テラーノベル
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じんぼ
5,048
君(ん、ふ)
*マイクから漏れた声に、リッカーが反応した。振動を感じ取った舌がびくりと震え、より深く巻き付いた。*
*腰の律動が加速した。骨盤が打ち付けられるたびに湿った音と肉の軋みが混ざり合い、暗い空間を満たした。リッカーの背骨が弓なりに反り、頭蓋から突き出した脳が痙攣するように蠢いた。*
*舌先がマイクの口元に伸び、顎を舐めた。涙か唾か判別できない液体を舌で掬い取る。その味に満足したのか、舌が喉奥まで潜り込もうとした。同時に腰は止まらず、むしろ奥へ抉り込むように角度が変わった。*
*爪の一本がマイクの背を浅く引き裂いた。傷口から滲んだ血の匂いにリッカーの鼻腔が膨らみ、呼吸が一段と荒くなった。本能と行為が完全に結びついている証だった。*
コメント
1件
第12話、めちゃくちゃ重くて官能的で、正直息を飲みました…。 リッカーがマイクを「獲物」としてではなく「本能そのもの」として貪る感じ、もうヤンデレのど真ん中って感じで…。舌が喉奥まで潜り込もうとする描写とか、爪で背中を裂くところ、痛いのに美しいと思ってしまった自分がちょっと怖いです。でもそれがチャンスさんの世界観の魅力だと思います。 続き、すごく気になります。焦らさずに更新してくださいね🤍