テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
25件

最高すぎたよ! 四季ちゃんに対してみんながめっちゃ大切に、思っていてめっちゃ大きな感情抱いているのが最高✨️ 告白をいっぺんにされて泣いちゃいながらも、嬉しそうなのが伝わって、よかったね!って心の底から思えた! 数年後の、幸せな尊い時間が伝わってこっちも幸せになれた! みんなのプレゼントが、しっかりと意味を持っていて、しかもそれぞれが贈りそうなものだからめっちゃ納得しながらニヤけてた(笑) しかも最後のますしき!甘々になるって聞いてはいたけど、実際見てキャア!!ってなったよ!真澄隊長が、四季ちゃんのことを大切に思っているのがめっちゃ伝わったしね! Rも、バッドエンドも楽しみにしてる✨️
「えーっと、一応初めまして…」
「一ノ瀬四季です」
無陀野の生徒達が四季を真っ直ぐ見つめている。
「…起きたんだな」
黒マスクの皇后崎という青年が目を開きながら、四季に言う。
「うん…微妙に動かしづらいけど体も動くし」
そう言った四季の事を見ながら、皇后崎達は四季の背後を見る。
「後ろに引っ付いてるソイツはなんだよ…」
「あぁ……」
四季の背後から見える白衣を指差す矢颪、張り付いている花魁坂の頭を撫でる四季。
「生きてる事を実感?したいんだと」
「長い時間迷惑かけてたし、剥がす程のもんじゃねーから」
「そのままにしてるだけだ…」
四季の掌に頭を擦り付けるようにグリグリと甘える花魁坂。
花魁坂を引き離すように白衣を破る勢いで引っ張る無陀野。
花魁坂の首根っこを掴み引き剥がそうとする真澄。
「ロクロ〜私に引っ付いても良いんだぞ〜」
「ヒィッ!」
四季に張り付く3人を見てロクロに擦り寄る漣。
滅多に見ないお姉さん属性に興奮して、四季を目に焼き付ける遊摺部。
その目線を感じ取り遊摺部を細い目で睨みつける真澄と並木度。
四季に構ってもらう順番待ちを律儀にしている紫苑、猫咲、印南。
割り込もうとした紫苑は真澄に特大の舌打ちを受けた後に並木度にボロクソに暴言を吐かれていた。
「なぁ良いか?」
矢颪が片手をあげて四季を見る。瞬時に威圧感のある視線がザクザク刺さるのを無視して口を開いた。
「一ノ瀬?だっけ、元々どこ部隊なんだよ?」
「あー…これでも一応戦闘部隊だったんだぜ」
「えーっと…何年だっけ」
「7年」
後ろにいる花魁坂に聞いたけれども、返事は横にいた真澄が答えた。
7年…長いねぇ…
「7年のインターバルあるけどな」
「それがどうした?」
矢颪はニヤリと笑った。
「俺らと戦えよ!」
「う〜んまぁ良いけど…一応言っとくね」
「私、鬼神の子だけど大丈夫?」
その心配は負けることなど無いと確信している、その上大怪我を負わせるかもしれないと。暗に言っていた。
「四季、やりすぎるなよ」
「大丈夫でしょ、ほらインターバルあるし!」
長袖を捲った事で見える腕は細く、白く、痛々しい傷が残っている。
「それ出すとまた京夜が泣くぞ」
「…既に泣いてんぞ」
無陀野の声に花魁坂をチラリとみた真澄が首根っこを持ち上げながら鼻で笑った。
「ごべんねぇ…なおぜなくでぇ〜」
鼻水を垂らしながら四季の腰に再度手を回して抱きついた。
「お〜…よしよし大丈夫だぞぉ〜」
花魁坂の頭を撫でながら慰める。まるで子供をあやすかのように。
「私、一応病み上がりの人間だからさ」
羅刹の敷地内、山奥の平地に立った四季は生徒達を見ながら地面を指差した。
「ここら動かねぇでいるわ」
