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「」せりふ ()こころ
桃 視点 .
十月の文化祭に向けて、クラス全体が慌ただしく動き始めていた。
俺たちのクラスの出し物は、本格的な「英国風カフェ」に決まり、せかせかと買い出しのリストを作っていた俺は、自然とクラスの女子たちに囲まれていた。
「百瀬くん、絶対にウェイターやってね!看板息子だし!」
「えっ、俺、?恥ずかしいな…//裏方のほうが……」
「ダメだよー!あ、なつさんも一緒にウェイターやってくれたら最高なんだけどな……」
女子たちの視線が、俺の斜め後ろに直立しているなつに向く。
金髪と赤の毛先を綺麗に整えたなつは、いつも通り完璧に美しい執事の微笑みを貼り付けていた。
「お言葉は光栄ですが、私はらんの給仕のみを許されておりますので。皆様へのおもてなしは、らんの邪魔にならない範囲でお手伝いさせていただきます」
声は丁寧そのものだけど、俺には分かった。
なつの背後から、じわじわと冷たい威圧感が這い出している。
女子たちは「あ、やっぱり専属だもんね……!」と、少し引き攣った笑顔で一歩引いてしまった。
そんな中、クラスの文化祭実行委員である男子の木村くんが、大きな段ボール箱を抱えて俺の前にやってきた。
「なぁ百瀬、悪いんだけど、一緒に地下の倉庫から追加の飾り付け持ってきてくれないか?結構重くてさ」
「あ、うん! もちろんいいよ、行こう」
俺が立ち上がろうとした瞬間、なつがすっと前に出た。
「木村様。らんの手を煩わせるわけにはいきません。私が代わりに――」
「あ、いやっ、なつさん、先生が職員室で呼んでたよ?百瀬家の提出書類に不備があったらしくて、今すぐ来てって」
「……先生が、ですか」
なつが僅かに眉をひそめる。
百瀬家の名前を出されると、なつも執事として断れない。
なつは一瞬だけ、俺を置いていくことに酷い焦燥感を覚えたような目で俺を見つめた。
俺はなつを安心させるように、ふんわりと微笑みかける。
「大丈夫だよ、なつ。書類のことなら早く行ったほうがいいよ。倉庫ならすぐそこだし、すぐ戻るからね」
「……分かりました。らん、すぐに、本当のすぐに戻りますから。……他の誰にも、触れられないでね」
最後の一言だけ、なつは俺にしか聞こえないタメ口の、甘く低い声で囁いた。
俺は少し顔を赤くしながら「もう、大袈裟だな」と小さく笑って、木村くんと一緒に地下の倉庫へと向かった。
薄暗い地下倉庫で、いくつかの箱を整理している時のことだった。
木村くんが、なんだかそわそわしながら俺に近づいてきた。
「あのさ、百瀬…」
「お前、いつもあの執事と一緒だけど……息苦しくないわけ?」
「あいつ、お前を見る目がちょっと異常っていうかさ。……俺なら、もっと百瀬を自由に、楽しくさせてあげられるのになって、ずっと思ってて」
「え……?」
木村くんの言葉の意味が分からなくて、俺が戸惑っていると、彼が突然、俺の腕を強引に掴んできた。
「俺、百瀬のことが好きなんだ。あんな派手髪の執事なんか忘れて、俺と――」
「え、ちょっと、木村くん……っ、放して!」
予想もしなかった告白と、掴まれた腕の強さに恐怖が込み上げる。
なつ以外の男に触れられるのが、こんなにも気持ち悪くて怖いなんて思わなかった。
「なつ……!」と心の中で叫んだ、その時だった。
バタン! と、倉庫の重い鉄扉が跳ね上がるような音を立てて開いた。
「らん、お待たせ。書類はすぐに終わったよ」
逆光の中に立っていたのは、息を切らせたなつだった。
なつの笑顔は完璧だった。
だけど、その切れ味のある瞳の奥には、ドス黒い殺意のような炎がめらめらと揺らめいていた。
「な、なつ……!」
なつは音もなく俺たちの間に割って入ると、木村くんの手を、信じられない力で掴んで俺から引き剥がした。
木村くんが「痛っ……!」と短い悲鳴をあげる。
「木村様。らんが困っていらっしゃいます。それ以上は、百瀬家に対する侮辱とみなしますが?」
なつの声は低く、地を這うような冷徹さに満ちていた。
金髪と赤の毛先が、今にも噛みつきそうな獣の牙のように見える。
木村くんは恐怖で完全に腰を抜かし、何度も首を振って逃げるように倉庫から走り去っていった。
二人きりになった薄暗い倉庫。
なつはすぐに俺の前に跪き、木村くんに掴まれていた俺の腕を、優しく両手で包み込んだ。
なつの手が、微かに震えている。
「らん、大丈夫……!?ごめん、俺が目を離したから……あのゴミに触られたよね。痛くなかった?怖かったよね……っ」
「う、うん。大丈夫だよ、なつがすぐに来てくれたから。ありがと……」
俺がなつの手をぎゅっと握り返すと、なつは安心したように俺の膝に顔を埋めた。
なつは何度も、俺の腕の木村くんが触れた部分を、まるで汚れを落とすように何度も何度も自分の唇を押し当ててくる。
「らんの身体は、俺だけのもの……。あのゴミは、俺がちゃんとお片付けしておくから。らんはもう気にしなくていいからね……?」
なつの甘くて過保護な声に、俺は呑気に苦笑いしていた。
この日の翌日から、木村くんが「急な親の都合」で突然学校を自主退学し、街から家族ごと姿を消した本当の理由に、俺が気づくことはなかった。
【な】
episode . 6 end__
ぷ り き ゅ あ や べ ぇ 。
今 期 の ぷ り き ゅ あ か わ い す ぎ 。
あ る か な ち ゃ ん 描 き た い が た め に 、
き ま つ ち ゅ ~ な の に 絵 の れ ん し ゅ ~ し て る 。
か わ い い っ て 罪 ね 。
あ と !!
こ こ の は ~ と せ ~ ど 変 え ま し た !
あ ら す じ 見 て ち ょ 。
そ れ で は ま た 次 回 !
ば い ち ゃ !
コメント
8件
🌾失っ.ᐟ.ᐟ いやもうぁ~… マリアナ海溝潜ってきていいすか もうてぇてぇ… おいしっっっっっ もうほんとにくるちゃのかく赫桃が好きすぎるんだよぉぉぉぉ とうしてくれんだよ口角何個消えたんだよぉぉぉぉぉ もうありがとう、ありがとう… ふぅ、寝坊してるのに呑気にテラノベ開いてる場合じゃないわ。 とりまごちそうさまでしたっ☆
あっ、尊っ、 くっちゃん、死なせにきてます? これ見て死なん人いる? とうとすぎてずっとみてられるっ、
あは、あはははははははははは() なんでそんなに尊いの? く~ちゃんの作品だけでお米6合は行けるね(() あと口角どっか行ったよ(((() もうわかりましたドロドロは世界を救います(((()