テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
?? 「ザみ…」
日帝 「うおっ!?」
ガッシャーン
こいつが来てから外に出ると必ず悪いことばかり起こる
日帝 「……もう祓ってしまおうか…」
なんて考え始めてはや3日
日帝 「………結構見えるようになったな」
日帝 「お前、本当に霊だったのか…」
? 「ザザあザ…」
日帝 「まだ誰か分からないレベルだけどな…」
日帝 「……今日は遊びに行くから外でないとだよな」
日帝 「せめて他の奴らには勘弁してくれよ…?」
? 「ザだザザサ」
日帝 「…よし」
日帝 「行ってきます」
? 「ザうザぁ゛ザザ…!!!」
日帝 「…?うおっ」ビクッ
ガッシャーン
日帝 「あっっぶな」
日帝 「これ立ち止まってたら死んでたぞ…?」
日帝 「ほんと勘弁してくれ…」
? 「ザザ…ザ…」
日帝 「ってことでまだ居るんだよ」
日帝 「あとこいつ幽霊だった」
? 「ザなザザ」
ナチス 「逆にそれ以外に何があるんだ?」
アメリカ 「幻覚(笑)」
日帝 「はっ倒すぞ」
イタ王 「もうそれ悪霊じゃないんね…?」
日帝 「だよな…」
「すみません!遅れました!」
日帝 「え」
日本 「父さん!!!やっほ!!」
日帝 「…??」
ナチス 「つい日帝も来るって言ってしまって日本も来たいって…」
アメリカ 「Japanは日帝のこと大好きだよな!」
日本 「久しぶりですね!!」
日帝 「そうなのか…」
日本 「それで、父さん」
日本 「幽霊ってどういうことですか」
日帝 「……聞いてたのか?」
日本 「もちろん!盗み聞きの達人こと日本なので!」
日帝 「始めて聞いたぞ」
日本 「見えないところに話しかけていた時」
日本 「何で妖怪〇ォッチに影響されてるなんてはぐらかしたんです?」
ナチス 「それ見られてたのキツイな…」
イタ王 「お父さんがそんなことしてたら泣くんね!」
アメリカ 「はぐらかしかた下手かよ」
日帝 「お前ら一旦黙れ?」
日帝 「日本のことを怖がらせたくなかったんだ」
日帝 「本当は影響されてないんだ。嘘をついてすまない」
日本 「父さん……!!」
イタ王 「感動なんね…!」
ナチス 「どこが?」
ナチス 「日本に原因かもしれない石を見せてみたらどうだ?」
日帝 「まあそうだな」
スッ
パァアアアア
日帝 「あれからずっと光ってるんだよ…」
日本 「…この石」
日本 「取り憑かれてません?」
日帝 「……え?」
日本 「普通、人は幽霊が取り憑いた物を触らないと見えないんですよ」
ナチス 「俺もそれ触ったぞ?」
日本 「……日帝さんは幽霊とはどうなんです?」
日帝 「どう、とは?」
日本 「そのまんまです」
日帝 「最悪だな。命狙われてるんじゃないかってくらい事故が多い」
日本 「幽霊がついてからの日数わかりますか?」
日帝 「えーと…6日くらいたったんじゃないか?」
日本 「そうなんですね!」
日本 「見え始めたのはどのくらいですか?」
日帝 「6日前ぐらいだな」
日本 「……え」
日本 「……やだなあ…日にち盛ってますよね?」
日帝 「盛ってないが…」
日本 「……………」
日本 「良く聞いて下さい」
日本 「人が幽霊を見えるようになる条件は
[幽霊が取り憑いている物]に触るかつ
[死期が近付いている]です」
日帝 「……え」
日本 「死期が近付くと段々と見えたり声が聞こえるようになります」
日帝 「……は?」
日本 「で、でも!これは伝説ですし…!」
日本 「対処法はありますので…!」
? 「ザザあザとザ」
日帝 「まあそうだな」
(あれ、こいつの服って…)
日帝 「俺とおんなじ…」ボソッ
日帝 「皆で考えれば…ヒュッ」
日帝 「ゲホッゲホッ」
ビチャッ
日帝 「……え?」
ナチス 「日帝…?!」
アメリカ 「はッ…!?」
イタ王 「ちょちょ…大丈夫…!?じゃないか…」
日本 「ッ…」
アメリカ 「Japan!対処法は…!?」
日本 「すみません…ないです……」
日本 「ッ父さん………」
日帝 「ゲホゲホッ」
(死期、今かぁ)
日帝 「ヒュー、ヒュー」
日帝 「ぉ゙え…」
ベチャッ
ナチス 「にっテ…血…」
日本 「父サん…みズ…」
日帝 「ゲホッゲホッ」
日帝 (あ…もう無理だなこれ)
日帝 (まだかろうじて目が見える…)
日帝 「ゲホッゲホッ」
‹ニッ…て…゛
‹しっカ…り…
日帝 (…幽霊の俺、なんて顔してるんだよ)
? 「ザ…ごめ…ザまザたサ…救えなかザザザったッ…」ポロポロ
? 「ごめザザサんなザサさザ…ザザザザ…」
日帝 「…ごッめんな゛…疑っ、て……」
日帝 (ずっと忠告してくれてたのに)
俺 「ッ絶対、!!またもう一度幽霊として助けに来るから…!」
コメント
8件
じゃあ幽霊くんが主人公的な感じってことかッッッッッッッ!!んんんんさしみちゃん...天才?????????
まさか.....これがずっと続くとは思ってなかったんだ俺は...的な感じになって欲しい!
わぁ?