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#近未来
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完璧ヒルズ:後編
小説企画書:『長編小説:完璧ヒルズ:後編』
作品概要
タイトル:
長編小説:完璧ヒルズ:後編
キャッチコピー: 男のロマンを粉砕する女のロマン
ジャンル:サスペンスホラー、人間ドラマ、
社会派小説、アクション
想定読者: R18+指定作品として、過激な描写を好む読者層を想定。
※この小説はR18+指定作品です。これから倫理的に挑戦的な、あるいは過激な言葉やその内容が含まれるシーンがあります。
これらの内容は、18歳未満の青少年には不向きな描写であり、ご自身の判断でお読みいただくようお願いいたします。
18歳を過ぎてから、この作品をじっくりとお楽しみいただければ幸いです。
免責事項: 登場人物、団体はすべて架空のものであり、特定の思想や社会問題を強調する意図はない。
本作は完璧ヒルズ前編の続編でありながら、前編と同じ時系列です。前作の主人公である完璧完全神を本作では悪役にし、悪役だった前藤欐矢華を本作では主人公にしている視点逆転の物語でもあります。
物語のあらすじ
前藤欐矢華がアメリカコロラド州の日本人学校、カリフォルニア州の日本人学校で孤立して憧れの日本にある港区完璧ヒルズへ移住。
そこではとんでもない事実を知る波瀾万丈な物語である。
登場人物
主人公
前藤欐矢華(まえふじ・りやか):本作の主人公。純日本人だがハーフ顔がコンプレックス。一般社会のマドンナ女優とされているが、本人はその孤独やストレスの影響で完璧ヒルズを攻撃することを思いつくのだった。
脇役
灰囲ケイジン/後の完璧完全神
本作の悪役。表面上は親しみやすく笑顔を絶やさない性格だが、過去のトラウマの影響のためか本性としては完璧じゃなければ気が済まない傍若無人な一面を見せることもある。
ハワード・菅野(ハワード・かんの)
カリフォルニア州の日本人学校の出身である日系アメリカ人男性。当時クラスのマドンナだった女性に告白したが失敗して暴力的ないじめを受けて日本のノーミー社会に移住。東京フリーク区を迎え撃つために加入するのだった。身長161cm。
ノブヒト・パール・パーフェクト
ハワードの親友の日系アメリカ人男性。元々延人(のぶひと)・パールという名前だったがダサ過ぎるという理由でいじめを受けてカタカナに改名した過去がある。同じ境遇のハワードと共に日本のノーミー社会へ移住して同じく加入するのだった。ナイフを自由自在に操るトリッキーな一面もある。身長168cm。
東京フリーク区の住人
バーナム・いおり:東京フリーク区の区長を務める。先祖であるP.T.バーナムの過ちと向き合いつつも、社会的に生き場を失ってやって来た移住者たちや内面と深く向き合いたい人たちに対して、誰に対しても優しく接する一面がある。
※舞台はアメリカコロラド州とカリフォルニア州が出てきます。
舞台設定(用語も含む)
東京フリーク区の概要
外国人の多い江戸川区の隣に、橋と隣接している海に囲まれた巨大な丸い人工島でできているのが特徴的です。
フリーク区ができたことによって、空前絶後・エキセントリシティ学園と不気味な大金持ち一家の黒井家が誕生しました。フリーク区とは別名変わり者社会とも呼ばれています。
もう一つの別名は、変わり者の理想郷という意味のフリークトピア(Freak-Topia)と呼ばれています。
変わり者社会とは対照的な呼び名は一般社会です。
しかも、一般社会が生きづらくて、フリーク区へ移住した変わり者たちも多くいるので、変わり者たちにとっては安心して暮らせる安全圏かつ聖域として機能しています。
フリーク区の理念は多様性と個性の尊重です。
一般社会とはごく普通の人たちが暮らしている場所で、変わり者たちが少ない場所です。
一般社会の江戸川区の海と湖の近くの家に住んでいるのが白川家です。白川フィンリー、白川汐、白川トキが暮らしています。
フリーク区創立の歴史について
P.T.バーナムの興行は、「変わり者(フリークス)」を好奇の目で見世物にするという、負の遺産を抱えていました。
その孫の1人が明治時代の日本の東京にて、祖父の**「祖父の過ちを償う」ために、今度は「変わり者が安心して暮らせる聖域」**を作るために、東京の江戸川区の東側の海で、巨大な人工島を作る計画を提案しました。そこでその事業計画に協力したのが隠れキリシタンの1人だった黒井家のご先祖様でした。
明治時代の法律の信教の自由が認められたことで黒井家の先祖は、キリスト教の信仰を安心して行ない、バーナム氏と協力して国の援助の元、巨大な人工島であるフリーク区を建設しました。
しかも、フリーク区は、単なる隔離区ではなく、**「過去の偏見を克服し、真の愛と尊重を達成する場所」**として機能しています。
事業に協力した黒井家の先祖がその投資に成功したことで、その場所で黒井家というゴシック様式の不気味な家が建設されました。
黒井一家誕生でした。
歴史直視型お化け屋敷
東京フリーク区の歴史直視型のお化け屋敷である『ジャッジメント・デイ・ジャパン〜日の本の正義と哀しみ〜』について
このお化け屋敷は東京フリーク区に入居条件の一環として出しました。なぜなら私たちの知らない残酷な歴史の裏を知ることで、自分の正義として、生き方としての内面について考えていただけるからです。例え元から住んでいる人、移住して住む人問わず誰でも入居を希望すれば、このお化け屋敷に参加されています。
しかも、東京フリーク区生まれの方は作中でも明かしているように0歳から参加されて合格されています。
このお化け屋敷の経営者は隠れキリシタンの子孫である歴代の黒井家の人たちです。エスパーニャ帝国としての正義、幕府政権としての正義、双方からの板挟みに遭いながらも宣教師とキリシタンとしての正義を投影することで、勧善懲悪的な視点ではなく多角的な視点を持てるきっかけになる哲学的なお化け屋敷になると思いました。
※この裏の歴史についてもただ単に教科書通りに学んで投影したものではなく、知らない歴史に対してリスペクトすることを意識しようと試み、調べて血肉にしました。この歴史の本質は支配としての正義、抵抗としての正義、信仰とアイデンティティとしての正義のぶつかり合いだと思っています。
この歴史を通して自分の内面とどう深く向き合っていくか、『自分の中にも悪はいる。その悪とどう向き合うか考えていただくことができる』のではないかと考えています。
※ 実在するP.T.バーナムが**「フリークスを搾取した」「人種差別的な見世物」を行ったという歴史はありますが、この小説ではフリークたちが安心して暮らせる社会のために作ったのがフリーク区という自治区なのです。なので、搾取したり見世物にするつもりで描いた小説ではありませんので、ご理解いただければ嬉しいです。
コメント
3件
「完璧ヒルズ:後編」読了です。前編の主人公を悪役に、悪役を主人公にする視点逆転の仕掛け、すごく挑戦的で惹かれました。前藤欐矢華がハーフ顔をコンプレックスに感じながらも、完璧ヒルズを攻撃しようとする心情、その孤独の描き方が細やかで…。灰囲ケイジンの「完璧じゃなければ気が済まない」という内面も気になります。フリーク区の設立背景にP.T.バーナムの歴史を絡めた設定も重厚で、単なるホラーに終わらない深みを感じました。続きが楽しみです🌷