こんにちはー本日3作目になりまーす
1日に2作品も上げてしまった、、、
思ってた以上にもいいねが来るのでビックリしてます (((゜Д゜;)))
今回はサンギフです!
※ギフンはゲームの中断後戻って来てないデス
※サンウ優勝者デス
※ギフは右目と片腎臓取られてます
※妄想設定あり
※ちょいサンウ重め
ヒョンが帰ってこなかったゲームは優勝してしまった
最後に人を殺してしまった
ヒョンが残っていても俺はヒョンを殺していたのかな
優勝して456億ウォンという多額を抱えて帰ってきた
優勝したとしても結果的には警察に追われる側だった
オンマに合わせる顔もなく
ただ双門洞の近くを身を潜め彷徨い続けていた
いつものように隠れながらタバコと酒を買っていた帰り道
目の前に人影があった
夜遅い時間帯で田舎な方なので珍しかった
気に入っている眼鏡をカチャリとかけ直し
自分に向かってくる黒い影に向かって歩いた
真夜中だからか近くに行くまで気づかなかった、、
ヒョンだった
ヒョンは変わり果てた姿に変わって自分の、
目の前に現れた
「おー!ヤー!!サンウヤじゃないか!
戻って来れたのか!」
相手も俺に気づいたのか小走りで駆け寄ってくる
正直に言うと逢いたくなかった
俺は人を殺してしまっている
変わってしまった俺をそんな目で見ないで欲しかった
「ッヒョン!その姿、、」
「あーこれね。実はさ、、
あれからやっぱり借金返すことが出来なくってさ右目と片方の腎臓取られちゃったんだよね。」
ヒョンは右目に眼帯をして
ヨレヨレの服をめくるとメスで切ったような跡が残っていた
間に合わなかった
なんで、なんでそんなにへらへらしてるんだよ
「それでさ、
オンマの体調も悪くなってきて急遽病院で入院してるからまだ借金返せてないんだよねぇ 」
なんでそんなに笑ってるんだよ
ムカつくなぁ
こっちが泣きたくなるよ。ヒョン。
「それより、大丈夫だったか?
サンウ、 隈ができてるぞ?眠れないのか?」
いつまで経っても人のことしか気にしないな
本当に変わらないな
「大丈夫だよヒョン」
「本当か?」
「本当」
「じゃあなんで泣いてるんだよ」
ヒョンに言われてから気づいた
俺は気づかない内に泣いていた
「ヤー
大丈夫だぞ、サンウ。ヒョンが着いてるぞ」
ヒョンが俺の背中を抱き締めながらさする
「グスッっヒョン」
リミッターが外れたみたいに次から次へと涙がでてくる
暖かい
ヒョンの手はいつも暖かかった
ヒョンは俺が落ち着くまで背中をさすってくれた
「そうだ、サンウヤ
今日俺の家で泊まろうよ」
「グスッ う、ん」
2人は手を繋いで真っ暗な闇の中を歩いた
「何か作るよ、サンウヤ何が食べたい?」
「魚料理が食べたい」
「サンウはホントに昔から魚料理が好きだな」
「うん、気に入ってる」
ヒョンは自分に対してオンマのことやゲームのことには質問しなかった
夕食を食べたあと2人はリビングでくつろいでいた
「なぁヒョン」
「ン?」
「借金さ、俺が返すからさずっと傍にいてくれよ」
「え?」
そんなことを急に言われてギフンは目をまん丸にする
「自分の賞金だろ、自分で使え
そんなの悪いよ。兄として」
またそのセリフ『兄として』いつも都合よく
兄として振る舞ってくる
「俺はヒョンがいてくれるなら何も要らないからさ」
そう言って後ろからヒョンを抱きしめる
「嫌なんだ、ヒョンの身体が世界の知らないところにいって
知らない奴に使われるのが、」
ヒョンの背中に顔を埋める。
暖かい
「ヒョンの髪から爪まで全部いてほしい」
「」
「わかったよサンウヤ」
そう言ってヒョンは体の方向を変え正面から俺を抱きしめた。
「2人だけで生きようよ。ヒョン」
どのくらい時間が経ったのだろうか
ずっと抱きしめていたい
ヒョンのなくなってしまった右目の眼帯に触れた。俺の事を見てくれる黒いけど、光を帯びている愛おしい目は1つ無くなってしまった。
ヒョンの借金を返し生活も落ち着いてきた頃
俺たちは2人で同棲することになった。
ヒョンは職につき、働いた
俺は警察におわれているので外で働くことが出来ない。
それでも家で、家事やホームワークというものをしている。
ヒョンが帰ってくる時間になると俺は駅に迎えに行く。その帰りに夕飯に必要な物を買って帰る。
2人でこれから生きていく位のお金はいくらでもあるが、自分が自分じゃなくなる気がするから
いつもと変わらない貧相な生活を続けている。
ご飯を食べる時に口の周りのご飯粒をとって食べると、ヒョンは顔を赤くする。
離婚していると言えども娘がいるのだ
そんな初心な反応してくるのは反則じゃないか。
可愛い。
そんなことを口にしてもどうせ「おじさんに可愛いとか言うな」とか帰ってくるんだろうな。
全てが愛おしい。
辛いものが苦手なのに辛いもの食べるとこ。
ちょっとしたことでも誇らしげにするとこ。
いつも俺が作るご飯を美味しいといって食べるとこ。
いつもふわふわな髪の毛を靡かせているとこ。
なんでこんな愛おしい人を俺は手放してしまったのだろう。
誰にも取られてなくて良かった。
俺は世界で最も幸運の持ち主だと思う。
残りの人生に悔いがなさそうだ
ということで終わりです
今回は気持ち短めかな
一応(イノギフ、メンギフ、サンギフ)の全ての作品を書くことが出来た!
良かったー
飽きるまでとか言ってましたけど全然飽きる気がしない、、
それじゃ自作でまた会いましょ
いいねとコメント(リクエストとか)お願いしますー!!m(_ _)m
・:三(‘꒳’ )ノバイバイ
コメント
2件
上手すぎる!!大っっっ好きです!