TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

「ハァハァ!!」

俺は、Aランクモンスターのオーガから逃げていた。

「くそっ!なんでこんなところに……!」

グリダグナ草原には、冒険者初心者にも狩れる、グリダグナラビットと水色スライムくらいしか出ない。

かなりの初心者が最近草原から帰って来ないので調査してほしいと冒険者ギルドに依頼があがってきていた。

俺はその依頼を受けただけだった。

ギルドのランクは、Dから、魔物は、Eランクから売りに出せる。

だから、少なくとも、Eランクレベルの冒険者が帰ってきていない。

Bランクの俺は、調査だけで銀貨50枚貰える依頼を受けた。

余裕だと思っていたのに……!!

「ハァハァッ!ッ!?」

無我夢中で逃げていたせいか、足を挫いてしまった。

そのタイミング悪くオーガが武器の斧を俺の胴体を真っ二つにしようといきよい良く振ってきた。

「ガッ!!」

足を挫いたお陰で幸い致命傷には、ならなかったが、肩に放っておけば、死ぬだろう傷を負った。

「ハァハァ……。」

俺の病気の兄の為に薬を買ってあげたかっただけだったのに…。

「死ぬ…のか?」

ザシュッと何か切る音と共に澄んだ声が聞こえた。

『リルン、人が倒れてる。』

「え?オーガに襲われてたのかな?」

そんな声が聞こえたあとオーガの首が俺の目の前に落ちてきて俺の思考は、ブラックアウトした。

最近の貴族は、全くもってなってない。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

55

コメント

2

ユーザー

ちょっと病気の兄設定は在り来りかもしれない…。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