「は?」
耳を疑い再度聞き返した。目を見開き揺れる髪の主を見つめる。
「だから…ここから動かない」
「攻撃はどっからでもかかってこいよ」
四季はそう言って右足を半歩下げた。
ジャリという砂の摩擦音が聞こえた途端に小型の鋸刃が飛んできた。それと同時に間合いを詰めてくる遊摺部。
バイクのふかしが聞こえている。
「一斉にか…」
仁王立ちしたままに四季は指を噛み千切り、傷を作る。瞬時に出された散弾銃で皇后崎の鋸刃を撃ち落とした後に、散弾銃のノズルを掴み回転させて遊摺部に撃つ。
弾丸に気付き避ける遊摺部、けれど弾丸はその奥の矢颪の足元スレスレの地面に撃ち込まれた。
「!惜しいな…」
「やっぱ訛ってんなぁ〜」
「いくら鬼神の子と言えど、感覚までは戻らんか…」
独り言をこぼしながらスナイパーライフルを作り出して矢颪のバイクに向けてスコープを覗く。
油断したと血蝕解放をしたロクロが大きく飛び、扇子を構え上から攻撃しようとするも、四季の左手握られたハンドガンによって髪の毛に弾丸が擦れた。
「…もうダメだ…、弾丸当たって死ぬかもしれない…もう死んでるかも…」
地面に寝そべりネガティブのなったロクロを介抱し出す漣。
「…自由だな」
地面に手を付け回し蹴りをした遊摺部を一本下がる事で避ける。皇后崎は再度腕から回転式鋸刃を出し振りかぶる。
半身を翻し、勢いが付いたままの皇后崎が転ばないように腹に手を回す。遠心力を利用して皇后崎を姫だきにして動きを封じた。
「…は?」
気が付いたら自分よりも背の低い女性に姫だきにされた皇后崎は衝撃と驚愕を目で語った。
「…こ、皇后崎さん!狡いですよ!!」
四季に蹴りを入れようと助走したまま遊摺部は地面に突っ込んだ。そのまま手合わせなんか忘れたかのように四季の腕の中の皇后崎を下から睨め付けた。
「その、大きなやわっパイに合法的に触れられるなんて!!」
「皇后崎さんの代わりに僕を抱き抱えませんか?」
「…おいテメェ、言うな」
皇后崎は視線を下げた途端に目に入る四季の胸部を意識しないように目を逸らしている。
「ちょ、そっ!そんな付き合ってもない男女が、そんな密着してんじゃねぇ!!」
バイクに跨りながらも四季と皇后崎を指差し叫ぶ矢颪。
「そこまでだ…」
「四季、皇后崎を離せ」
「代わりに僕を!」
「うるさい」
無陀野の一声で皇后崎をゆっくり下ろし、ついでに頭を撫でる。
遊摺部はここぞとばかりに声を上げるも、その声は無陀野によって叩き落とされた。
「皇后崎、後で話がある」
「ここに残れ」
「…分かった」
「皇后崎以外は帰っていいぞ、あと四季も」
細めた目で皇后崎を見つめる多くの視線を無視しながら四季の手から逃れる。
「四季ちゃんは、回復力今は落ちてるから俺と一緒に保健室だよ〜」
「はいよ」
さりげなく四季の手を取って繋いだ花魁坂、その手を羨ましそうに睨みながら遠くなった背中から視線を外す。
「…さて、聞きたいことがあんだよね〜」
妙に真剣な顔をした紫苑が皇后崎に近付く。
「あいつの胸の事だろ」
「鋭い観察力と想像力!ゴホッ…goodをあげようじゃないか!!ゲホッッ」
「ド直球ですね…まぁあってるけどな」
躙り寄る大人に向けて、小さく悪態を吐いた皇后崎。
「童貞かよ…っつーか告白でもしたのかよ」
「…そうだな、本人のいない所で争っても意味はない、時間の無駄だ」
そう言って無陀野は四季がいる羅刹校内へと全速力で戻る。抜け駆けされたとその背中を追って走り去る本命童貞の方々。
あれほどまで賑やかだった皇后崎の周りは、数秒で誰も居なくなっていた。
