたくて仕方がない
嘔吐、リスカ常習犯
少々メンヘラ
『此の恋はナイフの様に。』