「四季/一ノ瀬/先輩!!!」
廊下から勢いよく走ってくる音が聞こえたと思い、相変わらずパーソナルスペースが近い花魁坂にハグされながら何事かと廊下側を見た瞬間。
扉が壊れるのでは…と思うほどに開けられて息を整えている無陀野達が入ってくる。
そして一斉に呼ばれる。
背筋が反射的に伸びる、何かやらかしたかと思っていれば聞こえてきたのは説教や叱咤の声ではなかった。
「「俺と/僕と」」
「「付き合って/結婚して」」
「「くれ/ください!!」」
空白。というか理解が追いつかない。なんて?と四季はぐるぐる考えていた。
一方で無陀野たちは、重なった声の中に順を吹っ飛ばして結婚しようとしている奴に詰め寄る。
「おい、紫苑、お前」
「え、いや俺ってなんで決めつけんだよ」
「どうせお前だろ、いやもうお前で良い、お前で良いから顔面殴らせろ」
般若を背負う並木度と、心当たりしかない紫苑。
「じゃあ、お前じゃないのか?紫苑」
「え、いや?普通に俺だけど」
「やっぱテメェじゃねぇかよ」
「おい、朽森…どうやって死にてぇ」
「…紫苑花は飾ってやる」
「準備を飛ばすとは、言語道断!ゲホッゲホッ…」
賑やかに騒ぎ出す皆んなを見つめながら、四季は幸せそうに涙を溢した。急に泣き出した四季にあわててハンカチで拭う花魁坂。
「えっ!?ちょ、四季ちゃん!」
「ちょっと!ダノッチもまっすーも、抜け駆け良くないし!四季ちゃん泣いちゃったじゃん!!」
抱きついていたお前が抜け駆けとか言うのかよと心の中で一斉にツッコミを入れながら涙を落とす四季に近付いた。
「四季、すまない。困らせる気はなかった」
「チッ…どうせ言わなきゃテメェは意識しねぇだろ」
「すみません…でも、知っておいて欲しくて」
「…泣かないでくださいよ〜、ただ四季先輩が好きってだけですって」
「ずっと、言えなかった故に伝えるべきだと思った…」
「また居なくなってほしくないんですよ…」
真剣な顔で四季を撫でたり背中をさすったりする優しい手に余計に涙が落ち続ける。
「…お前ら…揃いも揃ってバカか…」
「私、おととい目覚めたばっか…なんだぞ」
口ではそう言うものの四季の顔は幸せに満ちている。
「……私で、良いの」
「キズモノだしだよ…、多分子供も…出来ない」
「体だって…傷だらけでボロボロだ…」
何度四季は思ったか、桃に無理矢理されるぐらいならばー。
無陀野達だったら良かったのに。
そう、何度も ー。
「…それでも、四季が良い」
「誰よりも強くて優しくて…」
「お前じゃなきゃ、俺らが嫌なんだよ」
「はは…わたし今1番、幸せかも」
また、その優しい笑顔を見れた。それだけで満足だ。
あぁ、壊れていた愛しい君よ。
愛されることを、知ってくれ。
数年後ー。
「ただいま」
「!おかえり、無人さん」
エプロンをしながら出迎えてくれた四季、玄関には既に無陀野以外の靴が並べてあった。
「…ただいま、四季」
四季の小さい体を抱きしめながら、無陀野は噛み締めて言う。
「にしても…鬼と桃の戦争終わってよかったね〜」
四季が作った晩御飯を囲みながら、テレビ流れているニュースを耳で聞く。
「そーだな」
「誰も欠けてないし、平和だし…」
「最高じゃん」
そうやって笑った四季の右手には、銀色に光る指輪が嵌められている。
番外編集
番外編1、四季が意識のない時
真澄は1人で、四季の前に座っている。反応を返さない四季の白い肌をなぞる。
偵察部隊隊長を担っている今、こんなことを誰かに聞かれてはいけないし、言ってもいけないとは分かっていた。
けれども…
「こんなになるんだったら、俺のことでも良いから言えば良かったのに、なぁ…」
「言ってれば、四季」
「今もお前は、俺に笑ってくれたか…?」
帰ってこない返事も、向けられることのない笑みも。全てが真澄にとっては辛い。
じゃあな、と四季の頭を撫でて部屋を後にした。
番外編2
『誰が四季に指輪贈るのか? 』
四季のいない部屋で話し合っている。誰一人として譲ろうとはしないのだから。漸く四季と結ばれたのだこれ以上譲る気はない。
「俺が贈れば済む話だ」
「ダノッチでも流石に譲れないよ…」
「俺が贈ればいいだろ」
「隊長…僕が贈ります」
「私が丁重に贈ろうではないか」
「俺贈り物にはセンスあるんで俺でいいじゃないっすか〜」
「お前は信じられねぇな」
「「「猫の言う通りだ」」」
一致した声に皆は再度頭を悩ませる。自分は贈りたい、でも他の奴らも譲ろうとはしない。
「…じゃあ、もういっそのこと」
「指輪以外のも贈ればいいんじゃないっすか?」
「…それだ!!」
四季に指輪以外のを多くあげればいい。
結果盛大なるじゃんけんによって。
無陀野からはネックレスを
花魁坂からはピアスを
並木度からは髪飾りを
紫苑からはアンクレットを
印南からは服を
猫咲からは香水を
そして見事にじゃんけんという闘いを制した真澄は四季に指輪を贈った。
まぁ、四季とおそろいがいいからとみんな結局、真澄が選んだ指輪を持っているけれど。
贈り物の意味
ネックレス 『離したくない、束縛 』
ピアス 『側にいたい、あなたを守りたい』
髪飾り、簪 『一緒にいたい、あなたを守る』
アンクレット 『束縛、自分の存在を近くに感じてほしい』
服 『あなたと一緒にいたい、大切に思ってる』
香水 『あなたを独占したい』
指輪 『永遠』
番外編3
「四季、手伝う」
「!真澄ありがと」
キッチンで皿を洗う四季の横に立ち、泡に塗れた皿を水で流す。
「…似合ってる」
四季の左手に輝く指輪を見つめながら真澄はそっと呟いた。四季は真澄の目線の先にある指輪を大切そうに指でなぞる。
「…だろぉ、私のかっこいい彼氏さんが贈ってくれたんだ」
「へぇ…そいつのことどんぐらい好きなんだよ」
「ん〜、言い表しきれない程に好きなんだよ」
横目で四季は隣の真澄に微笑んだ。
「愛されてんなぁ」
「私が?彼氏が?」
「四季が」
全て洗い終わって手を拭いた2人、真澄は四季の頬にそっと手を伸ばして唇を重ねた。
「でしょ」
「俺もそう思う。」
キッチンから聞こえてくる甘いイチャつきに、リビングにいた紫苑と猫咲はブラックコーヒーで口直しをした。
「真澄先輩、四季先輩に甘すぎねぇか」
「だな」
ニコニコと笑う並木度、仲が良いことは喜ぶべきだと血を吐きながら言う印南。
今日もこの家は幸せそうである。
後日譚、番外編、数年後
全部書き終えましたー!!!
大満足です…
最後の最後までお付き合いいただきありがとうございます…
って言ってもこの後、1人1人とのR-18も書きたいですし、バットエンドverも書く予定ですのでまだまだ続いてしまいます…
もう暫く主の妄想にお付き合い願います…
こっから全く関係ない主の独り言なんですけれども、主現在進行形で製図の補習中なんですよ…
5時まで!!
5時になって帰るじゃないですか、主学校から家まで電動チャリの最高モード(1番アシストしてくれるヤツ)で全速力でチャリ漕いでも、40分かかるんですよ!
家まで!!
しかも寒いし暗いし…
頑張りまーす…(´-ω-`)